失敗しない質屋選び

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ロレックスに傷がつきにくい手入れの仕方とは?

2020年3月28日

ロレックスのような高級時計は、絶対に傷をつけたくありませんよね。しかし、いつも使っていると、どうしてもどこかにぶつけてしまいます。そこで、せめて保管するときだけでも、絶対に傷をつけないようにしたいものです。ここでは、傷がつかないロレックスの保管と手入れの仕方について解説します。

 

 

ロレックスの傷 解説

またページの後半では、現役質屋で日々毎日ロレックスの買取や質入れをしている自分の、傷が付かないロレックスの手入れの方法について解説しています。ロレックスの保管方法に興味がある、傷のつかないロレックスのメンテナンス方法を知りたいという方は、ぜひ最後までお読みになってみてください。

 

 

ロレックスの保管方法とメンテナンス

腕から外したロレックスを置く場合、ケースに入れるのが一番おすすめの保管方法です。ロレックスの専用ケースであればもちろんロレックスの専用ケースでなくとも、時計を入れる専用のケースには「まくら」と呼ばれる楕円形のやわらかな素材が付いています。

 

 

ロレックスの専用の箱

皆さんはあまり気が付かないかもしれませんが、時計のブレスレットと裏蓋は、何も気を付けないと直接当たって、ブレスレットにも裏蓋にも傷をつける原因となるのです。

 

 

また、専用ケースで保管する以外の置き方でおすすめなのが、テーブルの上にタオルなどの柔らかい布を敷いて、その上に文字盤を横向きにして置く方法です。この置き方が一番ロレックスを傷つけないので、ぜひ試してみてください。

 

 

ロレックスの汚れを落とす

ロレックスを手入れする際は、石鹸で水洗いして汚れを落としましょう。石鹸はごく普通のものでかまわないので、丁寧に洗って水でよく流してください。もちろん、最後にきれいに拭き取らないと、錆の原因になりますから注意しましょう。

 

 

細かいパーツの隙間に入り込んだ汚れは、爪楊枝や使い古した歯ブラシを利用することで取り除くことができます。ロレックスで言うと、ベゼルの周り、フラッシュフィットとケースのつなぎ目、ブレスレットの部品と部品の隙間などが、汚れがたまりやすい部分です。

 

 

ロレックスの汚れを落とす

拭き取ってもまだ細かい部分に水分が残っているようであれば、ドライヤーなどで水分を飛ばすようにしましょう。ただし、くれぐれも熱風を当てないように気をつけてください。ロレックスを毎日使っていると、どうしても手垢や脂がついてしまうので、石鹸で洗浄するのは週2回くらいの頻度で行うのが理想的です。

 

 

また、が面倒、または自分で洗うのが怖いという人は、プロにメンテナンスを依頼するといいでしょう。時計の汚れ落としは、超音波洗浄機によるクリーニングがあり、1回3,000円程度ですから手軽に依頼できます。洗浄時間は15分~20分くらいですから、それほど時間もかかりません。

 

 

また、傷がついてしまったら、ロレックスの場合10,000円~20,000円前後で磨いてもらえます。ロレックスをのちに買取に出すなら、傷がないほうが高値の査定がつくので、このようなメンテナンスも大切です。もし本格的にロレックスの手入れをしたいのであれば、オーバーホールに出すといいでしょう。

 

 

ロレックスを磨く

分解掃除はすべてのパーツを外して洗浄し、点検と組み立てを行うフルメンテナンスであり、オーバーホールとも呼ばれています。ロレックスを長く大切に使うためには、定期的に分解掃除をするのがおすすめです。時計の針が急に止まった場合は、部品の交換が必要なケースもあります。

 

 

オーバーホールの作業は、時計の部品をすべて外して組みなおす作業が伴うので、オーバーホールの時に傷を消す磨きの作業をする場合が多いです。古いロレックスでも、外観がピカピカになり、内部の機械も新品と変わらない状態になるので、ロレックスを長く状態に保つためには、定期的に行うことをお勧めします。

 

 

ロレックスの時計は、未開の地へ挑戦するという創業時からの方針もあって、高い防水機能をセールスポイントにした時計が多いです。エクスプローラ、サブマリーナ、シードゥエラーといったシリーズは、高い防水機能を装備していますが、頻繁に水につけるのはお勧めしません。

 

 

