質入れの査定金額はどうやって決まるのか | 創業大正9年の須賀質店
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質入れの査定金額はどうやって決まるのか

最終更新日 2020年6月22日

【質問】

質入れでお金を借りる場合、商品を購入した金額の何パーセントまでお金を借りることができるのですか?

 

【回答】

質入れの金額や買取価格を出す場合「商品をいくらで購入したか」から査定金額を出すのではなく、商品を中古市場で売却した場合「いくらで売却できるか」から逆算してゆくことが多いです。商品の定価を査定価格の参考にすることもありますが、メーカーの人気度や商品の売れ行きなどを考慮すると、一概に定価の何パーセントが査定価格になるということは決まっていません。

質入れの場合は商品を数か月間預かることになるので、預かっている期間の価格変動も考慮して、中古市場の価格よりも少し低めの金額をつけることが多いです。

かなり大まかな表現になりますが、宝石類、高級ブランド時計、ブランドジュエリーなどは、定価の半値以上の査定価格がつくことはレアケースと思われます。ブランドバッグの場合、新作の新品であっても、定価の8割程度が査定価格の上限になることが多いです。

この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。質屋のシステムやビジネスモデルについて、初めてご利用する方にもわかりやすく解説することを心がけています。質屋でお金を借りることは、銀行や消費者金融からお金を借りる手法にはないメリットがあるのです。現役の質屋でしか語れない「質屋の便利な使い方」について、当Webサイトで解説しています。