失敗しない質屋選び

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エルメスのネクタイを売りたい!買取の相場についてご紹介します

2020年9月24日

男性にとって、ネクタイはオシャレのためにも仕事にも、なくてはならないアイテムです。長い間にネクタイは1本ずつ増えていき、中には1度も使っていないネクタイもあるかもしれません。使わないネクタイを片付けるなら、その中にエルメスがあれば買取に出すことをおすすめします。

この記事では、エルメスネクタイの人気の理由や、エルメスの歴史についても解説します。また、エルメスのネクタイで高額で買取されるデザインと、マルジェラ期についても触れています。

□なぜエルメスのネクタイは人気なのか

エルメスは、女性物のブランドメーカーというイメージが強いですが、男性用のアイテムもラインナップされており、ネクタイもその中の1つです。エルメスのネクタイが人気なのは。まず誰もが知る有名ブランドだからでしょう。エルメスのネクタイを締めているだけで、ステータスとなりますから、多くの人が持ちたがるので贈答品としても喜ばれます。

つまり、エルメスのネクタイには、「有名人が持つアイテム」というイメージがあるのです。人気があるから持つことがステータスとなり、持ちたい人が増えるのでさらに人気が高まっていきます。また、エルメスというブランド名にステータスがあり、エルメスの商品というだけで、高価で価値があると多くの人が思っていることも、人気に拍車をかけています。

さらに、エルメスのネクタイが人気なのは、その斬新なデザインにも理由があるようです。普通のネクタイとは明らかに違うデザインが、人目を惹かないはずがありません。エルメスの基本的なカラーであるオレンジを中心に、ブルーやイエローといった、洗練された色遣いから生み出されるデザインは、唯一無二のものと言っていいでしょう。

また、エルメスのイニシャルである「H」をモチーフにしたデザインや、アニマル柄など見る人が見れば、すぐにエルメスとわかるデザインも好評です。ひと言でいうなら、エルメスのネクタイは「ザ・エルメス」と呼べるアイテムだからこそ、人気があると言うこともできるでしょう。

□エルメス高級ブランドの歴史

エルメスの歴史は、ナポレオン3世の時代まで遡ります。エルメスの前身は、ナポレオン3世の御用商も務めた馬具工房でした。1837年に馬具職人のティエリ・エルメスが、パリで工房を開いたのがエルメスの始まりです。

二代目のエミール・シャルルが、パリ万博の馬具部門でグランプリを受賞し、本拠地を現在のサントノーレに移します。20世紀になり、交通手段が馬から自動車に変わると、エルメスはもう馬車の時代ではないと達観しました。そこで、三代目のエミール・モーリスが着目したのが、女性のファッションでした。

鞍を作る技術を応用し、バッグやベルトを作って売り出すとたちまち大ヒットしました。エルメスはその後、時計やアクセサリーの分野にも進出していきます。それからスカーフの製造を始め、香水事業にも乗り出し、のちに「ケリー・バッグ」と呼ばれる「サック・ア・クロア」を発売したのもこの頃でした。

1978年にジャン・ルイ・デュマが就任すると、食器などのテーブルウェアの分野にも進出。その後はクリスタルや靴メーカー、銀製品の会社を吸収合併して、巨大ブランドへと成長していきました。それから、ジャン・ポール・ゴルチエやクリストフ・ルメールがチーフデザイナーを務め、2015年からはナデージュ・ヴァネ・シビュルスキーがチーフデザイナーに就任しています。

メンズ商品は、ヴェロニク・ニシャニアンという女性デザイナーが、1988年から30年近くにわたってエルメスを牽引し、その人気を不動のものにしました。それから、1997年になるとマルタン・マルジェラが就任し、のちに「マルジェラ期」と呼ばれる黄金時代を作ります。このように、エルメスは常にその時代にマッチした、天才的なデザイナーによって、着実にブランドメーカーとして成長していったのです。

