金を売るならどこがおすすめ?買取業者の選び方や高く売るコツ、手数料や税金について解説 | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
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金を売るならどこがおすすめ?買取業者の選び方や高く売るコツ、手数料や税金について解説

最終更新日 2024年4月10日

金を高く売るには

金相場は、ここ数年高騰を続けています。2024年4月現在、純金のK24の1gあたりの買取価格は、5年前と比べるとおよそ2倍にも及びます。現在は高騰し続けていますが、日々移り変わる情勢を考えると、この高騰がずっと続くとは断言できません。そのため金の売却を検討している方には、今が絶好の売却タイミングであると言えます。今回は、金を売るならどこがよいのか、多数の買取店や質屋からの選び方や金の知識を解説します。
【 目次 】

1 金を売る際の買取業者の選び方

1.1 金や貴金属の買取経験が豊富な査定員がいるか

1.2 査定員が最新相場に詳しいか

1.3 査定・見積もり料はかかるか

1.4 サポートは充実しているか

1.5 口コミ・評判は良好か

1.6 営業年数は長いか

1.7 買取実績を公開しているか

1.8 査定員の接客対応はしっかりしているか

 

2 金の売却に関する基礎知識

2.1 金の重量

2.2 金の買取にかかる手数料

2.3 金の売却による税金

 

3 金をより高値で売るポイントは?

3.1 金の相場を確認しておく

3.2 刻印をチェックする

3.3 購入時の付属品を一緒に査定してもらう

3.4 複数の店舗で査定してもらう

3.5 複数の製品をまとめて売る

 

4 【24年〇月〇日】現在の金の買取相場

 

5 金の買取を依頼する方法

5.1 店頭買取

5.2 宅配買取

5.3 出張買取

 

6 金の買取依頼から実際に売却するまでの流れ

 

7 金の買取に必要な書類は?

7.1 本人確認ができる身分証明書・親権者からの同意書

7.2 支払調書

7.3 登記事項証明書、印鑑登録証明書

 

8 金を売るなら「須賀質店」がおすすめ!

8.1 須賀質店は金買取の実績が豊富

 

9 まとめ

 

1 金を売る際の買取業者の選び方

1.1 金や貴金属の買取経験が豊富な査定員がいるか

金・貴金属の買取で重要なのが、知識と経験が豊富な査定員です。査定員の知識によって、買取額は変わってきます。とくに金・貴金属は知識だけでなく実際に金・貴金属に触れることで、本物・偽物や金種を見抜く力が養われます。

経験が豊富な査定員であれば、刻印がかすれている製品や本物かどうかの判別が難しい製品でもしっかりと価値を見抜き、価格をつけてくれます。反対に、経験が乏しい査定員の場合、本来の価値を見抜けず安く買取されてしまいます。

 

1.2 査定員が最新相場に詳しいか

査定員を見るうえでもう一つ重要なのが、相場情報に詳しいかという点です。金・貴金属の相場は常に変動しており、一日で大幅に変わることはないですが、相場を把握していればおおよその予測も可能になります。知識や経験が豊富な査定員は、過去の相場を把握するだけではなく、常に最新の相場情報を調べ、最高の査定額を提示できるよう努めています。

公式サイトで金の相場情報を掲載している買取業者は、最新相場に詳しいと言えるでしょう。

1.3 査定・見積もり料はかかるか

買取業者によっては、査定や見積もりに手数料がかかるところもあります。公式サイトでは、あえて買取額を高めに設定し買取額に応じた手数料を徴収するというところがあるため、あらかじめ手数料の有無を確認しておきましょう。そうしたところでは、提示された金額よりも受け取る金額が少なくなってしまいます。金・貴金属の買取は多くの店舗で行っており、手数料が無料のところも数多くあるため、無料のところに依頼するのがおすすめです。

 

1.4 サポートは充実しているか

買取時のサポートもチェックしておきましょう。とくに査定後の取引をキャンセルは、キャンセル料がかかる買取業者もいます。「売ろうか迷っている」場合に、査定で手数料がかかるのはもったいないですよね。そのため、そこで確実に売却すると決めていない限りキャンセル料が無料のところに依頼するようにしましょう。

