鑑定書のないダイヤモンドは、買取できるのか | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
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鑑定書のないダイヤモンドは、買取できるのか

最終更新日 2021年7月23日

【質問】

 

鑑定書のないダイヤモンドや宝石は、買取してもらえるのでしょうか?

 

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【回答】

 

鑑定書とは何でしょうか?

 

鑑定書とは添付した画像にもあるとおり、ダイヤモンド グレーディング レポートとも呼ばれています。

その内容はダイヤモンドの状態を4Cという基準にもとづいて表記したもので、4Cとはカラー、クラリティー、カット、カラットの頭文字をとってこのように呼ばれています。

 

カラー(COLOR)・・・・ダイヤモンドの色のこと、無色透明が最もグレードが高い

クラリティ(CLARITY)・ダイヤモンドの内部に含まれる内包物のこと、何もないものが最もグレードが高い

カット(CUT)・・・・・・ダイヤモンドの形状や仕上げの評価

カラット(CARAT)・・・・ダイヤモンドの重さのこと。1CTは0.2gと決められている。

 

鑑定書はダイヤモンドの4Cについて表記しているものなので、逆に言うとダイヤモンド以外の宝石には発行されることは有りません。

 

鑑定書とよく混同されますが、鑑別書は宝石の素材、大きさ、天然の石か人工の石かの区別、人工的に加工が施されているかどうか、などが記載されているものです。そのために、ダイヤモンドだけでなくどのような宝石であっても発行することが可能です。

 

婚約指輪や何かの記念に購入した指輪、ブランドジュエリーには立派な鑑定書が付いていることが多いですが、鑑定書や鑑別書に査定額や購入価格が書いてあるわけではありません。

 

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鑑定書がなくても買取できるのでしょうか?

 

須賀質店ではダイヤモンドに鑑定書がなかったとしても、買取も質入れも可能です。ダイヤモンドに鑑定書がないと買取や質入れが出来ないとお考えのお客様が多いですが、買取も質入れも問題なくできます。

 

須賀質店では買取、質入れを合わせて、年間2万件以上の取引を行っており、その多数の取引をおこなう中で査定員の鑑定眼や査定力が向上し、鑑定書に頼らない品物の査定力が養われてきました。

そして国内だけでなく海外の宝飾品オークション市場まで含めた多数の販売ルートを確保していることで、高価買取査定が可能になっています。

 

ただし、鑑定書がない査定は店頭で実物を見ることが出来る場合に限られ、電話での無料査定や宅配買取の電話問い合わせなどでは、ダイヤモンドや宝石の詳細なグレードが判らない限りは、正確な査定額をお伝えすることは出来ません。

 

 

鑑定書がなくても査定が出来る理由

 

ダイヤモンドを所有している方にとっては、鑑定書はとても大切な物に思えるかもしれませんが、信頼できる鑑定機関に持ち込めば数千円で取得することが可能です。このサイトの運営会社 須賀質店では、自社で鑑定書やソーティング(簡易鑑別)が必要になった時、宝飾業界で最も多く利用されている中央宝石研究所に依頼することがほとんどです。

 

また、鑑定書の内容は古い時代のものだとグレードのチェックが甘いものがあり、現在の基準に合わせるとグレードが下がることも珍しくありません。宝飾店が独自に発行している鑑定書のなかにも、基準が甘いなと思われる鑑定書を見かけることが有りますね。

 

そのために、ダイヤモンドや宝石が買取の現場に持ち込まれたときは、査定員は鑑定書の内容を参考程度しか見ていないことが多いです。カラー、カット、クラリティ、カラットの4Cを、査定員自身の目で判断して各グレードを付けているのです。

 

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鑑定書がないダイヤや宝石を買取する時に気を付けること

 

ダイヤモンドの場合、4Cの各グレードの違いは、ほんのわずかな差であることが多いことから、ダイヤモンドの査定は数多くの経験と正確な技術の習得が必要で、宝石店の担当者や買取業者の中にもダイヤモンドの正確な査定が出来る者は少ないと言われています。

 

宝石やダイヤモンドの査定はとても繊細で細かな判断が求められます。例えば、ダイヤのクラリティのランクにVS1という評価がありますが、VVSに近いVS1なのかVS2に近いVS1なのか、という緻密な判断の連続になります。

 

鑑定書のないダイヤモンドや宝石の買取について質問されれば、たいていの買取店やリサイクルショップで「可能です」と対応されると思いますが、上記の様に査定の作業内容は緻密な作業の連続なので、取引数が多く実績のある査定員や専門家でなければ高価査定は難しいでしょう。

 

 

鑑定書のないダイヤモンドは、買取できるのか まとめ

 

鑑定書のないダイヤモンドや宝石は、買取が出来ないと思われることが多いですが、須賀質店では鑑定書のないダイヤモンドや宝石でも買取、質入れは可能です。

 

須賀質店は、池袋、渋谷、五反田に店舗を構える質屋です。創業が大正9年なので、まもなく創業100年になる老舗の質屋といえます。創業以来、質屋としてたくさんの品物の質入れ、買取の査定を通じて物の価値を見極める鑑定眼の向上に努めてきました。

 

質屋の店頭には、むかしからたくさんの宝石やダイヤモンドが買取や質入れで持ち込まれてきましたので、現在でもリサイクルショップや買取専門店に負けない査定価格を付けられるという自信があります。このページで触れた「鑑定書のないダイヤモンドや宝石」でも、業界最高値で査定をいたしますので、ぜひともご来店くださいますようにお願いいたします。

この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。質屋のシステムやビジネスモデルについて、初めてご利用する方にもわかりやすく解説することを心がけています。質屋でお金を借りることは、銀行や消費者金融からお金を借りる手法にはないメリットがあるのです。現役の質屋でしか語れない「質屋の便利な使い方」について、当Webサイトで解説しています。