失敗しない質屋選び

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ブランド品を買取してもらいたい方へ!エルメスのケリーを高く売る方法をご紹介します!

2020年10月8日

ケリーはエルメスを代表するバッグで、バーキンと並んで多くの愛用者がいます。
大人気商品のケリーは、生産が追いつかない状況が続いており、常に品薄なので中古市場でも高値で取引されています。
そんなケリーを高く売るためには、どんな点に注意すればいいのでしょうか。
また、ケリーが高く売れるときと、安くなるときの違いについても解説します。

□買取で人気のモデルを紹介

銀座ショーマの買取実績データによると、一番高く買い取られたケリーバッグはニロティカス素材のケリー32で、買取価格は650万円でした。
ニロティカス素材は、クロコダイルレザーの中でも一部の地域しか取れないので、非常に希少価値があります。

また、ニロティカス以外にも、ポリサスやアリゲーターでも高価買取される傾向があり、最高で515万円から400万円という金額で買取されています。
一般的に、ケリーは小さいサイズのほうが高値がつく傾向があり、ケリー25が平均204万円もするなど、それなりに高値がついています。

□ケリーを高額で売るための方法

ケリーを高く買取してもらうのに、必要なポイントが3つあります。

 

*買取の前に手入れをする

ケリーを買取に出す前に、きれいに手入れしておきましょう。
ケリーの内側のポケットや内部の角などは、綿棒を使ってきれいに汚れを取りましょう。
また、内側全体も乾いたタオルでそっと拭き取れば、細かい汚れが取れます。
金具やバッグの表面も、乾いたタオルか硬く絞ったタオルで拭き取れば、ほとんどの汚れが取れます。

特にバッグの表面にはいろんな汚れがつきやすいので、念入りに拭いておきましょう。
ただし、力を入れて拭くのは絶対に厳禁です。
縫い目の部分にも汚れが溜まりやすいので、歯ブラシを使って取りましょう。

ちなみに、査定時にチェックされるのはハンドルの傷みや色褪せ、傷の程度、角擦れ、金具の傷、コバ割れ、鋲の傷、臭いなどです。
臭いは香水やタバコの臭いのほか、ペット臭などもチェックされます。

 

*ストラップをつける

ケリーは、ストラップの有無によっても査定額が大きく変わります。
そのため、ストラップがあれば、必ずつけるようにしましょう。
ちなみに、ストラップだけでも5万円くらいの値がつきます。
それだけ重要なパーツなので、ストラップがないとバッグ全体の査定額が10万円~30万円くらい減額されることもあります。

ストラップの他にも、購入時についていた保存袋や箱、カデナやクロシェットなどの付属品も、できるだけつけましょう。
ケリーを買ってしばらくたつと、付属品がどこかに行ってしまうことがあります。
そうならないためにも、ケリーを買ったら将来買取に出すことも考えて、付属品をどこかに保管しておきましょう。

 

*高値になりやすいケリーを知っておく

あらかじめ高値がつきやすいケリーを知っておくと、買取に出す際に参考になります。
また、ケリーを購入する際に、後々買取に出すことを考えて、高値になりやすいアイテムを買うこともできるでしょう。

・サイズはケリー28

ケリーは25~50まで各サイズがありますが、その中で一番人気があるのはケリー28です。
ケリー28は小さめのサイズながら、小さなノートや手帳が入る実用的な大きさで、仕事にもプライベートにもピッタリなバッグです。
ケリー28であれば、50万円から90万円くらいの値がつきます。

・ケリー32も人気

ケリー32もケリー28に次いで人気があります。

こちらもコンパクトなサイズなので、ケリー28と同様に使いやすいため人気があるのでしょう。
ケリー28より少し大きい分だけ、実用的なサイズのバッグです。
ケリー32以上のサイズになると、少しずつ買取額が下がっていきます。
このため、サイズで見る限り、ケリーは28と32がオススメと言えるでしょう。

