カルティエの偽物の見分け方は?【鑑定士監修】ジュエリーと時計のチェックポイント | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
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カルティエの偽物の見分け方は?【鑑定士監修】ジュエリーと時計のチェックポイント

最終更新日 2024年4月23日

カルティエは、世界的に人気のジュエリー・時計を生み出すブランドです。人気・知名度ともに高い反面、コピー品が市場に出回っているため、購入には注意が必要です。カルティエの正規店で定価購入できれば安心ですが、それ以外での購入の場合コピー品を購入してしまうリスクがあります。そこで今回は、カルティエのジュエリーや時計の本物と偽物の見分け方のポイントをご紹介します。

【 目次 】
 1カルティエのジュエリーの偽物の見分け方

 1.1ダイヤモンドのはめ込みの裏側

 1.2ブランド名の刻印

 1.3ビスモチーフの処理

 1.4ダイヤモンドの輝き

 1.5開閉部分の内側

 

 2カルティエの時計の偽物の見分け方

 2.1ベゼル・ブレスレット

 2.2文字盤のカルティエロゴ

 2.3リューズ

 2.4ローマ数字

 2.5針の色・中心部

 2.6ガラスの反射

 2.7付属品のチェック

 

 3カルティエの真贋は須賀質店にお任せください

 

 4まとめ

1カルティエのジュエリーの偽物の見分け方

ラブリングをはじめ、ネックレスやブレスレットなど、ジュエリー・アクセサリーの偽物の見分け方をご紹介します。

 

1.1ダイヤモンドのはめ込みの裏側

カルティエの偽物の見分け方は?【鑑定士監修】ジュエリーと時計のチェックポイント

ラブリングやラブブレスといった人気シリーズの中でも、ダイヤモンドを使用したジュエリーやアクセサリーは、ダイヤモンドをはめ込んでいる裏側をチェックしてみましょう。裏側は六角形の穴になっています。本物では内側の面がフラットになっていますが、偽物では穴の周りがくぼんでいます。ジュエリーだけでなく時計にも共通しているポイントですが、偽物は目に見えない部分や細かい部分の作りが粗くなっている特徴があります。本物ではこのようなことはなく、目に見えないところも丁寧に作り込まれています。

 

1.2ブランド名の刻印

カルティエの偽物の見分け方は?【鑑定士監修】ジュエリーと時計のチェックポイント

カルティエのロゴは、ブランドの製品としてもっとも重要なポイントになります。カルティエのロゴは、「Cartier」の「C」の上部や「i」の頭の部分、「r」の跳ねる部分に特徴があります。偽物のロゴは、文字がガタガタしていたり、刻印された面が雑に仕上がっていたりします。本物では、重要なロゴをこのような仕上げにしていることはありえません。カルティエのロゴは、検索すれば刻印のアップの写真が出てくるため、見比べてみるとわかりやすいです。肉眼ではわかりにくいため、ルーペでチェックするとよりわかりやすいでしょう。

 

1.3ビスモチーフの処理

カルティエの偽物の見分け方は?【鑑定士監修】ジュエリーと時計のチェックポイント

ラブシリーズのリングやネックレス、ブレスレットではビスのモチーフの処理をチェックしてみましょう。本物ではビスのフチの部分はきれいに仕上げが施されており、触っても痛くありません。しかし偽物では何も施されておらず、触るとチクチクした感触があります。また、モチーフの彫りをよく見るとガタガタになっていたり、ムラがあったりします。ここも、最初に述べたようにビスの彫りなど、細かい部分は偽物では粗さが目立つため、判断しやすいと言えます。反対に本物では、こういったところまで余念なく作り込まれています。

 

1.4ダイヤモンドの輝き

カルティエの偽物の見分け方は?【鑑定士監修】ジュエリーと時計のチェックポイント

カルティエのジュエリーに使われているダイヤモンドは、最低でも「VSクラス」というダイヤの中でもグレードが高いものしか採用していません。この「VSクラス」はルーペで確認して、ようやく内包物が確認できるかどうかというレベルです。しかし偽物では、肉眼でも内包物が見えるなど質の低いダイヤモンドを使用しています。ただし、本物のカルティエの製品であっても、あとからダイヤモンドをつけるアフターダイヤと言われるものでは、上記のものが当てはまりません。しかしアフターダイヤは、正規サービスが受けられず、買取ができない場合があるため購入時には注意が必要です。

 

1.5開閉部分の内側

カルティエの偽物の見分け方は?【鑑定士監修】ジュエリーと時計のチェックポイント

ブレスレットの開閉部分も、わかりやすいポイントとなります。偽物の開閉部分は金の塗りが雑でムラがあるという特徴があります。また、角の部分の仕上げや面取りがされていないため、手で触るとチクチクとした感触になっています。こちらも冒頭で述べた、「偽物は目に見えない部分の作りが雑になる」が当てはまる部分です。本物ではこういった目には見えない開閉部分も丁寧に作られているため、このようなことはありません。とくに近年のスーパーコピーでは、刻印だけでは判断が難しい精度の高い偽物が多く流通しているため、こういった細かいところをしっかりとチェックする必要があります。

 

2カルティエの時計の偽物の見分け方

カルティエの時計は、男女問わず多くの方から人気を獲得しています。ここでは7つの見分け方をご紹介します。

 

2.1ベゼル・ブレスレット

男性を中心に人気の時計、サントスシリーズにはベゼルに複数のビスが留められています。これは飛行機の機体に使われるネジをイメージしたものですが、偽物のベゼルのビスは、場所によって深さが違います。同様に、ブレスレットのネジ穴にも粗さが見られます。ブレスレットのネジ穴は偽物では穴とネジの隙間が大きく本物よりもしっかりとはまっていません。

