ファイアオパール付きのリングを買取
最終更新日
2020年6月22日
オパールというと赤、黄色、青、緑・・・といった虹色に輝く石、といったイメージをお持ちの方も多いと思いますが、すべてのオパールが虹色のようにいろいろな色に輝くわけではありません。画像のオパールは虹色に輝いていませんがオパールの天然石です。
多数の色に輝くオパールはプレシャスオパールと呼ばれ、虹のような輝きのことは遊色効果と呼ばれます。画像のオパールは遊色効果のないオパールで、もともとの色が黄色、オレンジ色、赤色系のオパールなのでファイアオパールと呼ばれています。
画像のオパールは8.311カラット、周りのダイヤは1.87カラット、全体の重さが13.2gありました。中心のファイアオパールはカボションと呼ばれるドーム型のカットで十分な大きさがあり、傷や内包物が少なく、燃え上がるようなオレンジ色が鮮明でした。周りのダイヤも一粒づつが大きく、クォリティの高いダイヤだったので、300,000円の買取値段を付けました。
なおオパールは比較的柔らかい石のために、取り扱い方によって、または湿度の関係でひび割れしていますことがありますので、保管中は注意が必要です。
この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
代表鑑定士。会社員経験後、実家で質業の経験を積み、平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。全国のオークション市場に出入りし、最新の商品相場と流行商品の情報を収集しながら、高価買取を実現するためのノウハウをわかりやすく解説、説明してしています。