ロレックスサブマリーナ16610を買取
最終更新日
2023年10月28日
サブマリーナは代表的なダイバーズウォッチでロレックスの中で人気の1位2位を争うモデルです。発売されたのは1953年で、数多くのモデルチェンジを繰り返しながら現在も作られ続けております。
現行のサブマリーナデイトはベゼルがセラミックになっており、バックル部分は大きくがっしりした作りになっています。今回買取いたしましたサブマリーナは16610型で現行の116610型の前のモデルで、1989年頃から2011年頃まで作られていたようです。
同じ16610型のサブマリーナでも製造されていた20年間でいろいろとマイナーチェンジが行われていました。初めはフラッシュフィットと呼ばれるケースとブレスをつなぐ部分の取り外しが出来ましたが、2000年頃にブレスレットと一体型のフラッシュフィットに改良されました。その数年後にはラグの横の穴が無くなりました。この穴はバネ棒を外すときに押す穴で、これがなくなることによってバネ棒を外すときは、ケースの裏側から外すようになりました。その後にはルーレット刻印と呼ばれる、文字盤の周りにシリアルナンバーが打ち込まれるようになるなど進化を続けていました。
それらのマイナーチェンジによって同じ16610型でも穴なしのモデルなのかフラッシュフィットは一体型なのかによって買取額は大きく変わってきます。もちろん新しいほうが高値が付きます。
今回買取いたしました時計は旧型の取り外し可能のフラッシュフィットにケース横の穴ありの時計で、さらにラグ部分がカケてしまっているほどのキズがございました。しかし、サブマリーナは非常に人気ですので、買取で30万円となりました。
この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
代表鑑定士。会社員経験後、実家で質業の経験を積み、平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。全国のオークション市場に出入りし、最新の商品相場と流行商品の情報を収集しながら、高価買取を実現するためのノウハウをわかりやすく解説、説明してしています。