18金と24金の違いを8つの観点から徹底解説!最新価格や偽物の見分け方も| 創業大正9年の須賀質店 | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
買取コラム
買取コラム

18金と24金の違いを8つの観点から徹底解説!最新価格や偽物の見分け方も| 創業大正9年の須賀質店

最終更新日  2025年11月21日

18金と24金の違いは、金の含有率です。24金は純度99.9%のほぼ純金で資産価値が高く、18金は金75%に銀や銅を混ぜた合金で、傷に強く日常使い向けです。同じ重さでも24金のほうが価格は高く、耐久性に関しては18金のほうが優れています。

本記事では、購入前に知るべき8つの違いと最適な選び方を解説します。最新の価格相場や買取事例も紹介しますので、購入を検討している方はもちろん、売却を検討している方も参考にしてみてください。

インゴット

 

創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。

須賀質店の金買取実績を見る

創業100年の実績から、熟練の鑑定士により業界最高値を提示いたします。
査定は無料ですので、お気軽にご相談下さい。

18金と24金の違いについて

18金と24金の最大の違いは、金の含有率です。24金は純度99.9%のほぼ純金で、その価値がそのまま資産価値に反映されます。一方、18金は金が75%で、銀や銅などの合金が25%混在しています。

この含有率の違いが、価格・硬さ・色味・耐久性・変色しやすさなど、さまざまな特性に影響を与えます。どちらが一概に優れているわけではなく、投資目的か日常使用か、用途や好み、予算に応じて適切に選ぶことが大切です。

24金、18金

 

 

18金と24金の詳しい違いと選ぶ基準

ここでは、18金と24金の違いを8つの視点から詳しく解説します。価格や純度だけでなく、重さ・硬さ・色・肌ざわりなども異なります。それぞれの特性を理解して、購入や売却時の参考にしてみてください。

価格相場の違い

18金と24金では、価格相場に大きな違いがあります。2025年11月時点で、24金(純金)は1グラムあたり約20,600円、18金は約15,700円で買取されており、同じ重さでも24金のほうが約4,900円高くなります。

この違いは金の純度によるもので、24金は99.9%が金なのに対し、18金は75%が金で残り25%が銀や銅です。投資や資産保有なら24金が適していますが、ジュエリーとして購入するなら18金のほうが手頃です。

売却を検討する際も、この価格差を考慮して選ぶことが重要です。

 

純度の違い

18金と24金の最も基本的な違いは、金の純度です。純度は24分率で表され、24金は24分の24、つまり純度99.9%の純金を意味します。

一方、18金は24分の18で、純度75%です。残りの25%には、銀・銅・パラジウムなどの「割金」と呼ばれる金属が混ぜられています。この割金の種類や配合比率によって、イエローゴールド・ピンクゴールド・ホワイトゴールドなどのカラーバリエーションが生まれます。

純度が高いほど金本来の価値が反映されるため、24金は資産として優れています。一方、18金は適度な硬さを持ち、ジュエリー加工に適した特性を持ちます。

重量の違い

18金と24金では、同じ大きさでも重量が異なります。これは比重(密度)の違いによるもので、24金の比重は約19.3g/cm³、18金の比重は約14.8~16.1g/cm³です。

つまり、同じ体積の場合、24金のほうが約20~30%重くなります。

たとえば1cm³の立方体なら、24金は約19.3g、18金は約15.6gです。ネックレスや指輪を選ぶ際、この重量の違いは装着感に影響します。

24金は重厚感があり高級感を演出できますが、長時間の着用では負担になる場合があります。一方、18金は適度な重さで日常使いしやすく、疲れにくいのが特徴です。

 

 

強度の違い

18金と24金では、強度(硬さ)が大きく異なります。24金は純金のため非常に柔らかく、細かい加工が難しいとされています。一方、18金は銀や銅などの割金を混ぜることで硬度が大幅に増し、18金は24金の5~7倍程度の硬さを持ちます。

そのため、24金は傷がつきやすく、少しの力で曲がってしまい変形しやすいため、ジュエリーには不向きです。対して18金は傷に強く、細かな装飾や石留めも可能で、デザイン性の高いジュエリーに適しています。毎日身につけたいなら、変形リスクが低い18金がおすすめです。

用途の違い

18金と24金は、用途が明確に異なります。24金は純度が高く資産価値が安定しているため、投資用の金地金(インゴット)や記念コイン、資産保全に使われます。国際的な金市場でも24金が標準で、個人投資家からの資産保有としても人気を集めています。

一方、18金は硬度と加工性に優れるため、日常使いのネックレス・指輪・ブレスレットなどに最適です。ブランドジュエリーや宝石をあしらった製品にも多く採用されています。さらにカラーバリエーションが豊富で、ファッション性を重視する方に人気です。資産重視なら24金、ファッション性重視なら18金がおすすめです。

 

色味の違い

18金と24金は、色味や見た目にも違いがあります。24金は純金ならではの深みのある山吹色で、しっとりとした重厚な輝きが特徴です。純度がほぼ100%のため、金本来の濃い黄色が際立ちます。

