ルイヴィトンの偽物を見分けるポイント9つ!事前に知って、贋作対策!| 創業大正9年の須賀質店 | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
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ルイヴィトンの偽物を見分けるポイント9つ!事前に知って、贋作対策!| 創業大正9年の須賀質店

最終更新日 2024年2月15日

ルイヴィトンの偽物と本物を見分けるポイント!素人でも分かる見分け方を解説

ブランド品と言えば、ルイヴィトン!!こんな感覚をお持ちの方も多いのではないでしょうか?それだけに、偽物が多く出回ってしまっているのも事実です。

自分の持っているルイヴィトンの財布やバッグは本物なのだろうか・・・

そんな不安を抱いている方に、老舗の質屋が偽物と本物の見分け方をお教えいたします。実際にルイヴィトンの商品を取り扱う上で確認しているポイントを多数載せてあるので、偽物を買ってしまわないためにもご覧ください。

【 目次 】
 1 ルイヴィトンの偽物と本物を素人が見分けるのは可能?

 

 2ルイヴィトンの偽物と本物を見分ける際のポイント

 2.1ルイヴィトンの「モノグラム」を確認

 2.2ルイヴィトンの「ブランドロゴ」を確認

 2.3ルイヴィトンの「シリアルナンバー」を確認

 2.4ルイヴィトンの「商品箱」を確認

 2.5ルイヴィトンの「裁縫」を確認

 2.6ルイヴィトンの「金具」を確認

 2.7ルイヴィトンの「ヌメ革ハンドル」を確認

 2.8ルイヴィトンの「側面」を確認

 2.9ルイヴィトンの「付属品」を確認

 

 3ルイヴィトンの偽物被害を未然に防ぐためには?

 3.1フリマアプリ等の個人間売買を避ける

 3.2法人業者が取り扱っているものを選ぶ

 

 4ルイヴィトンを高く売りたいなら須賀質店へご相談を

 

 5まとめ

1ルイヴィトンの偽物と本物を素人が見分けるのは可能?

ルイヴィトンは世界中で人気を集めているため、偽物が非常に多く出回っています。昔の偽物と言えば、質が低くひと目でコピー品であることがわかる粗末なものでした。
しかし近年、偽物であっても高品質なスーパーコピー商品も増えており、偽物の判断が難しくなっていると言われています。ですが、見るべきところを知っていれば、本物と偽物を見分けることができます。

2ルイヴィトンの偽物と本物を見分ける際のポイント

2.1 ルイヴィトンの「モノグラム」を確認

ルイヴィトン 偽物 見分け方 モノグラム

ルイヴィトンの偽物と本物を見分けるポイントの1つ目が、「モノグラム」を確認することです。モノグラムはブランドを代表するラインの一つ。本物とくらべてみると、プリントの位置がずれていたり色が薄かったりすることがわかります。また触った感触は硬く、独特の刺激臭もあります。他にも、プリントの色が緑色に近いものや、反対に本物よりもプリントが濃い偽物も存在します。
本物のモノグラムは、全体から見て左右対称にプリントされ、ロゴの一つひとつがドットでプリントされています。そのため、ドットでプリントされていなかったり雑にプリントされたりしているものは偽物の可能性が高いです。この観点だけで判断できませんが、一つのポイントとして抑えておきましょう。

2.2ルイヴィトンの「ブランドロゴ」を確認

ルイヴィトン 偽物 見分け方 ロゴ

ルイヴィトンのロゴも、偽物と本物を見分けるチェックポイントです。ロゴは、ブランドを示す重要な要素。そのためこのロゴがかすれていたり斜めになっていたりするものは、偽物の可能性が非常に高いです。ただし、このロゴもスーパーコピーでは、ひと目では判断しづらいほど違和感はありません。
そういった中でも、判断しやすいところが「LOUIS VUITTON」の「O」の文字。本物は真円になっていますが、偽物の「O」は、縦長の楕円形になっています。また文字の上にある、登録商標マークの「®」にも違いが見られます。偽物は®が小さめに刻印されていますが、本物は「O」の字と同じくらいの大きさになっています。

