1.43ctある大粒のダイヤモンドを高価買取 ~ダイヤモンドのSIクラス、Iクラスについて解説~ | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
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1.43ctある大粒のダイヤモンドを高価買取 ~ダイヤモンドのSIクラス、Iクラスについて解説~

最終更新日 2023年12月21日

須賀質店五反田本店にて、1.43ctある大粒のダイヤモンドを買取いたしました。

 

今回買取しましたダイヤモンドは、ネックレスのトップに埋め込まれていたダイヤモンドでありましたが、ダイヤモンドだけで高額な買取金額がお付けできたため、今回はダイヤモンドにのみ焦点を当てて紹介します。

 

よくテレビの通販番組などで、「Iクラスのダイヤモンド」、「SIクラスのダイヤモンド」などといった売り文句を聞いたことがある人は少なくないと思います。

 

しかし、テレビなどの販売員は声高に「Iクラス」と言っているものの、ダイヤモンドのIやSIって何?と疑問を感じる方も多いと思います。

今回は、ダイヤモンドの買取を長く行っている須賀質店が、ダイヤモンドの品質について解説します。

 

これを読めば、通販番組などで販売員が言っている説明がわかりやすくなると思います。

 

【目次】

①ダイヤモンドの品質について

②ダイヤモンドのクラリティについて ~Iクラス、SIクラスとは?~

③今回買取したダイヤモンドについて

④須賀質店はダイヤモンドの買取経験が他店よりも豊富です

ダイヤモンドの品質について

ダイヤモンドの査定において、品質を確認することはとても重要です。

 

ダイヤモンドの品質は国際基準で定められている4Cに基づいて確認されています。

 

4Cとは、カラット、カラー、クラリティ、カットの頭文字であるCから作られた名称であり、これら4種類のポイントからダイヤモンドの品質を見極めます。

 

カラットは、聞いたことがある人も多いと思いますが、ダイヤモンドの重量(大きさ)を表しています。

 

カラット数が大きいものは、指輪やネックレスにおいても、真ん中の主役として使用され、買取金額もより高額なものが期待できます。

カラーは、その名の通りダイヤモンドの色味を表しています。

 

ダイヤモンドと言えば透明で綺麗な宝石というイメージが強いと思います。

 

実際にイメージ通り、ダイヤモンドは無色透明であればあるほど品質が良く、高額な買取金額が期待できます。

 

反対に、黄色みやブラウン傾向が強いものはその分品質が下がってしまう傾向があります。

 

次にクラリティは、ダイヤモンド内部の内包物などのことを指します。

 

ダイヤモンドは、天然素材のものであるため、内部に内包物が入ったり、キズがあることが多いです。

 

ダイヤモンドの内包物の大きさや、場所(目立つ位置にあるか)などによって品質は大きく変わり、内包物やキズが少なければ少ないほど高品質なものと判断されます。

 

通販番組などで宣伝文句として言われている「Iクラス」や「SIクラス」はクラリティのことを指しています。

 

クラリティの詳細についてはまた後ほど紹介いたします。

 

最後のカットとは、ダイヤモンドの原石をカットした際のプロポーションなどを指します。

ダイヤモンドはカットされることで生まれる光の屈折率などから輝きがまた異なります。

 

そのため、カットの善し悪しによっても品質や買取金額は異なるのです。

 

他にもダイヤモンドの品質を判断するポイントはいくつかありますが、4Cが品質や買取金額を決める上で重要なポイントになってきます。

 

次は、冒頭でもお話しました、ダイヤモンドのIクラス、SIクラスといったクラリティについて紹介します。

 

ダイヤモンドのクラリティについて ~Iクラス、SIクラスとは?~

冒頭でもお話したダイヤモンドのIクラスやSIクラスといった用語は、ダイヤモンドのクラリティを指しています。

 

既にお話している通り、ダイヤモンドのクラリティは内部にある内包物の大きさや位置になどによって品質を判断している4Cの内の一つです。

 

クラリティはダイヤモンドの金額を決める上でとても重要なポイントであり、査定員は10倍拡大鏡を通して、ダイヤモンドを観察してクラリティのクラスを確認します。

 

上の表はクラリティの一覧です。

 

左のFLが最も高くクラリティであり、Iクラスに近づくほど低くなっていきます。

 

