【事例】金性不明ルビーとダイヤモンドつきリングを買取 | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
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【事例】金性不明ルビーとダイヤモンドつきリングを買取

最終更新日 2023年11月1日

須賀質店池袋営業所でノンブランドのリングを1万3千円で買い取りました。こちらのお品物は金性と呼ばれる刻印がなく、ルビーとダイヤモンドがついたお品物です。

金性不明のリングを買取

 

金性不明なジュエリーは査定できるのか?須賀質店の場合

 

 

素材が金やプラチナ等で作られているジュエリーには「金性」と呼ばれる刻印が入っているお品物が殆どです。この刻印は、どのような金属を使っているのかを示す為に製造時に刻まれます。よく査定にお持ちいただくお品物の金性では「金」や「プラチナ」が多いのですが、それらの含有量も同時示しており、「K18」・「750」・「Pt950」などの数字の部分が含有量を示しています。

 

「750」は金で作られたお品物に入る刻印なのですが、「750」や「Pt950」の数字の部分がそれぞれの含有量を千分率で表しています。「K18」の場合は、24金が純度100%の金なので、「18÷24=0.75」→75%の金と、25%の金以外の金属からできている事を表しています。つまり「750」と「K18」は金の含有量は同じという事になります。

 

金属の種類とその含有量を特定したら、重さに応じて査定額を算出するのですが、今回のお品物はその貴金属の種類と含有量を示す刻印がない「金性不明」のお品物です。

 

比重計と呼ばれる機械でお品物の比重を確認して金性を特定する事も出来ますが、今回はルビーやダイヤモンドがついた指輪の為、金属のみの比重を確認する事ができません。こういったお品物は、査定員の経験値によって金性を導き出すしかありません。

 

「色味」「質感」「手にした時の感覚」・・・目の前にあるお品物のあらゆる情報から判断して金性を導き出します。刻印があっても同じ作業を行いますが、「刻印が正しいか答え合わせをする作業」と「お品物の金性をゼロから特定する作業」ですので、査定員の力量が必要になります。

 

須賀質店では金性の刻印がない貴金属でも対応出来る査定員が各店舗に常駐しておりますので、使わなくなったジュエリーなどで「値段がつくのかしら?」と気になるものがあれば、お気軽にお問合せ下さい。

 

ジュエリーを査定にお持ちになる場合は、お品物を簡単に掃除するだけで査定員の印象が違います。特に宝石類は汚れが付着すると輝きが失われてしまいます。査定時に汚れがひどいと本来の輝きが得られずに低い査定額の提示になってしまうかも知れません。

 

特殊な器具などは必要なく、柔らかいクロスなどで表面を優しく拭くことと、宝石の裏やや金属との間にたまった汚れを、毛先の柔らかい歯ブラシなどで優しくかき出して汚れを落とします。お持ちのジュエリー本来の価値を引き出す為にも、汚れを取った状態で高額査定を引き出しましょう。

査定前に行えるポイント

 

金性不明ルビーとダイヤモンドつきリング買取についてのまとめ

 

 

今回の記事では金性不明ルビーとダイヤモンドつきリング買取について解説しました。金性を表す刻印が無くてもこの記事を書いている須賀質店の査定員は金性の判断を行い査定をさせていただきます。売却できるのか不安・・・というお客様もお気軽にご相談下さい。

買取のまとめ

 

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この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。質屋のシステムやビジネスモデルについて、初めてご利用する方にもわかりやすく解説することを心がけています。質屋でお金を借りることは、銀行や消費者金融からお金を借りる手法にはないメリットがあるのです。現役の質屋でしか語れない「質屋の便利な使い方」について、当Webサイトで解説しています。