2.3 ルイヴィトンの「シリアルナンバー」を確認

ルイヴィトンには、バッグや財布の一つひとつに製造番号(シリアルナンバー)が刻印されています。一部アクセサリーや同じモデルでも製造番号があるものとないものがあるため、刻印がないからといって偽物とはいえません。しかし刻印がされている商品は、偽物か本物かを見極めるチェックポイントになります。
ルイヴィトンのシリアルナンバーは、基本的に「製造国のアルファベット2文字+製造年・月を表す4桁」という決まりがあります。この決まりに沿っていないアルファベットが1文字だけ、数字が5桁あるといった場合は偽物と言えます。またこの通りであっても、偽物は刻印の深さにムラがあったりフォントが汚かったりします。

2.4 ルイヴィトンの「商品箱」を確認

ルイヴィトン 偽物 見分け方 箱

ルイヴィトンのバッグや鞄に商品箱がついているからといって、本物だとは安心できません。偽物でも商品箱がついているものは多々あります。ここでは偽物と本物の商品箱の見分け方を紹介します。
まず偽物の商品箱は、ブランドロゴのインクが平になっていて厚みがありません。本物ではインクをしっかりと使っているため、斜めから見るとわずかに立体的に浮き上がって見える特徴があります。触ってみると凹凸の厚みを感じますが、偽物はそういった凹凸は感じられません。

ルイヴィトン 偽物 見分け方 書体
書体も「V」の字が、本物は太く書かれているのに対し、偽物は細くなっています。また「U」の字は、本物では上部の文字の角が丸みを帯びているのに対し、偽物は角ばっています。遠くから見ると、一見違いがわかりませんが、細部を見ていくと違いがわかります。
とくに偽物との違いが現れているのは、箱の内側。本物は付属品であっても細部まで丁寧に作られているため、普段は見ることのない箱の内側でも境目やのり付けなどが綺麗に施されています。一方、偽物はのり付けが荒く歪んでいたり、境目に隙間があったりといった作りの粗さが目立ちます。ひどいものでは、内側の印字がかすれていることもありますが、本物ではそういったことはありません。

2.5 ルイヴィトンの「裁縫」を確認

ルイヴィトン 偽物 見分け方 裁縫

裁縫も偽物か本物かを見分ける重要なチェックポイントです。本物の裁縫の特徴は、同じ間隔でまっすぐ綺麗に裁縫されています。一方、偽物は、糸が細く裁縫の間隔が大きく空いている上、間隔も揃っていません。ひどいものでは、一部の裁縫がラインからはみ出していることもあります。
また、本物では縫う場所によって縫い方を変えていますが、偽物ではすべて同じ縫い方をしているため、場所によってはすぐにほつれてしまいそうな弱々しい縫い目になっています。これは本物が職人の手で縫われているのに対し、偽物は機械で裁縫していることが多いため、細かいところまでこだわることができないためです。
また、本物の縫い目は少し斜めになっているのが特徴ですが、偽物はまっすぐになっています。これも偽物は安いミシンで縫っていることが要因です。こちらも商品箱と同様、とくに商品内部の作りの差が顕著にあらわれる傾向があります。

2.6 ルイヴィトンの「金具」を確認

ルイヴィトン 偽物 見分け方 金具

ルイヴィトンの金具は、本物に似せることが難しいパーツのため、偽物を見分ける重要なポイントとなります。本物は金具とロゴのバランスがよく、ロゴの太さもしっかり区別されています。またメッキもムラがありません。一方、偽物の金具は、大きさや厚みやロゴとのバランスが悪いです。
また、ロゴの刻印も文字の周りが凹んでいたり文字の太さやバランスが崩れていたりするなど、雑に作られています。ロゴは、ブランドにとってもっとも重要な要素であり、本物では雑に作られることはありえません。また、メッキの塗りも均等ではなくムラがあります。
また刻印の溝を見てみると、本物は磨きをかけることで溝の部分を滑らかに仕上げています。偽物は段差部分がギザギザしていて、荒く削られていることがわかります。こういった細かい部分にも大きな違いがあらわれていることがわかります。