カルティエの偽物の見分け方は?【鑑定士監修】ジュエリーと時計のチェックポイント

また、偽物のブレスレットは面取りがしっかりとされていないため、触るとチクチクした感触があります。本物ではしっかりと面取りされており、触り心地もなめらかです。

 

2.2文字盤のカルティエロゴ

カルティエの偽物の見分け方は?【鑑定士監修】ジュエリーと時計のチェックポイント

文字盤の上部にあるカルティエのロゴも、チェックするべきポイントです。時計でもっとも重要なブランド名のロゴは、本物ではしっかりと印字されています。しかし偽物はインクが滲んでいたり掠れていたりといった特徴があります。また、文字盤の中心が本物では「CARTIER」の「T」のところにきますが、偽物では「R」と「T」の間が文字盤の中心となっています。

質の低いコピー品であれば書体も違うため、見比べてみるとすぐにわかりますが、スーパーコピーでは書体も同じのため、見極めが難しいと感じる場合もあるでしょう。

 

2.3リューズ

カルティエの偽物の見分け方は?【鑑定士監修】ジュエリーと時計のチェックポイント

カルティエの時計は、リューズの先端に青い宝石がついているモデルが多くあります。これは高級ラインの時計であればブルーサファイア、一般的なモデルであればブルースピネルが使われています。しかし偽物の時計ではイミテーションの青色の石が使われており、本物よりも明るい青色になっているため、こちらも色合いをチェックしてみると良いでしょう。また、リューズガードがあるモデルでは、偽物ではリューズとリューズガードの隙間が大きく空いているという特徴があります。

 

2.4ローマ数字

カルティエの偽物の見分け方は?【鑑定士監修】ジュエリーと時計のチェックポイント

カルティエの時計の文字盤には「Ⅶ(7)」や「Ⅹ(10)」の数字に「隠しcartier」と呼ばれる、特殊な書体が使われています。偽物では細かいこの文字が潰れていたり滲んでいたり、粗さが見えやすくなっています。ひどいものでは「cartier」の文字が使われていなかったり位置が違ったりすることもあるため、必ずチェックするようにしましょう。自分がほしい時計の型番が分かる場合は、事前に公式サイトや信頼できるサイトの画像と照らし合わせ、どのようなデザインなのか細かいところまでチェックするようにしましょう。

 

2.5針の色・中心部

カルティエの偽物の見分け方は?【鑑定士監修】ジュエリーと時計のチェックポイント

カルティエの時計の特徴の1つに、青針を使用しているというものがあります。青針は、ブルースティールとも呼ばれ、金属が加熱されて青くなったもので、きれいな青色を出すには非常に高度な技術が必要と言われています。カルティエは高級時計ならではのブルースティールの針を使用していますが、偽物では青色に塗装したり薬品で酸化させたりして色付けしているため、青みが強く出ます。時計の針が青すぎる場合は偽物を疑うようにしましょう。また、偽物は針の中心の円形部分が大きいという特徴があるため、中心部分もチェックしてみましょう。

 

2.6ガラスの反射

カルティエの偽物の見分け方は?【鑑定士監修】ジュエリーと時計のチェックポイント

本物のカルティエの時計では、太陽光や蛍光灯など光が強い場所でも文字盤の時刻を確認できるように、風防であるガラスに無反射コーティングと呼ばれる反射しないようにする加工が施されています。そのため光を斜めから当てても反射せず文字盤を確認することができます。しかし偽物はそのような加工は施されていないため、反射して文字盤を見ることができません。また、質の低いものではガラスではなくプラスチックを使っているものもあります。ガラスとプラスチックの見分け方は温度で、ガラスは指で触ったときにひんやりとしています。

 

2.7付属品のチェック

カルティエの偽物の見分け方は?【鑑定士監修】ジュエリーと時計のチェックポイント

箱や保証書が揃っているからといって本物だとは断定できません。付属品が揃ったスーパーコピーも多数あるため注意が必要です。しかし偽物の付属品も本物と比べると作りがチープで、本物の特徴を知っていれば偽物と判断できます。まず、偽物の箱は、全体的に色がくすんでおりロゴのサイズが大きく文字にも違和感があります。
保証書も紙の質感が安っぽいものを使っており、日本語がおかしくなっていることもあります。また、偽物の時計に本物の付属品をつけている場合もあるため、保証書に書かれている型番やシリアルナンバーが時計と一致しているかも確認しましょう。

 

3カルティエの真贋は須賀質店にお任せください

※査定を行う上で真贋の判断は行いますが、お客様にその内容はご案内しておりません。

須賀質店では、カルティエのジュエリーや時計のさまざまなモデルの査定を行ってきた実績があります。買取実績が少ない店舗では、保証書のないジュエリーや時計本体だけでは真贋の確認ができず、買取を断られたり相場よりも安く買取されたりしてしまいます。しかし経験豊富な須賀質店の鑑定士は本体だけでも真贋判断ができるため、高価買取が可能です。カルティエがいくらで買取してもらえるのか知りたいという方は、まずはお気軽にお問い合わせください。

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4まとめ

カルティエのジュエリーや時計の偽物と本物の見分け方をご紹介しました。カルティエのジュエリーや時計は、目に見えないところや細かい部分まで丁寧に作り込まれています。スーパーコピーであっても、こういった細かいところまでの再現はできません。当店ではメーカーではないため本物か偽物かの判断は行っていませんが、いくらで買い取りできるかの査定は可能です。カルティエがいくらになるのか知りたい方はお気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。質屋のシステムやビジネスモデルについて、初めてご利用する方にもわかりやすく解説することを心がけています。質屋でお金を借りることは、銀行や消費者金融からお金を借りる手法にはないメリットがあるのです。現役の質屋でしか語れない「質屋の便利な使い方」について、当Webサイトで解説しています。