また宅配買取の場合、万が一の場合の運送保険といったサポートがついているかも確認しておきましょう。

1.5 口コミ・評判は良好か

実際に利用したユーザーの口コミや評価が高いところに依頼するようにしましょう。口コミや評価は、買取業者の公式サイトをはじめ、SNSやGoogleマップでも見ることができます。とくにGoogleマップの口コミは、店舗側で口コミの掲載可否をコントロールできないため、良い口コミもあれば悪い口コミもすべて掲載されるため、信頼度が高いと言えます。公式サイトの口コミと合わせて確認すると店舗の特徴をより把握できるでしょう。

 

1.6 営業年数は長いか

金の買取を行っている業者のなかには、古物商の許可を取得していないような悪徳業者もあるため信頼できるところか見極めるのは非常に重要です。買取業者の信頼性を把握するうえで重要なポイントの一つが、営業年数。当然ですが、営業年数が短い新しいところよりも、昔から営業してきたところのほうが信頼度は高いです。長い歴史を持つ買取業者では、それだけ多くの人が利用してきたということであり、買取額や対応に満足している証と言えます。

 

1.7 買取実績を公開しているか

買取業者の公式サイトやSNSなどで、実際に買取した製品を公式サイトで公開しているかチェックしてみましょう。利用者が多く高価買取を行っているところでは、積極的に買取した製品の買取額や詳細を提示している特徴があります。相場に適していてかつ高価買取であり嘘偽りないため、公開できるからです。また、過去の買取実績を見ることで、その買取業者がどういったアイテムの買取に強みを持っているのかを把握することも可能です。

 

1.8 査定員の接客対応はしっかりしているか

査定員の接客対応が丁寧かもチェックしておきましょう。高額な製品である金を取り扱うにもかかわらず、対応が横柄であったり製品の取り扱いが雑だったりするところは、避けたほうが良いでしょう。そういったところは、査定金額が信頼できないばかりか、大切な持ち物を傷つけられる危険性もあります。

優良な買取業者は、接客マナーをしっかりと教育されているため、査定員の接客応対も丁寧です。そういった店舗では、高価買取が期待できます。

関連リンク:金の買取業者を選ぶ際に重視すべきポイント8選

 

2 金の売却に関する基礎知識

2.1 金の重量

金製品の買取金額は、「金の純度に応じた相場×金製品の重量」で決まります。金の純度に注目がいく傾向が多いですが、重量も重要な要素です。重さだけであれば自宅だけでも計測できますが、買取業者では専用の高精度な専用の測りを使って計測しています。そのため、誤差が出る可能性もありますが、概算の金額がどのくらいになるのかのチェックができます。金の純度とあわせて確認しておくとよいでしょう。

 

2.2 金の買取にかかる手数料

買取業者によっては、手数料がかかる場合もあります。手数料がかかるところでは、公式サイトで掲載されている1gあたりの買取額が高く見えますが、手数料を差し引くと、他と変わらないあるいは安くなることも。そのため、必ず手数料の分も考慮して計算するようにしましょう。

また、手数料は買取業者によってさまざまなので、複数の買取業者に相見積もりをして価格を比較するのがおすすめです。

 

2.3 金の売却による税金

金製品を個人の方が売却して年間50万円以上の利益が出たら確定申告が必要です。50万円を超えると「譲渡所得」として取り扱われ、給与などの他の所得と合わせて総合課税の対象になります。

ただし、この所得金額は、資産の保有期間によって変わっており、保有年数が5年以上の場合、譲渡所得は半額まで減額されます。そのため金の売却を迷っている方は、保有年数を確認してから売却してみるのも良いでしょう。

他にも法人や個人事業主の方の場合、条件によっては消費税の対象になる場合がありますので心当たりがある方は一度調べてみる事をお勧めします。

 

3 金をより高値で売るポイントは?

