0.992ctのルースのダイヤモンドを老舗の質屋が高価買取 | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
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0.992ctのルースのダイヤモンドを老舗の質屋が高価買取

最終更新日 2023年12月21日

須賀質店五反田本店にて0.992ctのルースのダイヤモンドを買取致しました。

 

ルースのダイヤモンドとは、掘り出された原石のものから、カット、研磨を施された状態のものを指します。

 

ルースダイヤモンドは、指輪やネックレス、ピアスといった製品になっていない状態のダイヤモンドなので、「裸石」と呼ばれることもあります。

 

ルースのダイヤモンドの査定について

 

ダイヤモンドの査定には、国際基準に定められた「4C」と呼ばれる基準をもとにして査定を行います。

 

4Cとはカラット(重さ Carat Weight)、カラー(色 Color Grade)、クラリティ(透明度 Clarity Grade)、カット(仕上げ Cut Grade)の4項目からなるものであり、査定員はダイヤモンドをルーペを使用して観察しながら、4Cを確認して買取金額を考えます。

 

4Cのカットは5種類、クラリティは9種類、カラーは23種類あり、加えてカラットも様々なサイズのダイヤモンドがあるため、4Cの組み合わせは無数に存在します。

 

そのため、ダイヤモンドの査定は数多くの訓練を積んだ査定員でなければ適切な買取金額を付けることができないのです。

 

4Cのグレードはダイヤモンドの付いたジュエリーなどを購入すると、ジュエリーのダイヤモンドの品質を保証するために「鑑定書」と呼ばれる書式に記載されていることもあります。

 

ダイヤモンドの付いたジュエリーを持ち込まれるお客様から「鑑定書をなくしてしまったのですが買取できますか」とご質問をいただくことが多くあります。

 

須賀質店では、ダイヤモンドの鑑定書の有無では買取金額に大きな影響はありません。

 

鑑定書がなくとも買取査定ができることは、ノンブランドジュエリーのみでなく、カルティエやティファニー、ブルガリと言ったブランドジュエリーでも同じ です。

 

先程もお話したとおり、ダイヤモンドの査定はグレードを評価する4Cの組み合わせが無数に存在するので、査定員の技量が求められるお品物です。

 

もしも査定員がダイヤモンドを査定する技量が充分でなかった場合は、本来高いグレードが付く4Cに対して低いグレードを見誤り、査定金額が安くなってしまう可能性もあります。

 

須賀質店の査定員は、常日頃からダイヤモンドの4Cを見極める訓練を積み重ねており、鑑定書がない場合であっても正確に、カラット、カラー、クラリティ、カットのグレードを判断することが可能です。

 

ルースダイヤモンド 0.992ctの買取金額について

 

ダイヤモンド 簡易鑑別

画像にある書式は簡易鑑別(ソーティング)と呼ばれる、ダイヤモンドの専門機関で4Cを確認したものになります。

 

0.992がダイヤモンドの重さをカラット、Iが色を表すカラー、SI-2が透明度を表すクラリティ、FAIRが仕上げを表すカットとして記載されています。

 

画像の書式は、須賀質店が買取後に専門機関に確認してもらったものであり、査定時はダイヤモンドのみでお持込されました。

 

そして、査定員はダイヤモンドをよく観察し4Cを判断しましたが、専門機関の簡易鑑別と同じ判断をしていました。

 

今回買取しましたダイヤモンドのグレードは、カラットは0.992と、1ctに近いサイズのものであり高額金額が期待できるものでした。

 

今回のダイヤモンドはルーペで見ると少し黄色みを帯びたダイヤモンドで、査定員はIカラーのグレードに該当するだろうと判断しました。

 

Iカラーのダイヤモンドは、0.5ct以下くらいの大きさであればあまり気になりませんが、1ctちかい今回のダイヤモンドでは黄色みがかなり強調されています。

 

ダイヤモンドは大きくなればなるほど、その黄色みの色が強調されてくるという特徴があるのです。

 

透明度を表すクラリティはSI-2と9段階ある中の6番目に位置するグレードでした。

 

ダイヤモンドは形成する段階でどうしても内包物(キズや結晶)がダイヤモンドの内部に入ってしまいます。

 

そして内包物はカラットが大きければ大きいほど集まってしまうものであるという特徴もあります。

 

今回買取したダイヤモンドはルーペではっきりと見える大きさの内包物がありました。

 

最後に、仕上げを表すカットは、FAIRでした。カットはExcellent、VeryGood、Good、Fair、Poorの5段階あり、ダイヤモンドの、上部にあるテーブル部分の長さ、側面にあるガードルの厚さ、底部のキューレットの形状などそれぞれのカットの形状や、全体的なバランスを見て判断します。

 

今回買取したダイヤモンドは、4番目に位置するFairであり、ダイヤモンドのカットはあまり良いものとは言えませんでした。

 

以上をまとめると、今回買取したダイヤモンドは、0.992ct、I、SI-2、Fairのグレードのものでした。

 

こちらのダイヤモンドを須賀質店五反田本店にて80,000円にて買取しました。

 

今回、高額査定に結びついた一番のポイントはカラットです。

 

先程も紹介したとおり、カラットは大きければ大きいほど中古品市場でも人気が高まり、買取金額も高額になりやすいです。

 

もしも今回買取したダイヤモンドのカラットが0.8ct程度のものであった場合、買取金額は5万円前後になっていたと思います。

 

今回買取したダイヤモンドは1カラットに近い大きさであったため、カットがFairのものとしては高額な80,000円を付けることが出来ました。

 

須賀質店はダイヤモンドのみでも買取を行っています

 

 

今回買取しましたダイヤモンドは、ネックレスのトップ部分に埋め込まれていました。

 

須賀質店ではダイヤモンドのみの買取も行っております。

 

査定員は、ダイヤモンドの査定経験が豊富であるため、ダイヤモンドのスペックを記した鑑別書がなくとも正確なスペックで判断し、買取金額をお付けいたします。

 

須賀質店は五反田、渋谷、池袋に店舗を構えているので、お気軽にご利用下さい。

 

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この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。質屋のシステムやビジネスモデルについて、初めてご利用する方にもわかりやすく解説することを心がけています。質屋でお金を借りることは、銀行や消費者金融からお金を借りる手法にはないメリットがあるのです。現役の質屋でしか語れない「質屋の便利な使い方」について、当Webサイトで解説しています。