失敗しない質屋選び

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質屋でお金を借りる その時気を付けるいくつかのこと

2014年6月12日

質屋でお金を借りる その時気を付けるいくつかのこと

 

 

現代の質屋は、金やプラチナの買取、ブランド品の買取、中古ブランド品の販売店、等のイメージの方が強くなってしまって、質屋でお金を借りることが出来ることを知らない人も多いと言われています。質屋も積極的にブランド買取やチケット買取をおこなっている昨今ですが、質屋は消費者金融やカードローンが誕生する前までは、庶民にお金を貸す代表的なお店だったのです。

 

 

こちらのページでは、このサイトの運営会社須賀質店が、質屋でお金を借りるその時に気を付けること、質屋でお金を借りる時のコツについて解説しています。現役の質屋が、実務の中で感じるメリットとデメリットについて触れているので、これから質屋を利用しようとしている方は参考にしてください。

 

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質屋でお金を借りるには

 

 

質屋でお金を借りる手続きは、実はとても簡単です。以下の手順で手続きを進めれば、銀行カードローンでキャッシングするのと同様に簡単に質屋から融資が受けられます。給料日前にピンチになった時は、質屋でお金を借りることも考えてみましょう。

 

①質屋でお金を借りるには預ける品物と身分証明書が必要です。これら2つを持って質屋の店舗に行きます。

 

 

②質屋が品物の真贋を見る鑑定と、値段を付ける査定をおこない、品物にいくらか貸せるか融資額を判断します。ここでたとえば5万円の査定額が付けば、5万円までの融資を受けることが出来ます。ここで言う5万円は借りれる上限金額なので、必要がなければ5万円まで借りる必要はなく3万円でも1万円でも希望の金額を借りることが可能です。

 

 

③借入れ期間は3ヵ月なので、3ヵ月以内に借りたお金とかかった利息を持って質屋の店頭に行けば品物は返してもらえます。借入れ期間は質期限とも呼ばれていて、利息を払うことで延長することもできます。

 

 

④もし保管期限である3ヵ月以内に借りたお金も利息も払えなければ、そのまま質流れにすることが出来ます。質流れになれば、借りたお金も利息も支払う必要はなくなり、その後の取り立てや催促はありません。

 

 

質屋でお金を借りる流れを簡単に書きましたが、より詳しい解説が必要な場合はこちら(⇒質屋 預かり)をご覧ください。査定に時間がかかる商品であったりすることがなければ、来店からお金を手にすることが出来るまで15分~20分程度の手続きです。

 

 

質屋でお金を借りた後の返済方法は

 

 

質屋でお金を借りた場合借入れ期間は3ヵ月なので、3ヵ月以内に返済するか、借入れ期間を延長するか、質流れにするかを決める必要があります。

 

 

①3ヵ月以内に借りたお金を完済する場合

 

 

質屋の営業時間中に店頭に行き借りたお金と利息を支払えば、預けた品物は返してもらえます。ここで利息の計算方法ですが、質屋の利息は月利で表示されている場合が多く、1ヵ月ごとの利息の計算になります。例として1月10日に質契約をした場合、2月10日までが利息1ヶ月、3月10日までが利息2ヵ月、4月10日までが利息3ヶ月になります。

 

 

利息は月利なので、期限を1日でも超過すると1ヶ月分の利息を負担することになるので、期限の管理は大切です。なお、このサイトの運営会社須賀質店では、半月ごとの利息の計算を取り入れているのでお客様の負担は軽くなっています。

 

 

利息の計算方法はとても簡単で、100,000円借りたときの月利が1.8%であれば1ヶ月の利息は1,800円です。2ヶ月借りれば3,600円、3ヶ月借りれば5,400円ですね。(平成30年12月10日現在の須賀質店の利息です)そして、質屋の利息の支払いは3ヶ月ごとの後払いでしはらいます。金融機関からの借入れは利息は先払い、利息の支払いは元金の支払いと合わせて毎月払いであることと比較すると、質屋の利息の支払いはユニークですね。