3.1 金の相場を確認しておく

先ほども述べましたが、金の買取金額は「金の純度に応じた相場×金製品の重量」で決まります。そのため、売却を検討している金製品の相場が現在どのくらいか把握しておくことはとても重要なことです。

ただし、あまりに相場をチェックしすぎると「もっと上がるかもしれない」と思い売るタイミングを見失ってしまうかもしれません。そうならないためにも「この価格になったら売る」と目安を決めておくようにしましょう。

 

3.2 刻印をチェックする

金製品には金の純度やブランドを示す刻印があるため、刻印をチェックして売却を検討している金製品の純度がいくつなのか把握しておきましょう。金の刻印は、24分率と1000分率で示されています。刻印をチェックすることで、概算の売却金額を計算できますし、買取業者との交渉もしやすくなります。

ただし製品が古く、刻印がかすれて読めなくなっていたり海外で作られて実際の刻印とは純度が違ったりする製品があることも頭に入れておきましょう。

金の刻印をチェックする

3.3 購入時の付属品を一緒に査定してもらう

付属品とは、購入時についていた金製品の鑑定証や保証書、箱のこと。一緒に査定してもらうことで、買取金額がアップする可能性があります。とくにブランドアクセサリーの場合、付属品がすべて揃った状態のほうが買取額は高くなる傾向があるため、昔購入したものでも付属品がないか探してみてください。

また、仮に付属品がなくても高く売れないわけではありません。あくまでも重要なのは金製品そのものですので、製品単体でも諦めず査定に出してみましょう。

 

3.4 複数の店舗で査定してもらう

買取業者によって同じ金製品でも買取額は異なります。それは、査定士の熟練度やその買取業者の販路の保有数、広告の回収費などさまざまな要因によります。複数の店舗で相見積もりをしてもらうことで、その店舗の強みとしている製品や、特徴を把握することができます。

また、「相見積もりをしている」ということで、価格交渉をスムーズに進められます。その際、無理やりその場で売却を迫ろうとする店舗は悪質なため避けたほうが良いでしょう。

 

3.5 複数の製品をまとめて売る

売りたい金製品が複数ある場合は、まとめて売るようにしましょう。1点だけ売却するときよりも、端数分の価格を引き上げてもらうといった、交渉がしやすくなります。買取業者も少しでも多く金製品を買い取りたいと考えているため、交渉を受け入れてもらいやすい傾向があります。

同じ金製品はもちろん、時計やバッグ、宝石などの買取に対応している業者であれば、他の製品も一括で買い取ってもらえるためおすすめです。

複数の金製品を纏めて売る

関連リンク:金を高く売るためのコツ5選

 

4 【2024年4月10日】現在の金の買取相場

 

金属の品名 買取価格 金属の品名 買取価格
24金インゴット 11,940 プラチナ1000インゴット 4,900円
24金 Au1000 11,590円 プラチナ1000 4,750円
22金 Au916 10,520円 プラチナ950 4,510円
20金 Au833 9,610円 プラチナ900 4,330円
18金 Au750 8,840円 プラチナ850 4,090円
14金 Au583 6,570円

 

5 金の買取を依頼する方法

5.1 店頭買取

店頭買取は、店舗へ売りたい金製品を持って行き、査定・買取してもらう方法です。査定員が目の前で査定してくれ、直接会話や質問をしながら買取してもらえるというメリットがあります。またすぐに現金化できるため、なるべく早く現金を入手したいという方におすすめです。

一方、店頭買取は自分で店舗に行く必要があるため近くに店舗がない方や、忙しくて店舗の営業時間にお店に出向くことができないという方は、他の方法を検討する必要があります。

 

5.2 宅配買取

宅配買取は売りたい製品を梱包して買取業者に送り、査定金額に了承すると銀行にお金が振り込まれる方法です。宅配買取は、近くに店舗がない方や忙しくて店舗に行けない方でも利用できる便利な買取方法と言えます。宅配買取の多くは梱包用のキットを無料で提供しているため、梱包にかかる費用も発生しません。ただし、宅配買取は配送の際の万が一に備えての補償や、金製品のみ手数料がかかるところもあるため、あらかじめ確認しておきましょう。

5.3 出張買取

出張買取は、査定員が自宅に来て製品を査定し買取する方法です。店舗に行く必要がなく、また製品を持ち運びや配送の手間もありません。査定員と直接話せるため、不安や疑問の解消、買取額の交渉もしやすいです。