一方、18金は24金よりも明るく軽快な黄色い見た目です。これは25%の割金が混ざっているためで、配合する金属の種類によって色が変化します。

銅を多く配合すればピンクゴールド、パラジウムや銀を加えればホワイトゴールドになります。24金は伝統的な金色を楽しみたい方に、18金は多彩な色味を求める方に適しています。好みの色で選ぶのもジュエリー選びの楽しみです。

18金種類

 

肌ざわりの違い

18金と24金は、肌ざわりにも違いがあります。24金は純金特有の柔らかさがあり、肌に触れるとしっとりとした滑らかな質感です。金属特有の冷たさが少なく、温かみがあります。

一方、18金は割金が入っているため、やや硬質な肌ざわりです。24金ほど滑らかではありませんが、適度な硬さがあり、変形しにくく安心感があります。

長時間着用する場合、24金は肌への当たりが優しい反面、変形リスクがあります。18金は硬さがある分、形状が安定し日常使いに適しています。

試着して自分の肌に合う感触を確かめることをおすすめします。

アレルギー反応の違い

18金と24金は、金属アレルギーのリスクが異なります。24金は純度99.9%の純金で、金属アレルギーを起こしにくい素材です。金自体がイオン化しにくく、体内でアレルゲンになりにくいためです。

一方、18金は25%の割金(銀・銅・パラジウムなど)が含まれ、この割金がアレルギー反応を引き起こす可能性があります。特に銅やニッケルは原因になりやすい金属です。

ただし、18金でもアレルギーが出にくい方は多く、純度75%あれば比較的安全です。金属アレルギーが心配な方は、パッチテストを受けるか、24金を選ぶことをおすすめします。

 

創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。

須賀質店の金買取実績を見る

最新の価格相場

18金の最新価格相場

18金の最新価格相場は、須賀質店では2025年11月15日時点で1グラムあたり15,750円となっています。18金は金の純度が75%のため、純金と比べると価格は低くなりますが、それでも高値を維持しています。

金の相場は国際市場の動向や為替レートの影響を受けて日々変動するため、売却を検討している方は複数の買取店で査定を受け、タイミングを見極めることが重要です。

 

24金の最新価格相場

24金の須賀質店での最新価格相場は、2025年11月15日時点で1グラムあたり20,640円となっています。24金は純度99.9%の純金で、資産価値が非常に高い金属です。

金の価格は世界情勢や経済の不安定さによって上昇する傾向にあり、近年は過去最高値を更新し続けています。今後も高値が続く可能性はありますが、相場は常に変動するため、売却を検討している方は今が好機と言えるでしょう。

須賀質店での買い取り事例

須賀質店では、18金や24金のジュエリーを数多く買取しています。実際の買取事例を通じて、どのような品物がいくらで買取されているのかをご確認いただけます。下記のリンクから、詳しい事例をご覧ください。

【事例】18金(K18)喜平ネックレスと750指輪を高価買取

【事例】K24、24金のネックレスを高価買取

18金・24金の偽物の見分け方

18金や24金の偽物を見分けるうえで、最も重要なのが刻印です。本物の18金には「K18」「750」のいずれかの刻印が必ず記されています。24金の場合は「K24」「999」「1000」のいずれかです。

偽物は刻印がない、不鮮明、または間違った表記になっています。また、「18K」「24K」などのように数字よりKが後ろにきているものは、海外製の「あとK」とよばれるもので、刻印されているよりも純度が低いことが多く、査定評価も下がることが一般的です。18Kと刻印されているのに、実際には10金程度の純度しかないというケースも珍しくありません。

 

【事例】18金の偽物?18Kと刻印された金のネックレス買取

【解説】質屋が紹介する「あとK」と呼ばれる金の買取について

金の買取をお考えなら「須賀質店」がおすすめ

金の買取をお考えなら、大正9年創業の須賀質店にお任せください。須賀質店は100年以上の歴史を持つ質屋で、豊富な知識と経験に基づき、業界最高値での買取を実現しています。

18金や24金はもちろん、ジュエリーや貴金属全般の査定に対応しており、汚れや傷があっても問題ありません。東京・五反田、渋谷、池袋で営業しておりますので、お気軽にご相談ください。詳しくは下記のリンクをご覧ください。

須賀質店 買取ページはこちら

まとめ

18金と24金の違いは、金の含有率です。24金は純度99.9%の純金で資産価値が高く、18金は金75%に銀や銅を混ぜた合金で、傷に強く日常使いに適しています。

価格・重量・強度・色味・用途など、さまざまな観点で違いがあるため、投資目的なら24金、ジュエリーとして楽しむなら18金がおすすめです。

購入や売却を検討する際は、それぞれの特性を理解し、目的に合った選択をすることが重要です。

この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
代表鑑定士。会社員経験後、実家で質業の経験を積み、平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。全国のオークション市場に出入りし、最新の商品相場と流行商品の情報を収集しながら、高価買取を実現するためのノウハウをわかりやすく解説、説明してしています。