高い防水機能を備えたロレックスであっても、内部に水が入ると機械が錆びる原因になります。水没して内部に水が浸入したロレックスは、通常のオーバーホールでは治らないことが多いのです。そのため修理費用も高額になり、後に買取を考えている場合などは、大きな査定額の減額になってしまうのです。

 

 

毎日の手入れにはセーム革で拭くのがおすすめ

ロレックスの手入れには、毎日セーム革で拭くといつまでもきれいな状態を保って使うことができます。セーム革とは鹿の皮で作ったクロスのことで、時計専門店やデパートなどで簡単に手に入れることができます。セーム革のかわりに、マイクロファイバークロスや、メガネ拭きで代用してもいいでしょう。

 

 

セーム革で拭くと、ロレックスのケースやブレスレット、ガラスなどに付着した汗や脂、汚れなどをきれいに取り除けます。ロレックス本体の素材はステンレスなので、もともと錆には強いのですが、人間の汚れや脂には汗が混じっていて、汗に含まれる塩分が錆びの原因になるのです。このほかに、毎日ではなくてもいいので、歯ブラシや爪楊枝などを使って、時計の隙間に詰まった汚れを落とすようにしましょう。

 

 

ロレックスの汚れを落とす

普通の腕時計ならここまでする必要はありませんが、ロレックスのような高級時計には、日々の丁寧なメンテナンスが必要になります。汚れや汗が付いたまま放置すると、錆びの原因になりブレスレットが外せなくなったり、コマ調整をするときにビスを回せなくなったりします。

 

 

ロレックスのステンレス製ブレスレットやケースを大切にするのであれば、汗を拭きとって保管すること、中性洗剤を水で薄めたものを使って汚れを落とすこと、そしてもっと本格的にブレスを洗浄するなら、本体から外して超音波洗浄機にかければ、見違えるほどきれいになります。

 

 

ロレックスを超音波洗浄機で洗う

このようなメンテナンスをすれば、ロレックスを美しい光沢のまま使い続けることも可能です。このほか、ロレックスには、専用ケースに入れる保管方法もあります。ロレックスを常時使っていると、どうしても、ヘアラインと呼ばれる細かい擦り傷ができてしまいます。

 

 

ロレックスのケースやブレスレットに付くヘアラインと呼ばれる傷はどうしようもなく、使っていれば当然ついてしまう傷です。

 

 

しかし、ベゼル部分に傷がつくのは少し違います。ベゼルとは文字盤の周辺部分で、ロレックスであれば何も装飾がないつるつるした形状のモデルや、ギザギザにデザインされたモデルなどがあります。ベゼル部分の傷が、他の部分についた傷と意味が異なるのはどうしてでしょうか.

 

 

ロレックスのベゼル

その理由は、ベゼル部分は「傷消し」が困難な部分のためです。ロレックスの代表的なドレスウォッチであるデイトジャスト、デイデイトは、ベゼル部分がギザギザのデザインが施されているので、傷けしを繰り返しているとギザギザのデザインが丸みを帯びてきてしまうのです。

 

 

ロレックスのデイトナ、サブマリーナ、GMTマスター等のスポーツウォッチであれば、ベゼルは大型で目立つ部分であり、スポーツ性の機能を表すための数字が刻まれています。そのために、ベゼルに付いた傷を磨いて落とすことができない部分なのです。

 

 

傷を防ぐ

ベゼル部分の傷は、腕に着けているときに何かにぶつけてしまったときに付く傷なので、普段の利用法に少し気を付けたほうが良いかもしれません。仕事で大きな道具や荷物を扱う時に、腕に付いたロレックスを外しておく等の配慮をするだけで、傷がつく確率はずっと低くなることでしょう。

 

 

ロレックスのサービスセンターを利用する

ロレックスのような高級時計は、一生ものですから、なるべくきれいに使いたいものです。長年使ったロレックスは、メンテナンスに出すと見違えるほどきれいになります。なぜそれほどきれいになるのかというと、それはロレックスのサービスセンターのメンテナンス技術が高いからです。

 

 

ロレックスをずっと美しいまま使いたいのであれば、一度ロレックスのサービスセンターに出すことをおすすめします。サービスセンターでは、分解して点検し、ロレックスの基準に合わせて、どんなメンテナンスが必要か見積もりを出します。ロレックスはムーブメントだけでなく、外装のメンテナンスにも力を入れているので、ピカピカに磨き上げて戻ってくるのです。

 

 

