質屋の買取時の新品の基準は | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
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質屋の買取時の新品の基準は

最終更新日 2020年6月22日

【質問】

質屋で新品の商品を購入しましたが、家電製品で初期設定などがされた状態でした。これでも新品で販売するものでしょうか?

 

【回答】

当店では店頭販売をしていないので、一般的な事例としてお話しいたします。

質屋での新品の基準は未使用の状態です。一般的に買取の場合の時計ですと、シールなども張られたままでブレスレットのコマも詰められてなくビニールで巻かれたままの状態です。鞄ですと、手持ちの部分やカドなどを見て使っているかどうかを確認します。電化製品の新品の基準はかなり厳しいです。カメラやパソコンは未開封でかつ、未記入の保証書が必要だったりします。保証書に販売店の印鑑が押されていた場合は新品とは言えなくなってしまいますのでご注意ください。

ご質問の事例ですが、お話だけから判断すれば当店での新品の基準とは異なっているように思えます。おそらくその質屋も初期設定されていることに気がつかなかったのでしょう。買取で仕入れたのか、古物市場などから仕入れたのか分かりませんが、新品ということで、箱も開けられない状態で仕入れたのだと思います。そして、新品だと信じたままに未開封のまま販売をしてしまったのでないでしょうか。こういう場合は販売店にお問い合わせの上に返品されるのがよいでしょう。

この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。質屋のシステムやビジネスモデルについて、初めてご利用する方にもわかりやすく解説することを心がけています。質屋でお金を借りることは、銀行や消費者金融からお金を借りる手法にはないメリットがあるのです。現役の質屋でしか語れない「質屋の便利な使い方」について、当Webサイトで解説しています。