□エルメスのネクタイで高く売れるデザインとは

エルメスのネクタイの中で、特に高額で取引されるのはソリッド(無地)、ストライプ、ドット、小紋、ジャガード、パターンプリント、アニマルといったデザインです。

エルメスのソリッドネクタイの買取相場は、8,000~10,000円程度です。定価は20,000~30,000円ですから、中古買取価格としては高値と言えるでしょう。エルメスのソリッドの中でも、レッドやネイビー、ブルー、グレーなどの定番色が人気のようです。大柄のデザインなので、ひと目でエルメスとわかるのも人気の理由となっています。

ストライプ柄の買取相場は、11,000円くらいです。ストライプ柄は日本では無難な柄として、ビジネスでも多用されています。ブルーやネイビーなどの、落ち着いた色のネクタイが人気のようです。

ドット柄(水玉模様)のネクタイの買取相場は、7,500円くらいです。ドット柄もビジネスで使われることが多いのですが、その中でもネイビーやブルーの売れ行きが好調のようです。

エルメスの小紋柄ネクタイは、10円~3,000円くらいで買取されています。ドット柄の延長線上にあるデザインですが、中古市場では人気が低迷しています。

ジャガードネクタイは、10円~11,000円くらいで買取されています。中古市場の流通量が多く、品質が一定していないのが難点です。レッド、ネイビー、ブルー、ブラウン、グレーなどの定番色に人気が集まっています。

パターンプリントは、100円~11,000円くらいが相場です。幾何学模様や「H」柄などが人気です。

アニマルプリントは、10円~1,700円くらいで買取されています。独特の雰囲気の柄なので、どうしても好き嫌いが分かれてしまうようで、あまり高値はつかない傾向にあります。サメ、フクロウ、ネコなどのデザインが人気ですが、こういったキャラは好みが分かれるところでもあります。

□エルメスのマルジェラ期とは

エルメス商品は、マルジェラ期のものが高額になると言われています。マルジェラ期とは、デザイナーのマルタン・マルジェラの名前からつけられたもので、マルジェラがデザイナーだった1997年~2003年までに発売されたアイテムを、マルジェラ期と呼んでいます。多くのエルメス商品は、シンプルなデザインを基調としていますが、マルジェラ期の商品は独特のデザインが多いのが特徴です。

マルジェラは横長のタグを好んで使いました。これはマルジェラが、ビンテージの手袋についていたタグからヒントを得たものです。また、マルジェラ期のアイテムは、ボタンの縫い方が「H」の形になっているのが特徴です。

マルジェラ期のアイテムが人気なのは、エルメスらしくないその独特のデザインが、中古市場で受けているということのようです。上記のように、タグやボタンの縫い方に特徴があって、すぐマルジェラ期とわかるのも人気の理由なのかもしれません。

エルメスの愛好家の中には、いかにもエルメスらしい定番中の定番アイテムを欲しがる人と、エルメスらしくないアイテムに興味をしめす人がいます。通常、エルメスらしくないアイテムを好む人は少数派なのですが、なぜかマルジェラ期のアイテムに限っては、エルメスらしくないデザインなのに多くの人が欲しがるのです。

□まとめ

エルメスのネクタイは中古市場でも人気があり、高値で取引されています。中でも人気なのはマルジェラ期のアイテムです。エルメスのネクタイが人気なのは、持つだけでステータスになるからでしょう。また、エルメスのネクタイはデザインが斬新で、ひと目でエルメスとわかるのも人気の秘密のようです。エルメスのネクタイで高額取引されるのは、ソリッド、ストライプ、ドット、小紋、ジャガード、パターンプリント、アニマルなどのデザインです。

この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。質屋のシステムやビジネスモデルについて、初めてご利用する方にもわかりやすく解説することを心がけています。質屋でお金を借りることは、銀行や消費者金融からお金を借りる手法にはないメリットがあるのです。現役の質屋でしか語れない「質屋の便利な使い方」について、当Webサイトで解説しています。
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