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六本木の質屋
六本木の質屋 質屋の業界情報
東京池袋、渋谷、五反田、都内３店舗で営業している須賀質店が六本木の質屋について解説しています。六本木ヒルズや東京ミッドタウンなど、東京の最先端エリアと言っても過言でない六本木エリアでお勧めの質屋はあるのでしょうか。昼はIT系や金融系のビジネスマンが行き交う街、夜は最新ファッションを身にまとった若い女性や若い富裕層の男性が集まる街 六本木の質屋事情を、須賀質店が解説いたします。
仕事や通勤、通学で六本木界隈を訪れる方で、六本木近辺の質屋の利用をお考えの方はご覧になってください。
六本木の質屋
六本木は東京都港区の北西部に位置する街で、六本木一丁目から六本木七丁目までの行政地名から成り立っています。その昔は武家屋敷が立ち並んでいたようですが、現在は六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、泉ガーデンなどの再開発された大型建物群がビジネス街としての印象を強くイメージさせる街ですが芸術の街としてのイメージも強く、六本木付近の新国立美術館、森美術館、サントリー美術館の３つの美術館を結んでアートトライアングルという呼称もあるくらいです。
六本木は再開発された大型ビジネスビル、外国人も集まる繁華街、ITや金融のビジネスマンの集まる街の印象が強いですが、六本木五丁目には名門 東洋英和女学院の校舎があるなど意外なくらいに緑が多い街でもあります。
六本木には平成の初期の頃には複数の質屋が店舗を構えて営業していたようですが、現在では業界最大手の大黒屋さんのみのようです。
①大黒屋 六本木店 東京都港区六本木5-2-5
②大黒屋 六本木店 東京都港区六本木4-9-9
①②ともに、大黒屋さんの六本木店ではありますが、会社名は同じですが両社は別会社です。新宿の様な大きな街では、両方の大黒屋さんが質屋とブランドの販売をしています。②の店舗では、金券やチケットの販売も取扱いしています。
六本木の質屋が少ない事情
六本木ヒルズの場合
現在の六本木ヒルズが建設されたエリア 六本木六丁目の旧テレビ朝日の周辺は、古い木造建築が立ち並んでいて道路幅が狭かったために、緊急時の消防車が通行することも困難なエリアでした。その古い街並みを再開発する目的で、1990年にテレビ朝日本社の移転を含めた都市再開発計画が立案されました。
六本木六丁目の開発のために通称「六六計画」と呼ばれて、赤坂でアークヒルズの開発を行った森ビルが朝日テレビの赤坂移転～森ビルとの権利変換に基づいて、森ビルが旧テレビ朝日エリアの地権者となりアークヒルズに続く再開発事業が開始されることとなります。
1993年に六本木六丁目地区第一種市街地再開発事業が立ち上がり、周辺住人も含めた勉強会が開始され、この勉強会が発展することで1998年には六本木六丁目地区再開発準備組合が設立さました。
準備組合が設立されたことで事業計画は粛々と進められることとなり、1999年に東京都権利変換計画が認可され、この地域に住んでいた住民は仮住宅への移転が開始されました。
開発計画持ち上がった1990年から10年を経て、住民の移転が始まることとなったわけですが、工事の進行は住民の移転よりもずっと早く、工事着工から完成までは約3年で現在の六本木ヒルズが開業することとなったわけです。
六本木ヒルズには、世界の一流ブランド品のブティックが店舗を構えていて、その店舗数はおよそ30店舗を超えるほどになります。特に六本木けやき通りの1階、2階部分には、ロレックス、ティファニー、ルイヴィトン、フェラガモといった高級ブランドが店舗を出店しています。
またウィストウォーク2階部分には、カルティエ、グッチ、サンローラン、ボッテガヴェネタといったメーカーが店舗を出店していて、土日祝祭日などは外国人も含めて多数のカップルで店内はにぎわっています。
ロレックスやカルティエ、ルイヴィトンの製品と言えば、質屋やブランド買取専門店に多数持ち込まれて、最新式のモデルであれば高価買取の対象になる商品がたくさんあります。最近では質屋でもブランド買取店でも、ロレックス質入れ査定額や買取査定額は上昇していて、1例をあげると
①ロレックスデイトナ 116520型 G番保証書あり 買取査定額1,400,000円
②ロレックスサブマリーナ 116610LN G番保証書あり 買取査定額700,000円
