ロレックスのエクスプローラーⅡ(16570型)を買取~池袋営業所~ | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
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ロレックスのエクスプローラーⅡ(16570型)を買取~池袋営業所~

最終更新日 2023年10月24日

東京五反田に本店がある須賀質店池袋営業所で、ロレックスのエクスプローラーⅡ(16570型)を700,000円と高価買取です。

16570買取について

ロレックスの時計は中古市場でも非常に人気が高い為、今回も強気の買取価格を提示しお客様もご納得のお取引となりました。今回のお品物は付属品が無い状態での買取でしたが、ロレックスのスポーツモデルは保証書があると買取価格が上乗せされます。

 

探検家の為にロレックスが開発したエクスプローラーシリーズですが、今回買取したモデルは「エクスプローラーⅡ」というモデルです。ロレックスにはGMTマスターというシリーズもありますが、GMTマスターⅠは1999年に廃盤となり現在はGMTマスターⅡが販売されています。

116710BLNR買取

という事は「エクスプローラーⅡも最新型の現行モデル!」と思いたい所ですが、エクスプローラーシリーズは現在でもⅠ・Ⅱ共に販売されているモデルなのです。

 

違いは一目でわかり、エクスプローラーⅠはシンプルな3針時計、エクスプローラーⅡはカレンダーと第二時間帯を表示できる機能を持った時計となります。

 

今回はエクスプローラーシリーズの買取金額の違い等も解説していきたいと思います。

 

【 目次 】

☑ロレックスのエクスプローラーシリーズ買取の比較

 

☑ロレックスのエクスプローラーⅡ(16570型)査定ポイントの解説

 

☑ロレックスのエクスプローラーⅡ(16570型)買取のまとめ

 

ロレックスのエクスプローラーシリーズ買取の比較

 

今回買取したエクスプローラーⅡ・16570型は1991年~2011年まで発売されていたモデルとなります。

16570型の解説

同時期に発売されていたエクスプローラーⅠは14270型(1990年~2001年)、114270型(2001年~2010年)となります。

 

日本では木村拓哉さんがドラマやプライベートでエクスプローラーⅠを着用している事から、エクスプローラーⅠシリーズの方が人気が高い傾向です。

 

それでは、エクスプローラーシリーズの買取価格を比較してみましょう。

 型番  写真 買取相場 販売当時定価
14270(保証書なし)  エクスプローラⅠについて 600,000円前後 定価370,000円程度
 114270(保証書なし) 114270の高価買取  600,000円前後  定価490,000円程度
 16570(保証書なし) 16570買取について  700,000円前後  定価570,000円程度

 

 

単純な買取価格をみれば、今回買取した16570型のエクスプローラーⅡが一番高い金額になります。一方、当時販売されていた定価と買取額を比較すると、14270型のエクスプローラー1は定価から160%以上の金額で買取されている事がわかります。

 

中古市場におけるロレックスの特徴として、定価と買取金額の差が小さい、もしくは定価以上での買取となる事があります。

 

今回のエクスプローラーⅡの様に特に人気の高いスポーツモデルの場合、定価以上での買取となる事が珍しくありません。現行品は定価がかなり上がっていますが、それでも定価以上で買取となるモデルも珍しくない状況です。

 

2021年4月7日にロレックスの新作が発表され、今回紹介したエクスプローラーシリーズも最新機が発表されました。

エクスプローラー1は1作前の214270型からサイズダウン(前々作と同じサイズに戻った)の36mm径で、ステンレススチールモデルの124270型と、エクスプローラーシリーズでは初のイエローゴールドとのコンビモデルである124273型が新作として発表されました。

 

今回買取したエクスプローラーⅡの最新機種として発表されたモデルは226570型。前作の216570型のデザインを踏襲しているため外観の変化は少ないですが、黒色文字盤の針のデザインやラグ、ブレス幅などは若干の変更がある様です。

 

ロレックスは新作が出ると中古品の相場にも影響がありますので、今後の相場変動も要注目です。

 

ロレックスのエクスプローラーⅡ(16570型)査定ポイントの解説

 

ここからはロレックスのエクスプローラーⅡ(16570型)査定ポイントについて解説します。

 