 

 

②3ヶ月以上、借りたお金の返済を延長する場合

 

最初の質契約で決めた3ヶ月以内の返済が出来ない場合は、3ヶ月の期限が到来する前に3ヵ月分の利息を支払えば、再度3ヵ月返済期間を延長することが出来ます。須賀質店では、期限を延長する利息の支払いを店頭で支払う方法と、銀行振込で支払う方法の2つの方法をご案内しています。

 

 

借りたお金を完済して品物を取り戻す時をのぞいて、利息の支払いだけの場合は銀行振込を利用しているお客様が大半の様に思われます。

 

 

③借りたお金を返済せずに質流れ(流質)にする場合

 

借りたお金を返済できる目途が立たない、預けた品物が要らなくなった、等の理由で質流れ(流質)を選択することも可能です。また、質流れ(流質)にするかどうかは、お客様の判断で自由に決めることが出来ます。そして、質屋への連絡は一切する必要はありません。

 

 

質契約の3ヶ月の期限が過ぎれば、自動的に質流れ(流質)の扱いになりますが、須賀質店では期限の数日前にお客様の携帯電話に連絡をして、質流れ(流質)にするかどうかをお尋ねしています。もし支払いが期限を過ぎる様であれば、この期限前の電話連絡の時に相談することも承っています。

 

 

 

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質屋に預けられないものは何ですか?

 

 

質屋に預ける品物は、質屋が質蔵という倉庫で保管出来る物でなければ預かることが出来ません。良くある質問に「車を預けて質屋からお金が借りれますか」という質問がありますが、質屋は車を質蔵で保管出来ないので車は質入れ出来ないのです。

 

 

土地建物の権利証を預けて、質屋からお金を借りることが出来るかという質問も良く受けますが、土地建物の権利書では質屋からお金を借りることは出来ません。

 

 

生き物も質屋で預かることが出来ないものです。保管が難しい物や腐敗するものなども質屋に預けてお金を借りることが出来ないものといえます。

 

 

また、高級腕時計などのブランド品を貸し出すレンタル業者がいますが、これら業者から借りたレンタル品も質入れすることは出来ません。ブランド品レンタル業者とヤミ金業者がグルになって、高利を貸付けていた事件もありました。

 

 

質屋に預けられるものは何ですか?

 

 

質屋で質預かりしてもらってお金を借りる時に、どんな品物を持って行くのが効率的でしょうか。質入れする時の品物の査定価格は、新品買取価格の20%~50%になることが多いので、例えば10万円を質屋で借りようと思えば新品の販売価格が20万円~50万円程度の品物を用意しなければなりません。

 

 

販売価格が20万円~50万円の品物で、持ち運びが容易にできる品物ということになると、高級ブランド品や貴金属やブランドバッグが多くなるということになります。質屋で預かる品物を質草とか質物といいますが、質物や質草にロレックスの腕時計やルイヴィトンのバックなどが多くなるのは、こうした理由からです。

 

そして、ブランド品等を預かってお金を貸すことが出来る業者は、今のところ質屋しかありません。質屋を営業するには質屋営業許可を取らなければ無許可営業になって、処罰の対象になります。質屋は各都道府県の公安委員会から許可を取得して、質屋営業法という法律に則って営業をしているのです。

 

より詳細な質屋の質草、質物についてはこちら(⇒質屋に預けられるもの)をご覧ください。

 

 

 

 

質屋に預けられる意外な物とは?