③ロレックスGMTマスター 116710LN V番保証書あり 買取査定額700,000円
これらのロレックスの時計は質屋でも買取専門店でも人気があるので、査定価格は上昇する一方の状況です。ロレックスの正規ブティックがあるのに、ロレックスの買取を強化している質屋や買取店が六本木に少ないというのは、少し意外ですね。
同じようなことはカルティエにもいえます。カルティエには最新の時計のモデルに「カリブル」というシリーズがあり、カルティエ初の自社製のムーブメントを搭載した人気モデルなので、質屋やブランド買取専門店に持ち込まれることが多いですが、六本木で販売されたカルティエの質入れや買取に六本木に質屋があっても良いような気がいたします。
東京ミッドタウンの場合
六本木の東京ミッドタウンは、江戸時代 萩藩 毛利家下屋敷として武家専用の屋敷として使われて、明治時代にはいると陸軍駐屯地として周辺と隔離されて、一般人が入ることは出来ない地域になりました。そして、終戦後にはアメリカ軍の宿舎として使われたために以前同様に一般人は入れず、日本に返還された後も防衛庁の檜町庁舎として使用されてきたために、数百年物あいだ一般人の入れない隔離されたエリアだったといえます。
2000年に防衛庁本庁が市ヶ谷に移転したので、この六本木の地での開発がスタートしました。一般人を遮断し続けた敷地には毛利下屋敷跡の石垣の残りである石積みや、旧防衛庁時代に植えられていた約140本の樹木はそのまま緑地として東京ミッドタウン内に残っています。
2000年、防衛庁本庁が檜町から市ヶ谷に移転したことから、この街の新しい都市計画が始まりました。広大な緑を臨む港区立檜町公園を含めた再開発事業です。2001年9月、コンソーシアム6社がこの土地を落札することで、このプロジェクトはスタートしました。民間都市再生の事業認定を受け、関係者のご協力のもと、2007年3月にグランドオープンを迎えました。
東京ミッドタウンの敷地内には、歴史を物語るものがいまも数多く残っています。旧防衛庁に植えられていた約140本の木々は東京ミッドタウンの緑地として、毛利下屋敷跡の石組溝の石は、現在は擁壁として、形を変えて受け継がれています。
この東京ミッドタウン内にも、六本木ヒルズ同様に高級ブランドブティックが店舗を構えています。代表的なブティックは、ガレリア１階に位置しているタサキとハリーウィンストンです。タサキは日本のブランドメーカーとして質屋の店頭にも数多く、質入れや買取の依頼のある商品です。
ハリーウィンストンは、もう説明の必要が無い程ダイヤモンドの世界では有名なメーカーです。キングオブダイヤモンドとまで呼ばれて、世界中の女性を虜にしているアクセサリーとウォッチのメーカで、こちらの商品も質屋の店頭で買取や質入れの依頼が多いです。
特にハリーウィンストンの質入れや買取の場合、取引金額が高額になることと、ダイヤのクォリティをしっかり見極められる査定力が必要になるので、日ごろから高額品のアクセサリーや時計を取り扱っている質屋でないと、質入れや買取の査定は難しいでしょう。ハリーウィンストンのダイヤ付きのアクセサリーや時計の買取や質入れを狙って、六本木界隈に質屋が複数あっても良いような気がいたしますが、今のところ六本木の質屋は先の２店舗しかない様です。
六本木の質屋 まとめ
六本木は繁華街としての一面もあり、その様子は新宿や銀座、渋谷や池袋などと違った雰囲気を漂わせています。六本木ヒルズには、株式公開で知名度と資金力が高いIT系企業が多い印象が有りますし、住居エリアである六本木ヒルズレジデンスには、これらの企業のオーナーや役員といったベンチャー企業の経営者が住んでいることもあり、富裕層の比率が高い印象が有ります。
繁華街で働く人々の所有物は、六本木に限らずどこのエリアでも高級ブランド品や高級ブランド時計が多いですが、これらの商材の引受先として質屋があることが多いです。特に新宿、池袋には質屋やブランド買取店が多数ありますが、こと六本木については他の繁華街と同様の質屋の法則が当てはまらない様です。
質屋が今後六本木にたくさん出来る様な雰囲気はないので、六本木で質屋を探すのであれば他のエリアを探した方がよさそうです。六本木の近辺、渋谷、麻布十番、恵比寿あたりには、質屋やブランド買取店がたくさんあります。このサイトの運営会社 須賀質店も渋谷、五反田、池袋に店舗があるので、ブランド品の買取や質入れを検討しているのであれば、ぜひお問い合わせになってみてください。
