【事例】18金指輪、18金+プラチナネックレスなど買取 | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
失敗しない質屋選び
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【事例】18金指輪、18金+プラチナネックレスなど買取

最終更新日 2023年11月8日

2019年9月5日、須賀質店の本店である五反田店で、18金指輪、18金+プラチナネックレス、プラチナの指輪などを買取しました。買取した品物は画像の通りですが、指輪に関しては宝石部分である中石を取り外した状態で買取しました。

 

 

買取したお客様は年配の女性のお客様で、須賀質店で何度も金買取、プラチナ買取にご来店いただいているお客様です。事前に査定員と相談して、現在は金の買取価格が上昇しているので売却するタイミングとしては悪くないこと、宝石部分の中石に関しては買取価格を付けられないことの説明を受けていたので、18金指輪の枠の状態でお持ちになりました。

 

 

買取価格については、18金で131,700円、プラチナで9,100円、18金とプラチナのコンビの製品で金がメインの製品が45,800円、金とプラチナが半々の製品で86,000円、合計で276,900円の買取になりました。

 

 

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、合計金額が4,300円ほど合わないですね。今回の買取には不思議な金が含まれていて18金の刻印があったにも関わらず、18金で買えなかった指輪があったのです。18金の刻印があったのに18金で買えなかった指輪の詳しい説明はのちほどいたします。

 

 

 

今回の金、プラチナの買取の詳細は以下の通り

 

 

金属の品名 重量 数量 単価 買取金額
18金 31.6g 4,170円 131,700円
9金 2.9g 1,470円 4,300円
プラチナ900 2.9g 3,150円 9,100円
プラチナ900+18金 11.6g 2:8 3,930円 45,800円
ノーソートダイヤ0.14ct 0.14ct 500円 500円
プラチナ900+18金 24.0g 5:5 3,570円 86,000円

 

【2019年9月5日 須賀質店の金・プラチナ買取価格表】

 

金属の品名 買取価格 金属の品名 買取価格
24金インゴット 5,610円 プラチナ1000インゴット 3,530円
24金 Au1000 5,470円 プラチナ1000 3,450円
22金 Au916 4,970円 プラチナ950 3,270円
20金 Au833 4,540円 プラチナ900 3,150円
18金 Au750 4,170円 プラチナ850 2,970円
14金 Au583 3,090円

 

今回買取した金やプラチナの製品は、かなり古い金製品でデザインも古く、宝石部分に買取価格を付けることができない指輪が多かったです。こうした何十年も前の金の指輪やネックレス、ピアスといったアクセサリーは、年配の女性であれば結構な点数でお持ちなのではないでしょうか。

 

 

古いデザイン18金の指輪などは、今さら身に着けて外出することも難しいと思います。むかしのデザインの金の指輪は中石が大きくて、現在の指輪ではお目にかからないようなデザインをしているので、ちょっと恥ずかしくて指にはめられないですね。

 

 

今回、須賀質店で金買取、プラチナ買取をご利用いただいたお客様は、年配の女性で、過去にも何度か須賀質店の金買取、プラチナ買取をご利用いただいているお客様です。須賀質店で貴金属の買取をする前は、近所のリサイクルショップなどを利用して金やプラチナを売っていたようですが、あまり高い買取価格にならず、ご満足をいただけていないようでした。

 

 

そこで、家族の紹介で知った須賀質店で貴金属の買取の相談をしたところ、以前売ったリサイクルショップと買取価格が大幅に違って、大変に驚かれたようです。それ以来、何度も須賀質店にご来店いただき、金やプラチナを売却されています。

 

 

須賀質店が金やプラチナを高額買取する理由

金やプラチナの買取業者は、現在ではとても数が多くなって、街中に「金・プラチナ買います」の看板を多数見かけるようになりました。新聞の折り込みチラシにも、買取専門店のチラシが頻繁に入るようになり「金買取価格 20%UP」などのキャッチコピーを見るようになりました。でも、本当に高く買いとる業者は、どうやって見つければよいのでしょうね。