・縫製は外縫いが人気

ケリーには外縫いと内縫いがあります。
どちらも定価は変わりませんが、中古市場では外縫いのほうが人気があります。
外縫いに比べて、内縫いは縫い目が見えない分柔らかい感じに仕上がっています。
新品では内縫いも人気があるのですが、中古市場で外縫いのほうが人気なのは、おそらく外縫いのほうが硬い仕上がりなので、長く丈夫に使えるからでしょう。

買取価格は、ブラックのトゴ内縫いが80~90万円なのに対して、ブルーザンジバルのエプソン外縫いであれば、100~115万円くらいになりますから、やはり外縫いのほうが高く買い取ってもらえます。

・金具の耳が2つあれば新しい商品

ケリーで金具の耳が2つあるタイプは、2000年以降に製造された製品なので、比較的新しいため高値がつきやすくなります。
2000年以前は、金具の耳が1つだけなのですぐ見分けられますが、ビンテージ物の場合は耳の数に関係なく高値がつくことがあります。

□高く売れるケリーと売れないケリーの違い

ケリーは、サイズや素材によってさまざまなアイテムがありますが、ケリーが人気だといっても、すべてのケリーが高値となるわけではありません。
同じケリーでも高値になるアイテムがある一方で、少し買取額が下がるケリーもあります。
サイズによっても高くなるケリーとそうでないケリーがありますが、他にもケリーの買取額を左右する要素があります。

 

*色や素材によって変わる

ケリーには、ケリーらしい色と素材があります。
ブラックとエトゥープは、ケリーの人気カラーです。
ケリーの中でも、この2色は相場が下がることがありません。
ブラックはどんなシーンでも合う色ですし、エトゥープは落ち着いた色なので、どんな服装でも合います。

ブラックやエトゥープは、買取額が100万円前後になることも多いので、中古市場でも人気のある色であることがわかります。
ブラックやエトゥープ以外では、ピンク系も人気がありますが、モノトーン以外の色は移り変わりが早く、ピンク系も少し経つと価格が下がる可能性があります。

現在はピンク系も人気だといっても、3年後か5年後には確実に、他のカラーがトレンドになっているでしょう。
そのため、ケリーに関しては、ブラックかエトゥープが、無難に高値を維持できる色ということになります。

ケリーは素材によっても買取額が左右されます。
現在人気があるのはトゴ、ヴォーエプソン、ヴォースイフト、トリヨンクレマンスなどです。
ケリーは新しい商品のほうが高値がつきやすいのですが、上記の素材であれば、比較的新しいケリーだとわかるので高額査定が期待できます。

これらの素材で作られたケリーは、70万円~80万円くらいで買取されます。
上記の素材の中で、特に人気があるのはトゴとエプソンですが、このどちらかの素材で色がブラックで25か28のサイズであれば、買取価格は100万円前後も期待できるでしょう。

・エキゾチックレザーの価値

ケリーには通常の革素材のほかに、エキゾチックレザーという素材があります。
具体的にはワニ革の「クロコ」、ダチョウ革の「オーストリッチ」、トカゲ革の「リザード」などです。
これらの中で、最上級といわれるクロコ素材のケリーは、古いバッグでも100万円、新しいアイテムだと500万円の高値がつくこともあります。

□まとめ

ケリーは高値で取引されますが、ニロティカス素材のケリー32は、650万円もの高値で買い取られた実績があります。
また、ポリサスやアリゲーターでも、515万円から400万円の高値がつくことがあります。
サイズで見ると、ケリーは25や28の小さいサイズに高値がつきやすいようです。
ケリーを高値で買取してもらうには、査定の前にきれいに手入れしておくことが大切です。
また、あらかじめ、高値になりやすいケリーを知っておくといいでしょう。

この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。質屋のシステムやビジネスモデルについて、初めてご利用する方にもわかりやすく解説することを心がけています。質屋でお金を借りることは、銀行や消費者金融からお金を借りる手法にはないメリットがあるのです。現役の質屋でしか語れない「質屋の便利な使い方」について、当Webサイトで解説しています。
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