 

 

須賀質店で預かった意外な物では「お金」があります。お金でも何百年も前の大判、小判などではなく、聖徳太子の描かれた一万円札や、岩倉具視の描かれた五百円札といった旧札です。

 

 

Apple iPhone1

また、最近ではアップル(Apple)社のアイパッド(iPad)やアイフォン(iPhone)といった携帯端末、スマートフォンの預かりが増えています。スマートフォンは分割払いで購入している方が多いと思いますが、分割支払い中でも質入れすることができます。もっともアイフォン(iPhone)やアイパッド(iPad)などのスマホ、携帯端末は、モデルチェンジが早いので新しい機種が発表されると、それまでの相場価格が大きく変わってきます。アイフォン(iPhone)などのスマホは、現在のところIphone7以上の機種でないと質入れは難しいと思われます。

 

 

スマートフォンやタブレットPC、ノートPCは、質屋で預かる時にわざわざデーターを消去する必要はありません。預かっている間に、質屋がデーターを見たりコピーすることは絶対にないので安心してください。スマホは、質入れする前に、ログインする時のパスコードを解除するか店頭でお申し出いただくことになります。

 

また、アップル製品にはスマホを紛失した時に端末の位置を探し出す機能が付いているので、この機能を解除していただくこともお願いしています。アイフォン(iPhone)やアイパッド(iPad)の設定⇒iPhone(もしくはiPad)を探すがOnになっているのであれば、Offにしていただいています。なお、このiPhone(もしくはiPad)を探すOffにする場合は、apple IDパスワードを入力する必要があります。

 

 

 

 

保証書や鑑別書、鑑定証がなくても預けられるか?

 

 

時計であれば保証書、ダイヤモンドを含むすべての宝石に付く鑑別書、ダイヤモンドのみに付く鑑定証は、お客様から「なくしてしまったのですが取り扱えますか」とよく質問されるものです。須賀質店では保証書、鑑別書や鑑定証がなくても質入れも買取もしています。

 

 

質屋でお金を借りるメリット

 

 

通常お金を借りようと考えたときに、個人であれば銀行のカードローンや消費者金融を利用することが多いと思いますが、それでもあえて質屋でお金を借りるメリットはしっかりあるのです。

 

 

①品物を担保に預けてお金を借りるので、審査なしで個人信用情報がブラックでも問題なくお金を借りられる。

 

②借りたお金を返せなくなっても、預けた品物を諦めて質流れにすればその後の返済の必要はなくなる。

 

③未成年でも学生でも質屋を利用してお金を借りられる。

 

④年収の制限がない。

 

⑤年収の3分の1までしか借りれないといった総量規制の対象外である。

 

 

こんなところが、質屋でお金を借りるメリットであると考えられます。質屋での借入れは個人信用情報に記載されることがないので、取引先金融機関の目を意識して会社経営者の方で質屋から借入れをしている方もいるようです。

 

 

 

質屋でお金を借りるデメリット

 

 

質屋でお金を借りることは、メリットばかりではなく当然にデメリットが存在します。質屋でお金を借りる場合に当然意識しておかなければならないデメリットを解説します。

 

①利息が高い

 

質屋で支払う利息は、質利(しちり)とか質料(質料)等ともよばれますが、消費者金融や銀行のカードローンで支払う利息よりも高額です。そして利息の表示は月利で表示されることが多いです。

 

たとえば、質屋の利息が以下の様に掲示されていた場合、銀行をはじめとした金融機関の利息の考え方は「年利」ですが、質屋の場合は多くが「月利」です。例として表示した金利表の利息は、12倍にして年利と同様になるので、結構高額な利息になりますね。

 

~30,000円   8%

30,000円~50,000円  7%

50,001円~99,999円  6%

100,000円~499,999円 5%

 

これは、質屋の営業について詳細を定めた質屋営業法第36条で、質屋の金利は上限年利109.5%が認められているためです。質屋営業法は昭和20年代に制定された古い法律であることと、質屋は預かった品物を保管する保管庫の設置が義務付けられていて、設置に多額の費用がかかることや、盗品を取引した際には所有者に無償返還をしなければならない等もあって、高い金利が設定されていたようです。

 