ただし、出張買取は査定員のスケジュールにあわせて予約する必要があります。また、自宅に訪問するため必ず信頼できる買取業者に依頼しましょう。他人を自宅に招くことに抵抗がある方は、避けたほうがいいでしょう。

6 金の買取依頼から実際に売却するまでの流れ

金の店頭買取をする際の、依頼から売却に至るまでの流れは次のようになります。

 

  • 身分証と売りたい製品を持って近くの店舗へ来店
  • 査定員による査定
  • 査定終了後、買取金額を提示
  • 提示額で売却するか検討し、売却する場合必要書類に記載

 

買取業者によって、細かい部分は変わりますが大まかな流れは上記のようになります。店舗によっては、予約が必要なところや待ち時間が長くところもあるため、売却を検討している場合は、その店舗の情報をチェックしておくようにしましょう。

また、宅配買取や出張買取など他の買取方法でも流れが変わってきます。事前に公式サイトや、買取業者に問い合わせるなどして確認しておきましょう。

 

7 金の買取に必要な書類は?

7.1 本人確認ができる身分証明書・親権者からの同意書

店頭買取の場合、売りたい製品以外にマイナンバーカードや運転免許証保険証、パスポート、在留カードまたは外国人登録証明書などの現住所が記載してある身分証が必要になります。これは、古物営業法によって貴金属の買取には本人確認が必要なためです。万が一、本人確認がされない場合、古物商の許可を受けていない可能性があるため、注意が必要です。

また、18歳未満の未成年の方が売却する場合、親権者からの同意書が必要です。

7.2 支払調書

金・貴金属を売却した際の金額が200万円を超える場合、犯罪収益移転防止法によって支払調書の提出が義務付けられています。支払調書には、氏名、売却した金のグラム数、売却金額、売買の年月日が記載されており、買取業者から税務署へと提出されます。

また、支払調書の対象となる場合、顔写真付きの本人確認書類のほか、マイナンバーがわかる書類や本人名義の金融機関の口座番号がわかる書類の提示が必要になります。

 

7.3 登記事項証明書、印鑑登録証明書

個人ではなく法人で金製品の売却をする場合、登記事項証明書や印鑑登録証明書を提出しなければいけません。登記事項証明書に関しては、発行から6ヶ月以内など、期限が設けられている場合もあるためあらかじめ確認しておきましょう。法人の代表者以外が買取を依頼する場合は委任状が必要です。

また、これらの資料以外にも来店した方の本人確認書類も必要なため、忘れないようにしましょう。

8 金を売るなら「須賀質店」がおすすめ!

8.1 須賀質店は金買取の実績が豊富

須賀質店は、東京・五反田、渋谷、池袋の三つの店舗を展開する質屋です。大正9年に創業し現在までおよそ100年続く老舗店舗で、金・貴金属の買取を多数行ってきた実績があります。

日々変わる金の相場のチェックはもちろん、査定員の指導も妥協なく行っています。服装や身だしなみ、言葉遣いなどお客様と直接顔を合わせるからこそ、安心してご利用いただけるよう指導しています。金の買取価格はもちろん、接客の面でも満足いただけるよう努めています。

9 まとめ

金を売るならどこがいいのか、買取業者の選び方や金の基礎知識などをご紹介しました。金・貴金属の買取は、査定員の接客対応や買取実績が豊富かをチェックしておきましょう。また金を高く売るなら金の相場を事前に調べる、相見積もりをするなどのポイントを抑えておく必要があります。

須賀質店では豊富な金の買取実績と丁寧な接客で、数多くのお客様からご利用いただいる老舗質屋です。金を売るのにどこがいいか迷ったら、ぜひ当店にお問い合わせください。

 

この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。質屋のシステムやビジネスモデルについて、初めてご利用する方にもわかりやすく解説することを心がけています。質屋でお金を借りることは、銀行や消費者金融からお金を借りる手法にはないメリットがあるのです。現役の質屋でしか語れない「質屋の便利な使い方」について、当Webサイトで解説しています。