 

 

貴金属の買取は、比較的簡単に各業者の買取価格を比較することが可能です。18金の買取価格を調べようと思えば、インターネット検索で買取専門店や質屋の18金の1gあたりの買取価格を簡単に比較検討することができます。金だけでなく、プラチナの買取価格を調べる場合であっても、インターネットの検索を使えばプラチナの買取価格の高い業者を簡単に探すことができるようになりました。

 

 

このように、金やプラチナの買取価格が簡単に調べられるようになっている状況で、あまり大幅な利幅をとることは難しくなってきているといえます。そこで須賀質店では、金やプラチナの買取価格を大幅に引き上げて、高額買取をする質屋であるというイメージをお客様に持っていただくような方針で買取を進めることといたしました。

 

 

買取価格を大幅に引き上げてから、当然のことながら会社の利益は減ったのですが、今回ご紹介したような何度も買取でご利用いただくお客様が増えたこともあり、ある程度の利益は出せるようになりつつあります。そして、須賀質店の金買取、プラチナ買取は高い、というイメージをお客様に持っていただけるようになったことは、質屋として買取に携わる者として喜ばしいことであるといえます。

 

 

須賀質店は、東京都内で複数店舗展開しているために、東京都内だけでなく神奈川県、千葉県、埼玉県からご来店いただくことも多くなりました。金やプラチナの買取価格が高いという情報を聞いて、郵送買取を使って遠方からの買取依頼や問い合わせも多くなっています。

 

 

18金の刻印があるのに18金で買えない指輪とは

さて、今回の金買取で18金の刻印があるにも関わらず、18金でなく18金として買えない指輪があったのでご紹介します。皆さんには珍しいことだと思いますが、貴金属の買取の現場では、こうしたおかしな金製品は結構な割合で存在します。

 

 

金・プラチナ買取の現場で、査定員はたくさんの製品を前にスピーディーに査定金額を算出していますが、1点1点の買取金額の算出にはこの項でご案内するような、規格外の製品が含まれていることを想定をしながら買取の作業を進めているのです。

 

 

①査定員は、最初に刻印を確認する

金やプラチナの買取をおこなう場合、査定員は目の前にある貴金属がどのような貴金属なのかを判断することになります。査定員は、目の前の貴金属が金か、プラチナか、銀か、その他の金属なのかを分けることから買取の作業はスタートします。

 

 

貴金属の種類を分けるのに最初に見るのは、それぞれの製品に打刻されている刻印です。金の場合、純金であれば「純金」と刻印されているものや「Au1000」「K24」と刻印されている場合が多いです。18金であれば「Au750」とか「K18」などと刻印されています。プラチナの場合は「Pt1000」「Pt900」「Pt850」などの刻印がされていることが多いですね。

 

 

②貴金属の色をチェックする

刻印のチェックが終わった後は、査定員は貴金属の色を注意深く観察します。金の場合、純金である24金は、黄色みがかった金特有の色をしており、この金色は22金、20金、18金、14金と、金の純度が下がるにつれて薄くなってきます。

 

 

この現象は、24金は金以外の金属が混ざっていないために濃い金色を帯びるのに対して、22金、20金、18金、14金は、金以外の金属を混ぜる比率が高くなるから金色が薄くなってゆくのです。金は、金属の性質上、変形したり傷ついたりしやすいために、金以外の金属を混ぜて、宝飾品などのアクセサリーとして使用するのが通常になっています。

 

 

同じようにプラチナもPt1000と呼ばれるプラチナはプラチナ以外の金属は混ざっていませんが、Pt950、Pt900、Pt850と数値が下がってくるにしたがってプラチナ以外の金属が混ざる比率が高くなってきます。プラチナはプラチナ以外の金属が混ぜられると、プラチナ特有の明るい銀色が少しづつ黒みを帯びてくるのが特徴です。

 

 