質屋の利息が通常の金融機関の利息に比較して高いので、法律抵触するのではとお考えの方もいらっしゃるようですが、質屋営業法に則って質屋営業許可を取っている質屋であれば営業法を順守した利息の設定をしています。質屋で利息の安い質屋をお探しであれば、このサイトの運営会社 須賀質店にお問い合わせになって見てはいかがでしょうか。

須賀質店の利息(←はこちら)

 

 

②返済期限の連絡がない

 

 

質屋でお金を借りた場合、返済期間は3ヵ月のために、この期限を忘れてしまっている方が結構います。通常質屋はこの期限の連絡をしないので、うっかり忘れたままにしていると質流れになって、品物を処分されてしまいます。

 

 

この場合その後の返済の必要はなくなりますが、品物を手放したくないから質入れにしたのに、売却されて品物が戻ってこなくなったら、何のために質入れを選んだのかわからなくなってしまいますね。

 

 

質屋でお金を借りたら「質札」という預かり証を渡され、こちらに期限の記載があるので、3か月後に期限は自分でしっかり管理して、うっかり流質になってしまうようなことがないように気を付けたいですね。

 

 

③借入れ期間に注意、満月計算と歴月計算

 

質屋の利息は月利で表示されているのに合わせて、借入れ期間の数え方が「日割り」ではなく「月割り」の質屋が大多数です。そのために、期限を1日過ぎていても1か月分の利息を支払うことになります。

 

また満月計算というのは質入れした日を3/25とすると、1か月後の期限は4/25になりますが(弊社の取引例)、歴月計算というのは、月末を超えることに月数を数えるので、先の例で3/25に質入れして4/25に支払う場合2ヵ月の扱いになってしまうのです。

 

質入れする質屋が満月計算を取り入れているのか、歴月計算を取り入れているのかは、質入れの前に確認しておいた方が良いですね。

 

 

質屋でお金を借りる、その時気を付けるいくつかのこと まとめ

 

質屋でお金を借りるのにはメリットもあればデメリットもあります。初めて質屋を利用される方は、特にデメリットについては十分にご理解をしたうえで利用することがお勧めです。質屋からの借入れも借金なので、ご自身でしっかり管理する必要があります。

 

 

このサイト運営会社 須賀質店の試み

 

①業界最低水準の金利を目指しています

 

須賀質店では質屋のサービスを現代風にアレンジすることで、すべての利用者の方に使いやすく親しみのある質屋を目指しています。その試みのひとつが、業界最低水準に利息を引き下げる試みです。須賀質店では平成30年12月10日に利息の改定を行い、貸出金額に応じで以下の利息を提示しています。

 

 

10,000円~100,000円未満 2.3%

100,000円~300,000円未満 1.8%

300,000円~        1.5%

 

 

須賀質店でも質屋業界の慣例にならって金利の表示は月利ですが、質屋の上限金利と比較していただいても、格段にご利用いただきやすくなっていると思います。

 

また、須賀質店では月利の計算方法を半月ことに計算する方法を取り入れているので、数日遅れた支払であってもお客様の負担は確実に軽くなっていると思います。

 

 

②借入れ期限を連絡しています

 

須賀質店では、すべてのお客様に返済期限がくる前に期限の告知を電話でしています。質屋が定めている返済期間3ヵ月というのは、すべてのお客様が把握できているわけではないので、期限の告知はお客様から「忘れていたので助かったよ」「安心してお宅に任せておけるよ」と、評価のお言葉をいただいています。

 

 

③まとめ

 

質屋でお金を借りる その時気を付ける3つのこと、というテーマで解説させていただきました。質屋の借入れは審査が不要でブラックでも借入れが出来る、支払えなくなっても品物を流質にすればその後の返済はしなくても良い、といったメリットがあります。

 

その反面、金利が高い、期限の告知がない、月利計算のために期日を過ぎたときの支払い負担がある、などのデメリットも存在しますが、須賀質店ではこれらの質屋で借入れするデメリットの改善に取り組んでいることをご理解いただければと思っております。