2.7 ルイヴィトンの「ヌメ革ハンドル」を確認

ルイヴィトンの「ヌメ革ハンドル」を確認

ルイヴィトンのヌメ革ハンドルの内側にシワが寄っているものは偽物の可能性があります。本物のルイヴィトンは、長い間使われることを想定して作られているため、ハンドル部分は丈夫に作られています。そのため長年人気のあるスピーディなどでも、使い込まれてヌメ革ハンドルの内側にシワが寄ることはまずありません。

2.8 ルイヴィトンの「側面」を確認

ルイヴィトンの「側面」を確認

ルイヴィトンの財布では、側面から見てみると本物と偽物違いがわかりやすいです。革の端に施されたコバ処理は、本物は一直線に引かれているのに対し、偽物はフチが凹凸になっています。また、偽物は素材の革や布の採寸や縫い合わせが粗いため、財布の厚みが本物よりも分厚くなる傾向があります。

2.9 ルイヴィトンの「付属品」を確認

ルイヴィトンの付属品に、保証書や証明書がついている場合は要注意です。他のブランドでは保証書がついていることが多いですが、ルイヴィトンには保証書やカードはついていません。一部製品には書類が付属していますが、ほとんどのルイヴィトンにはついていないため気をつけましょう。中身の日本語がおかしい場合は、偽物と言えるでしょう。

3 ルイヴィトンの偽物被害を未然に防ぐためには?

3.1 フリマアプリ等の個人間売買を避ける

ルイヴィトンは、世界でもっとも人気のブランドと言っても過言ではありません。そのため、近年流行しているフリマアプリやネットオークションなど、個人間で売買できるツールでも多数出品されています。しかしこういったツールでは偽物の取引が非常に多く、トラブルが発生することもあります。入金後、連絡が取れない、偽物とわかっても対応してもらえないといったトラブルもネットでよく見かけます。
個人間でのやり取りのため自分で対処しなければいけません。運良く返品対応できたとしても多くの時間を浪費してしまうでしょう。こうしたリスクを避けるためにもフリマアプリ等は避けたほうが良いといえます。

3.2 法人業者が取り扱っているものを選ぶ

ルイヴィトンの偽物被害に遭わないためには、個人間の取引ではなく法人業者と取引できる売買を利用するようにしましょう。法人業者は、中古での売買をするための古物商許可を取得しています。これに違反すると罰則などもあるため当然、偽物は取り扱っていません。
また、法人では膨大な量のブランド品を鑑定しているため、偽物と本物を見分けることができます。個人間のやり取りでは「売り手側も本物だと思いこんで偽物を売ってしまう」ということがあり得ますが、法人業者ではこういったことはほとんどありません。

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買取は須賀質店へ

ルイヴィトンを高く売りたい方は、ぜひ須賀質店にご依頼ください。須賀質店は、大正9年に創業した100年以上続く老舗質屋です。長い歴史のなかで、ルイヴィトンをはじめとしたブランド品の本物と偽物の見分ける鑑定力を養ってきました。またそうした見分け方を、現場の鑑定士に教育し、お客様が安心してご利用いただけるよう努めています。
また、少しでも高い査定額を提示するために、全国のブランドオークションや海外バイヤーからの最新情報を入手することで、商品ごとの最高値相場を集めて査定額に反映しています。ルイヴィトンを高額買取してほしいという方は、ぜひ須賀質店にご依頼下さい。

5 まとめ

ルイヴィトンの偽物の見分け方を9つご紹介しました。最近では高品質なスーパーコピーも流通していますが、ここで紹介した見分け方を知ったことで、偽物被害を避けることができます。一部分だけ本物を使った製品もあるため、一箇所だけで判断せずここで紹介した複数のポイントをチェックするようにしましょう。また、価格が他より明らかに安い場合などは要注意で、保証やアフターケアなどが整っている信頼できる店舗や公式サイトから買うようにしましょう。

この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。質屋のシステムやビジネスモデルについて、初めてご利用する方にもわかりやすく解説することを心がけています。質屋でお金を借りることは、銀行や消費者金融からお金を借りる手法にはないメリットがあるのです。現役の質屋でしか語れない「質屋の便利な使い方」について、当Webサイトで解説しています。