【事例】海外で購入した金のブレスレットやネックレスを買取 | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
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【事例】海外で購入した金のブレスレットやネックレスを買取

最終更新日 2023年11月1日

 

海外で購入した金のブレスレットやネックレスを買取

 

 

須賀質店では金やプラチナの買取については、他社よりも高い買取金額を提示することで差別化し、買取強化商品のひとつになっています。今回は、海外で購入した金のブレスレットや金のネックレスを須賀質店池袋営業所で買取したのでご案内いたします。

 

 

海外の金製品は国産の金製品と異なり、刻印がないものが珍しくありません。質屋や買い取り店の査定員は、金やプラチナの買取をする場合、製品に打刻してある刻印を目安にして金やプラチナの含まれている量を確認します。

 

 

今回買取した金製品はこうした刻印が一切なく、何金かを判断することが出来ませんでしたが、須賀質店の査定員は24金と20金と判断して取引をいたしました。9月11日、24金は1g=4420円で、20金=3670円での取引になり、合計250,200円の買取となりました。

 

 

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刻印の無い金製品は買取できるのか

 

 

金製品で刻印が無い場合、金の種類を特定できないので、店舗によっては「買い取りできません」といって買い取りを断られる場合もあるようです。しかし、金製品の刻印は金の種類の特定の手段のひとつなので、須賀質店では刻印が無いから買い取りを断るということは有りません。

 

 

実際、質屋の店頭で質入れや買い取りに携わっていると、刻印の無い金製品やプラチナ製品はよくお目にかかりますし、刻印があったとしても「この刻印は信用して取引して良いものだろうか」と疑いたくなる製品も見かけます。

 

 

どういうことかというと、例えばK18と刻印があれば18金のことなのですが、K18とか18Kと刻印がされているにも関わらず、18金でない場合が有るということです。

 

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刻印に頼らず金の種類を判断する方法

 

 

①商品の比重から判断する方法

 

金属にはそれぞれ固有の比重があり、24金であれば19.13~19.51程度、18金であれば14.48~16.12程度の数値があります。比重とは重量÷体積で求めることができますが、金属製品であれば比重を測る専用の「比重計」というものもあるので、多くの質屋や買い取り店はこの比重計を使って金製品の比重を測っています。

 

 

しかし、製品の体積を測るのに水に沈めて測定するので、画像の様な金製品の場合、隙間に空気が入って正確な体積を求めることが出来ません。そのため、今回買取した海外の金製品は比重から金の種類を求めることは出来ないことになります。

 

 

②磁石を使って判断する方法

 

金製品は磁石に反応することないので、磁石に付かなければ金の可能性が高いことになります。しかし、磁石に付かなければ金の可能性が高いというだけで、金の種類までは判断することは出来ません。今回買取した金製品は磁石に付くことは有りませんでしたので、金には違いないという程度しかかくにんできません。

 

 

③硝酸を使って確認する方法

 

質屋や買い取り店では、「試金石」と呼ばれる石の板に金製品をこすり付けて、この試金石にこびりついた金属に硝酸をかけることで、金かどうかを判断することが有ります。こびりついた金属が硝酸に触れて金色を保っていれば金製品、溶けて消えてしまう場合は金ではないという判断をするのですが、硝酸を使った確認の方法でも、金の種類までは特定することができません。

 

 

 

刻印の無い金製品は買取できるのか まとめ

 

 

それでは、刻印のない金製品の金の種類を判断する方法はどうすれば良いのでしょうか。今回の買取で、須賀質店の査定員が使った方法は「目視」と手にした重量感、感覚によるものです。金製品は金の含まれている量によって比重が変わるために、手にした感覚が微妙に異なります。金が含まれる量が多くなるとずっしりした感覚になるし少なければ軽く感じます。

 

 

また、金製品は金の含まれる量によって色がすこしづつ変化してきます。金の含まれる量が多くなると濃い金色になりますし、少なくなれば薄い金色になります。須賀質店の査定員は手にした感覚や重量感、目視した金色の濃さ、また最終的には硝酸を使って確認したようですが、この時に試金石にこすり付けた感覚も重要な判断材料になります。

 

 

金は柔らかい金属なので、金の含まれている量が少ない場合は固い感覚が手に感じられますが、純金や24金はとても柔らかい感覚が手に感じられるものです。査定員はこうしたいくつかの感覚を総合的に判断して、24金と20金であることを決定したようです。

 

 

須賀質店の査定員は、質入れや買い取りで多数の金製品やプラチナ製品の取引の経験し、知識やスキルを高めているので今回の様な取引が可能になりました。また、冒頭にも書きました通り金やプラチナの買取価格、質入れ価格は毎日更新し、他社を圧倒する高い価格を提示しています。金やプラチナを高く売るなら、高い質入れをご希望されるのであれば、ぜひ須賀質店にお問い合わせください。

 

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この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。質屋のシステムやビジネスモデルについて、初めてご利用する方にもわかりやすく解説することを心がけています。質屋でお金を借りることは、銀行や消費者金融からお金を借りる手法にはないメリットがあるのです。現役の質屋でしか語れない「質屋の便利な使い方」について、当Webサイトで解説しています。