カルティエやブルガリなどと言ったブランドジュエリーは、使用しているダイヤモンドを全て検品しており、スペックの高いダイヤモンドのみを使用しています。

 

ブランドジュエリーの多くは、VSクラスやVVSクラス以上のダイヤモンドのみを使用しており、高品質なジュエリーを生み出しています。

 

しかし、だからといってSIクラス、Iクラスのダイヤモンドが粗悪品という訳ではありません。

 

上の表において、Iクラスは肉眼で内包物が確認できると記載していますが、それはあくまで「熟練した査定員が」、「間近で見て」内包物が確認できるということです。

 

例え、Iクラスのダイヤモンド付きの指輪をしていたとしても身につけている人はもちろん、離れている人が一見しても内包物が見えるわけではありません。

 

そのため、Iクラスのダイヤモンドであったとしても決して粗悪品では無く、立派なダイヤモンドであると言えます。

 

ダイヤモンドのクラリティはこのように大きく分けて種類のクラスに分けることができます。

 

次からは販売員が言っているIクラスやSIクラスと言っているダイヤモンドが、クラリティの中でどの程度の位置づけであるか、少しは分かったと思います。

 

次に、今回買取したダイヤモンドの買取金額と4Cについて解説します。

 

今回買取したダイヤモンドについて

上にある画像は、今回買取しましたダイヤモンドを買取後に、専門の鑑定機関が正確な4Cを表した書式になります。

 

まず、カラットは1.430とかなり大きく、ネックレスや指輪に使用した場合は、間違いなく一番目立つポイントに置かれる主役級の大きさでした。

 

次にカラーは、Fという、ダイヤモンドの中では最もランクの高い無色レベルでした。

 

Fカラーのダイヤモンドは、ハリーウィンストンやヴァンクリーフ&アーペルなど超高級ジュエリーブランドが使用するレベルのダイヤモンドでしょう。

 

次にカットは、GOODと、カットのレベルの中ではちょうど真ん中に位置するものでした。

 

最後にクラリティですが、今回買取したダイヤモンドのクラリティはI-1レベルのものでした。

 

I-1クラスと聞いて、クラリティの中では低い品質のものであるため、高額な買取金額は期待できないだろうと思う人もいるかも知れません。

 

しかし、今回買取したダイヤモンドは1.43ctとかなり大きなものであり、大きなカラット数のものであれば、内包物が多いことは決して珍しいことではありません。

 

もちろん、内包物が少ないに越したことはありませんが、I-1クラスだからといっても、カラット数が大きく、加えてカラーも無色レベルのものであれば、高額な買取金額は充分に期待できます。

 

今回、こちらのダイヤモンドには須賀質店五反田本店にて80,000円の買取金額で買取いたしました。

買取価格を算出

同じくらいのカラット数でI-1クラスであれば買取金額はもっと低いものでしたでしょうが、カラーがとても良いものであったため、査定員も少しでもお値段をお付けしようと考え、買取金額も強気に考えました。

 

須賀質店はダイヤモンドの買取経験が他店よりも豊富です

須賀質店は創業100年を超える老舗の質屋であり、ダイヤモンドの査定実績も他の買取店よりも豊富です。

 

今回紹介しましたダイヤモンドの品質を表す4Cは、査定員の査定能力が大きく関わってきます。

 

ダイヤモンドの4Cは少し見誤ると買取金額が大きく変わることもあるため、査定経験が少ない査定員であった場合は、品質を弱気に判断してしまい、結果的に査定金額も弱気なものになってしまうかもしれません。

 

しかし、須賀質店の査定員は、全員ダイヤモンドの査定経験がとても長く、4Cの判断も決して弱気な判断は行わず、適切に判断し、他のお店よりも高額な買取金額がご提示できるように努めています。

 

大切なお品物の売却は、少しでも高額を提示してくれるところに売りたいと考えると思います。

 

その際は、査定経験が豊富で、高額な買取金額をご提示する須賀質店をぜひご利用下さい。

 

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この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。質屋のシステムやビジネスモデルについて、初めてご利用する方にもわかりやすく解説することを心がけています。質屋でお金を借りることは、銀行や消費者金融からお金を借りる手法にはないメリットがあるのです。現役の質屋でしか語れない「質屋の便利な使い方」について、当Webサイトで解説しています。