③手に取った感覚で判断する

査定員は貴金属の買取をする場合、手に取った感覚も重要視しています。金やプラチナは、その金属特有の比重というのがあり、手に取った感覚が異なってきます。特に24金やPt1000といった純金、純プラチナには特有のずっしりした重みがあって、査定員はこうした重量感を手に覚えているものです。

 

 

金もプラチナも、混ぜ物が増えて18金、Pt850などになると、混ぜ物がない金やプラチナほどのずっしりした重量感はなくなってきますが、それでも金やプラチナ特有の重量感は感じられるものです。今回買取した金の指輪には、18金の刻印はあってもこうした重量感を感じられない違和感のある指輪が混じっていました

 

 

刻印が汚い、または18Kの刻印の製品は注意しよう

査定員はさまざまな手法で、貴金属買取の現場で目の前の製品をチェックしています。前項でご案内したように「刻印をチェック」して「色をチェック」して「重量感をチェック」していますが、今回の買取を担当した査定員は画像の指輪に金特有の重量感が感じられずに、あれっと思ったようです。

 

 

この指輪はよく見ると刻印にも違和感がありますね。通常の18金の指輪であればK18と刻印されていますが、画像の指輪は18KとKが後に刻印されています。このKが後ろに刻印された金製品を、質屋や買取の業界では「あとKの製品」と呼んで、金の純度がかなり低い金製品として注意して扱っているのです。

 

 

また、「あとK」の金製品の刻印は雑に打刻されていることも多く、雑な刻印や読みにくい刻印の金製品も、金の純度が著しく低い場合が多く、査定員は注意して扱っています。画像の金の指輪は18金にとても達しないような金の純度で、9金程度の買取価格で取引することとなりました。

 

 

18金指輪、18金+プラチナネックレスなど買取 まとめ

都内で複数店舗展開している須賀質店では、金やプラチナの買取を以前より積極的に行ってきました。金やプラチナの買取で高い買取をする質屋、というイメージを持っていただくために、買取金額に関しては業界最高値水準まで高めていて、金やプラチナの買取価格では日本一高い買取価格を目標に買取を続けています。

 

 

2019年10月現在、金の買取価格は上昇中なので、金を売ろうかと考えている方にとっては良い機会だと思いますが、大切な金の指輪やネックレスなどのアクセサリーを売却するのには抵抗感がある方もいらっしゃると思います。そんなときは質屋の質入れを検討してみてください。

 

 

須賀質店では金・プラチナの買取だけでなく、質入れも積極的におこなっています。質入れはお客様がお持ちになった品物を査定して担保として預かり、品物に見合うお金を借りるシステムです。お金を借りるシステムなので、お金を借りている間は利息を支払っていただくことになりますが、借りているお金を返せば預けた品物は戻ってきます。

 

 

そして質入れで質屋から借りたお金は、返済が難しくなって返せなくなった場合に「質流れ」という方法で返済を辞めることができます。預けた品物は戻せなくなりますが、お金を返すのが難しくなった時、または品物が必要なくなって取り戻す必要がなくなったとき、お金を借りた皆さまの都合で「質流れ」を選ぶことができます。そして「質流れ」になった後に、質屋から返済の催促や取り立ては一切ないというシステムなのです。

 

 

須賀質店では、質入れの利息を業界最低水準まで引き下げて営業をしています。質屋であれば、皆さまの大切な金の指輪やネックレス、ピアスなどを質入れでも、買取でも対応できます。金やプラチナの買取や質入れをお考えで、他社の査定価格や質入れ利息の水準にご満足がいただけなかったのであれば、ぜひ須賀質店にお問い合わせくださいますようにお願いいたします。

 

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この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。質屋のシステムやビジネスモデルについて、初めてご利用する方にもわかりやすく解説することを心がけています。質屋でお金を借りることは、銀行や消費者金融からお金を借りる手法にはないメリットがあるのです。現役の質屋でしか語れない「質屋の便利な使い方」について、当Webサイトで解説しています。