9金の指輪を買取 金製品の刻印についての解説 | 買取・質入れの須賀質店
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9金の指輪を買取 金製品の刻印についての解説

9金 指輪 買取須賀質店五反田本店で、金の指輪を買取いたしました。金製品の買取では、金であれば全て同じ金額になるわけではありません。金製品には、それぞれ金の含有率、金の純度の違いがあります。金製品という括りは同じ、重さも同じであっても、買取金額は違う事もあるという事です。

 

今回は9金の指輪を買取いたしましたので、ご紹介させていただきます。9金は、金製品の金の純度としてはかなり低い方です。9金よりも低い純度で金製品を作る事はほとんど無く、世の中に出回っている金製品のほとんどが9金よりも上の純度であるため、最も低い純度の金製品と言えると思います。

 

金の純度を表す刻印はK9や375が一般的で、24分率や1000分率で表します。

 

しかし、今回の指輪に入っていた刻印は、一般的に広く使われている金の純度を示す刻印とは若干異なっていました。

 

金の買取では、刻印はかなり重要なポイントであるため、これがしっかり確認出来ないと買取自体が出来ない場合もあります。

 

【目次】

①金性の刻印について

②気を付けた方が良い刻印

③9金の指輪の買取について

④9金の指輪の買取を通してのまとめ

⑤今回の金、プラチナの買取の詳細は以下の通り

 

 

金性の刻印について

 

まずは、今回の買取商品である指輪に入っていた刻印を見て頂きます。

 

PWG9 買取一般的な9金の商品であれば、K9や375と入っているはずですが、PWG9という刻印が入っているだけで、それらしい金性(金の純度)を示す刻印は入っていませんでした。

 

多くのお店では、この段階で買取そのものを断られてしまうと思います。金の買取と言っても金であればどんな物でも買い取れるという事ではありません。金かどうかを見分ける事の出来ないような商品であれば、本当は金であったとしても買取は難しくなってしまいます。

 

18金の場合はK18や750、今回のように9金であればK9や375、こういった金製品に入っていて当たり前の刻印が入っていない、これは金では無い可能性が高いという判断になってしまいます。

 

しかし、実はPWG9というのはジュエリーマキが独自に配合している9金の事で、かなり特殊ではありますが、ジュエリーマキ独自の金性を表す刻印なのです。

 

とは言え、この情報を知っていたとしても、K9や375といった一般的な刻印で無いと、金製品として見る事は難しく、実際に今まで様々な金製品、そして偽物の査定をしてきましたが、このような刻印の品物は、偽物である割合が高かったと言えます。

 

ではなぜ今回に限り買取が成立しているのか、むしろここまでの話の通りならば買取は出来ていないでは無いか。と、記事を読んで下さっている方は思っているでしょう。

 

ここまでの内容は、このような判断をする買取、中古品業者が少なからずあるという意味で、全ての買取業者が同じという事ではありません。ある程度の経験や技術があれば、このような特殊な刻印の品物であっても買取は可能です。

 

金なのかどうか、それは刻印だけを見るのではなく無く、金属そのもの、他にも重さ等様々な要素で判断する事が出来ます。それが出来れば、今回のような刻印の品物でも買取が可能なのです。

 

そして当然、須賀質店での買取事例を紹介しているわけですから、須賀質店であれば、須賀質店のスタッフであればこのような品物の買取も可能というわけです。

 

気を付けた方が良い刻印

 

今回のような独自の刻印というのは稀な例ですが、他にも注意が必要な刻印があります。

 

まずは、後Kと呼ばれる刻印に注意が必要です。

 

金の純度を24分率で表す時はカラットという単位を使います。その頭文字のKを用いてK18やK9という表記になります。

 

これはKが前で数字が後ろというのが一般的ですが、反対になっている事があります。これが後Kです。

 

本来はKが後ろにあっても何の問題も無いはずなのですが、何故か偽物や、金の純度がごまかされているような品物に多く使われているのが後Kなのです。

 

何の問題も無く刻印の通りの金の純度である場合も多いのですが、そうで無い物も多いので注意が必要です。

 

14金 後K 買取

画像にあるのが後Kの刻印なのですが、このお品物は刻印にある14金には、少し純度が足りていませんでした。

 

次に注意して頂きたいのは、GPという刻印です。これは単純にメッキを表す刻印であるため、金製品とは言えません。ですが、知らずにいると金製品と間違えてしまうかもしれません。

 

 

GP メッキ 見極め

 

こちらも画像の通りですが、これがGPの刻印です。

 