ロレックスを磨き上げる

ムーブメントは時計の心臓部ですから、傷んでいる部品は交換し、必要に応じて裏蓋についている防水用のパッキンも交換します。もちろん、文字盤などに不具合があれば修正し、目立つ傷があれば交換します。分解したムーブメントは、パーツ同士が接して摩耗する箇所に潤滑油を差しながら組み立てて、点検されたのちユーザーの手元に戻ってくるのです。

 

 

メンテナンスに出されるロレックスは1つ1つ状態が違うので、メンテナンスの工程は技術者の経験による手作業で行われます。そのため、ロレックスのサービスセンターでメンテナンスしてもらうと、それなりの金額になってしまいますが、大事に長く使いたいなら必要な経費と考えるべきでしょう。

 

 

メンテナンスの中でも、外装やブレスレットの部分の洗浄は目に見える部分だけに、見違えるようにきれいになって戻ってくると喜びもひとしおです。また、ロレックスの正規のメンテナンスを受けると、時計全体をバフと呼ばれる機械で磨き上げてくれるので、細かな傷が消えてきれいになります。ロレックスについた汚れを定期的にプロの手によって落とせば、外装の劣化やブレスレットの伸びを防げるので、いつまでも美しさが保てます。

 

 

リューズ壊れのロレックス

ロレックスを使用しているうちに、できてしまう擦り傷を気にするあまり研磨を繰り返す人がいますが、何度も研磨すると外装の形状が変わってしまいます。傷を落とす作業は、表面をわずかに削っているので、角部分が取れて丸みを帯びてきてしまうのです。

 

 

元の形が変わるほど研磨してしまうと、たとえ外観はきれいになっても、ロレックスが持っている「シャープな印象」が失われる可能性があるので、ほどほどにしておくのが良いと思います。ロレックスはサービスセンターに出して、定期的にプロの技術者にメンテナンスしてもらうといいでしょう。

 

 

現役質屋はロレックスの傷はどうするの

現役の質屋として、ロレックスの質入れや買取に携わっていると、実にさまざまのロレックスに遭遇することがあります。新品未使用状態で持ち込まれるロレックスもあれば、傷だらけのロレックスもあり、車に踏まれたんじゃないかと思うようなロレックスを査定したこともあります。

 

 

時計を扱うプロとして申し上げるとすれば、ロレックスは頑丈なステンレス製のオイスターケースというケースを採用しているとはいえ、ケースの中身はミリ単位の部品がたくさん組み込まれた「精密機械」です。衝撃を与えれば、ケースの中の精密機械が無事であるはずがありませんよね。

 

 

ロレックスは精密機械

現役質屋がロレックスの時計を持っているとしたら、こんな感覚でロレックスを扱うので、運動をしたり仕事で大型の荷物を運ぶなど作業があるときは、腕のロレックスは外してゆくと思います。仕事中でも休みの時でも、腕に着けたロレックスは常に気を使って、ぶつけたり落としたりしないことを心がけると思います。

 

 

また、時計にとって人間の汗は避けてほしいものなので、夏などは汗が付くたびにハンカチで汗を拭きとるようにしています。汗に含まれる塩分が、時計の外装にも内部にも、錆びの原因になるものだからです。

 

 

ロレックスのケースは頑丈

ロレックスに傷がつきにくい手入れの仕方とは まとめ

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。ロレックスに傷がつかないように保管する方法は専用ケースに入れるか、マクラの付いた時計用の箱に入れて保管する方法がが一番良い方法です。そしてロレックスの手入れは、汚れ、人の脂、人の汗を落とす意味で、週2回くらい石鹸で水洗いして汚れを落とすのがベストです。

 

 

ロレックスに限ったことではありませんが、精密機械である時計は人の汗に含まれる塩分をとても嫌うのです。塩分は錆びの原因になるので、時計にとって最も避けるべきものです。ロレックスに汗が付いたら、こまめにふき取ってあげることをお勧めいたします。

 

 

ロレックスのような高級ブランド時計は精密機械であるという意識を持っていただけるだけで、傷が付く頻度や確率がずっと低くなることと思います。

この記事を書いた人
T.K
2018年より須賀質店で働き始めました。質屋で仕事をする前はフリーのライターとして雑誌の記事投稿や、ブログサイトの更新などに記事を書いてきました。 先輩社員の方々に商品の知識や査定の方法について、教えていただいている最中ですが、今のところ文字を書く方が得意なので、仕事で覚えた知識や出来事をWebサイトに書いてゆくつもりです。 取り扱い商品の中では、時計に興味があり勉強中なので、時計の質入れをお考えの方はよろしくお願いいたします。