老舗の質屋がライカM8を高価買取 | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
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老舗の質屋がライカM8を高価買取

最終更新日 2024年7月4日

須賀質店渋谷営業所にて、ライカM8を買取いたしました。

 

ライカは、カメラに詳しくない方でも一度は聞いたことがあるメーカーだと思います。

 

ライカのカメラは他のカメラメーカーに比べると、購入金額が高額なモデルがとても多いです。

 

コンパクトデジタルカメラで販売価格が730,000円と、他のメーカーよりも何十倍もの価格で販売されます。

 

そして、ライカのカメラやレンズはとても人気があるため、買取金額も他のメーカーに比べるとより高額を期待する事ができます。

 

日本のみならず、世界中から愛されているライカは、ヴィンテージモデルでも驚きの価格になります。

 

2018年にオーストラリアで行われたオークションに出品されたライカのカメラはカメラとしては世界最高金額である240万ユーロ(日本円で約3億1,500万)で落札されたと言われています。

 

キャノンやニコンと言った他のメーカーのカメラでは考えられないような金額ですが、ライカのカメラはこのように高値で取引されることもあります。

 

今回は、そんなライカのM型モデルについて紹介します。

今回買取したライカM8について

 

今回買取したライカM8は、ライカのM型シリーズのカメラです、

 

M型ライカはレンジファインダーカメラと呼ばれる、少し特殊な機能のカメラです。

 

詳しい説明は省きますが、現在出回っている一眼レフカメラやミラーレスカメラとは異なり、ピントを合わせ方が特殊であるため、一部のカメラファンからは人気のあるカメラです。

 

M型のライカは、1954年にフィルムカメラとしてライカM3を最初に発売し、またたく間に人気を集めました。

 

ライカM3が発売されたことで、日本のカメラメーカーはライカと同じ土俵では勝てないと悟り、その時はまだ日の目を浴びていなかった一眼レフカメラの開発に力を入れました。

 

その結果、一眼レフカメラはフィルムカメラよりも人気を集め、またたく間に世界中へ浸透していきました。

 

ライカも一眼レフカメラの勢いに負けないよう新モデルを作り上げますが、勢いに勝てず、結果として1975年にはM型ライカの製造が終了してしまいました。

 

しかし、その後M型ライカは製造が再開され、現在でも新モデルが登場しています。

 

今回買取しましたライカM8は、M型ライカの中では初のデジタルカメラとして発売されたカメラです。

 

それまでフィルムカメラが主流であったM型ライカの中に、初めてデジタルカメラとして登場したライカM8には、当時のライカ愛好家達からは賛否両論あったようです。

 

ライカM8は、当時の販売価格が約580,000円と、ライカのカメラの中では比較的リーズナブルな金額でもあり、初めてのデジタルカメラでもあったため、多くの注目を浴びました。

 

今回買取したライカM8は、ライカのそれまでの常識を覆し、新しいM型ライカの先駆けとなったモデルでした。

 

ライカカメラの相場について

 

須賀質店は、100年以上質屋を営んでいる老舗であるため、ライカの査定経験も豊富です。

 

ここでは、ライカのカメラの現時点の相場について簡単に説明します。

 

 

商品画像 商品名 参考買取査定額
  ライカCL (ミラーレスカメラ) 120,000円前後
ライカQ (コンパクトデジタルカメラ) 180,000円前後
  ライカM10 (レンジファインダーカメラ) 400,000円

 

 

M型ライカをより高額で売却するためには

①付属品は残さず持っていくこと

 

ライカのカメラを新品で購入した際には、箱や保証書、バッテリー、チャージャー、ケーブル、ストラップなど様々な付属品が付いてきます。

 

M型ライカを売却する際には、付属品を一つでも多く持っていくことをお勧めします。

 

特にバッテリーや、バッテリーチャージャー、ストラップは重要です。

 

バッテリーが無ければ、カメラの動作を確認することができません。

 

もしもバッテリー無しで査定を依頼した場合、動作確認が出来ないため動作不良として判断され、買取金額が大きく下がってしまう可能性があります。

 

そして、バッテリーチャージャーやストラップも欠品している場合は買取金額が下がってしまう傾向があります。

 

そのため、M型ライカを売却する場合は、一つでも多くの付属品を探してカメラと合わせて売却されることをお勧めします。

 

②キズや汚れに注意

 

カメラは外に持ち運ぶ機会が多く、首から下げて使用するため、ふとした拍子にぶつかってしまうことも少なくないでしょう。

特に底部やカドはキズが付きやすいポイントです。

 

時計の場合は、ケース部分にキズが付いてしまっても研磨処理を施せばキズを目立たせなくすることが出来ますが、カメラはそうは行きません。

 

ライカの場合、部品の交換修理だけでも高額な金額がかかるため、欠損などには充分な注意が必要です。

 

③常日頃のメンテナンスが大事

 

今回買取したライカM8はボディの大部分にレザーが使用されていました。

 

カメラのレザー部分は、経年劣化によってベタついてしまったり、カビが生えてしまったりします。

 

その場合は、レザーの張替えが必要になるため、買取金額に影響してしまう可能性があります。

 

経年劣化が原因であれば防ぎようが無いのではと考える人もいると思いますが、日頃から使用後にクロスで拭いたり、ホコリを取り除くことや、適切な温湿度のもとで保管を行えば、劣化は遅らせることが可能です。

そのため、いずれはM型ライカの売却を検討されている方は日頃からのメンテナンスにも気を配ることをお勧めします。

 

ライカM8の買取金額について

ライカ 高価買取 東京

今回買取しましたライカM8は、カメラのボディの他に箱やストラップ、レンズキャップやケーブルなど付属品もほとんどお持ち頂きました。

 

お客様自身とても丁寧に使用されており、大きなキズや汚れは無かったものの、液晶パネルにスレ傷がいくつか見られました。

 

しかし、査定員はこの程度の傷であれば買取金額にはほとんど影響しないと判断し、須賀質店渋谷営業所にて100,000円で買取いたしました。

 

須賀質店は、カメラ買取店などのように、カメラのみを専門として扱っているようなお店ではないため、買取金額も安くなってしまうのではと思う方がいるかも知れません。

 

しかし、須賀質店は、100年以上質屋を続けている老舗であるため、カメラ専門店に負けないくらいの査定技術を有し、カメラの買取金額も高額をお付けしています。

 

特に、ライカのカメラは多くの買取店が高額で買取を行っています。

 

須賀質店も例に漏れずライカのカメラは高額で買取いたします。

 

ライカの瓶割の売却を検討されている方は、ぜひ須賀質店をご利用下さい。

この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。質屋のシステムやビジネスモデルについて、初めてご利用する方にもわかりやすく解説することを心がけています。質屋でお金を借りることは、銀行や消費者金融からお金を借りる手法にはないメリットがあるのです。現役の質屋でしか語れない「質屋の便利な使い方」について、当Webサイトで解説しています。