ここまで挙げた注意点というのは、買取をする側が気を付けている事であるため、記事を読んで下さっている大半の方はそれほど関係無いのかもしれません。

 

ですが、フリマアプリ等の、実物を見ないで個人間で売買するような事が増えて来ているため、こういった情報を皆様も知っているときっとお役に立つと思います。

 

9金の指輪の買取について

 

改めまして、今回お持ちいただいた指輪の解説をしていきます。先ほどの解説の通りですが、PWG9という刻印で、9金の指輪の買取です。

 

買取 指輪 金画像では外してしまっていますが、中石にはルビーが付いていました。ルビーは0.50ctで、周りの小さなダイヤモンドは合計で0.20ctです。

 

宝石の買取について、宝石として値段を付ける事が出来る場合は、金やプラチナといった貴金属の部分だけでは無く、もちろん宝石にも値段を付けています。しかし、実は宝石というのはその名前の印象程全てに高値が付くわけではありません。

 

最も高い確率で値段が付く宝石はダイヤモンドです。確率と言いましたが、宝石の値段を決めるのは基本的に質と大きさです。ダイヤモンドの場合、他の宝石よりもその基準が低く値が付きやすいため、指輪等に使われている宝石で、ダイヤモンドであれば値段を付ける事が出来る。そういった事例が多いので、値段が付く可能性が最も高いのはダイヤモンド、となります。

 

それ以外の宝石については、一概に言える事ではありませんが、質が良く、さらに一定以上の大きさがなければ値段を付ける事さえ出来ない。そういった宝石がほとんどです。

 

ルビー 買取 質0.5ctのルビーというのは、そもそも値段を付ける事自体がかなり難しい大きさです。さらに、ルビーとして高値が付きやすいのは赤色の濃いルビーで、今回は色が良いとも言えません。

 

指輪のダイヤモンドの話に戻りますが、1粒のが小さく複数の合計で0.2ct、質もどちらかと言うと悪い物、これでは宝石に関してはダイヤモンド、ルビーどちらも値段を付ける事は出来ません。

 

残念ながら買取は金属のお値段、つまり9金に値段を付けての買取となります。

 

そうなると、特殊な刻印の9金である今回の指輪は、金属の見極めをしっかりと出来る人物が査定をしないと値段が付ないという事です。

 

貴金属を扱う業者全体見て、そういった査定が出来る人物が少ないという事はありませんが、こういった査定をしっかり出来るのが老舗の質屋、須賀質店です。

 

今回の買取の実施日は2020年11月25日です。その日の9金の買取レートと照らし合わせて計算した結果、買取金額は9,000円となりました。

 

計算の方法は、9金の買取単価×指輪(9金の重さ)なので、指輪の重さが4.4g、11月25日の9金買取単価が2,110円であったため、9,000円となります。

 

9金の指輪の買取を通してのまとめ

 

金属を見て重さを量る。行程としてはこれだけの貴金属の買取が難しいとは言いませんが、判断をする人物、会社によって、分からない事というのは出てきます。今回ご紹介したのは、貴金属買取で判断の出来ない可能性のある事例の、ほんの一つです。

 

ちなみに、お客様にお聞きした話では、どう見ても18金に見える金のネックレスを、「14金だから18金よりも安い値段での査定となる。」と言ったお店があるようです。

 

その点、老舗の質屋である須賀質店であれば、貴金属買取の経験も知識も豊富であるため、安心して貴金属の買取をお任せいただけると思います。

 

東京都の山手線沿いに3店舗、五反田、渋谷、池袋にお店はございますので、お近くの方で貴金属を売りたいという方は是非ご来店ください。

 

今回の金、プラチナの買取の詳細は以下の通り

 

金属の品名 重量 数量 単価 買取金額
9金 4.4g 1 2,110円 9,000円

【2020年11月25日 須賀質店の金・プラチナ買取価格表】

 

金属の品名 買取価格 金属の品名 買取価格
24金インゴット 6,300 プラチナ1000インゴット 3,290円
24金 Au1000 6,110円 プラチナ1000 3,190円
22金 Au916 5,550円 プラチナ950 3,030円
20金 Au833 5,070円 プラチナ900 2,910円
18金 Au750 4,670円 プラチナ850 2,750円
14金 Au583 3,460円

 

 

10金の指輪の買取事例←はこちら

24金の買取事例←はこちら

金の買取相場←はこちら

 

この記事を書いた人
R.M
主任
趣味でバッグや財布を作る、須賀質店の古株従業員です。接客業が好きなため、アルバイトをしていた頃から職歴の全てが接客業です。自分でも物作りをするため、高級ブランドの商品の作りの良さに日々感嘆しています。