まずはロレックスなどの高級時計に多い機械式時計の査定ポイントです。機械式時計とは、ゼンマイが解ける力を利用して時計を動かす機械が積まれている時計の事で、一般的に流通している電池で動くクォーツ式とは異なります。

 

ゼンマイはリューズを回して手巻きするか、腕の動作によってローターという振り子が回り巻き上げる自動巻きのどちらかで巻かれ、16570型はどちらでも巻き上げが可能な機械を積んでいます。

16570型の査定

機械式は細かな部品を時計職人が組み立て完成させる為コストが高く、電池が切れるまで動き続けるクォーツ式と違い数日間放置しているとゼンマイが解けて止まってしまいます。精度面もクォーツ式は1ヶ月で最大数十秒のズレが生じますが、機械式は1日で数十秒のズレが生じる事も珍しくありません。

 

機械式時計には良いところがないと思われるかも知れませんが、定期的なメンテナンスを行えば孫子の代まで使う事ができたり、モデルにもよりますが煌びやかな装飾を施したムーブメントもあり、芸術性や技術力と言った点に価値を見出し高級時計に採用されています。

 

そんな機械式ムーブメントを搭載したエクスプローラーⅡは、動作確認として「精度」「リューズ」「運針」「カレンダー」の確認を行います。

 

1日に数十秒の誤差は許容範囲とされる機械式時計でも、あまりにも誤差が大きい場合は時計としての機能を失っている事になります。

 

須賀質店では機械の音を確認して精度をはかる事ができるタイムグラファーを使用して確認を行います。

目安としては1日に1分以上のズレがある場合や、機械の音に異常があり正確にはかる事が出来ない場合は故障扱いとしています。

 

次にリューズについてですが、エクスプローラーⅡ(16570型)のリューズはねじ込み式となっております。リューズとケースにそれぞれネジ山が切られているので、リューズをねじ込んだ状態が通常使用時になります。

 

ネジ山が潰れてしまいねじ込めない状態のお品物はパーツ交換が必要ですので、査定額から大きな減額となる可能性があるでしょう。

 

各針の運針確認やカレンダーの動作確認もリューズを回して行いますが、リューズを回しても針やカレンダーが動かない場合は故障扱いとなります。

16570の動作確認

機械式時計は先にも述べた通り、細かな部品を無数に組み合わせる事によってできるお品物です。衝撃や水分、磁力に弱い構造で、例え故障しなくても定期的なメンテナンス(オーバーホール)を怠ると油切れなどの小さな不具合から大きな故障に繋がる事もあります。

 

故障した状態であっても喜んで買取させていただきますが、通常の査定額から修理費用を差引く分どうしても低い買取金額となってしまいます。

 

ご使用時に不具合が生じた場合は、そのまま放置せずに修理やメンテナンスを依頼する事によって軽度の修理で費用も少額で済むでしょう。売却をご検討の場合、ご自身で使い続ける場合でも同様ですので、参考になれば幸いです。

 

ロレックスのエクスプローラーⅡ(16570型)買取のまとめ

 

今回の記事ではロレックスのエクスプローラーⅡ(16570型)買取について解説してきました。ロレックスの時計は老若男女問わず人気の高いお品物ですので、中古市場でも相場が安定しております。

 

この記事を書いている須賀質店では、新型コロナウイルス感染予防対策を行いお客様のご利用をお待ちしております。

出入口に手指消毒剤の設置、カウンターと店内の消毒・清掃、スタッフのマスク着用と毎朝の検温等を行っております。

 

ロレックスは勿論のこと、オメガやタグホイヤー、ブライトリング、IWC、パテックフィリップ、オーデマピゲなど数多くのブランドが取扱い対象となっております。

 

買取は勿論の事、質預かりについてもお気軽にお問い合わせ下さい。

 

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GMTマスターの買取事例

この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。質屋のシステムやビジネスモデルについて、初めてご利用する方にもわかりやすく解説することを心がけています。質屋でお金を借りることは、銀行や消費者金融からお金を借りる手法にはないメリットがあるのです。現役の質屋でしか語れない「質屋の便利な使い方」について、当Webサイトで解説しています。