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【事例】18金の指輪、金性不明のピアス イヤリングを買取
18金の指輪、金性不明のピアス イヤリングを買取
須賀質店五反田本店で18金の指輪、その他金性のわからない金のピアス、金のイヤリングを買取しました。画像の金製品で18金が4.3g、金のイヤリングが4.2ｇ、金のピアスが3.8ｇ、合計で29,700円で買取いたしました。18金は1gあたり3488円、そのほかの金も1gあたり2340円、1050円と高価査定をいたしました。
須賀質店では金・プラチナの買取には他社以上の買取査定価格を提示する努力を以前より続けています。高く買い取れる理由は、自社の利益を少なくしてもお客様に還元してゆきたいという姿勢によるものです。金やプラチナの買取は質屋以外でもリサイクルショップや貴金属買取専門店などがありますが、お客様が金・プラチナの買取をお考えであれば。ぜひ須賀質店にお問い合わせください。
金性不明とはどういう意味でしょうか
金の買取を実務で行っていると、製品に金の種類が刻印されていない製品に出会うことが有ります。例えば18金の指輪であれば、製品にK18とか750といった刻印が打たれていることがほとんどです。査定員は、金の買取をする場合はこの刻印を手掛かりにして金の種類を判断し、値段を付けてゆきます。
そのためにこの刻印が無い場合は金の種類を判断することが出来ないので、金の種類が判らないことを業界用語で「金性不明」と呼んだりします。査定員はこの「金性不明の金製品」を買取することになった場合、どのような判断をするのでしょうね。
金性不明の金製品はいろいろな手法で金の種類を判断する
金性不明の金製品の種類を判断する場合、一般的に使われている方法は「比重を測定する」ことです。貴金属には、その種類によって個別の比重が有るために、比重計にのせて比重を測定し、金の種類を判断する方法が一般的です。
しかし比重計で比重をはかる手法は、製品を水に完全に沈めて水中での金製品の重量を測定するので、形状が単純な金製品でなければ使用することが出来ません。画像に映っている様な小さな穴がたくさん開いていたり、形状が複雑に崩れてしまっている場合は、正確な比重値が出ないことが多いです。
比重が正確に測れない場合、査定員はどうするのでしょうか。「刻印がないので、こちらの金製品は買取することは出来ません」とお客様に返す場合が多いようですが、須賀質店の査定員はこの刻印のない金製品に14金の判断をいたしました。
査定員が金の種類を判断する材料にしたのは「製品の色」
今回買取した金製品は、指輪が18金、輪のようになったピアスは9金でした。指輪にはK18の刻印があり、ピアスには375の刻印があったので、判断が出来ました。指輪とピアスの間に、刻印のない変形したイヤリングを置いてじっくり観察すると、金の色が少しづつ薄くなっているのが判ったそうです。
18金と9金の違いは、金製品に含まれている金の割合が半分になっているということです。18金はその製品の75％が純金で、残りは銀や銅などの別の金属を混ぜたもの、9金はその製品の37.5％が純金で、残りは別の金属を混ぜたものですから、両方の製品を並べると金の色合いが全く違ってきます。
18金と9金の間に、金性不明の変形したイヤリングを置いたときに、その色合いが18金よりも薄く9金より濃い点に注目した査定員は14金という判断をしたのです。もちろん、こうした職人的な眼力はすべての質屋の査定員が出来るわけではなく、須賀質店の査定員がたくさんの金買取の実務を経験し、刻印のない判断に迷う製品の取り扱いをたくさん経験している方であることは間違いありません。
18金の指輪、金性不明のピアス イヤリングを買取 まとめ
金の買取は、その金の種類を判断することが買取価格の算出で大切なことですが、刻印がない金製品の場合「刻印が無いので買取できません」と言われたり、極端に安い買取価格を提示されたりすることが有ります。須賀質店では、店頭に出ている査定員には十分な研修と訓練を課しているので、査定の判断に迷って安く買い取ったりすることは有りません。
また、金・プラチナ製品の買取に以前より力を入れて他社に負けない買取価格を設定しているので、お手持ちの貴金属を買取することが有ればぜひ須賀質店にご相談くださいますようにお願いいたします。
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