エルメス、ケリー32をボロボロの状態で買取
須賀質店五反田本店で、エルメス、ケリー32のバッグを買取いたしました。エルメスのバッグの中ではバーキンと並ぶ2大看板で、女性の憧れのバッグと呼ばれる物の一つで有名な商品です。
ケリーには縫製の仕方で、内縫いと外縫いがあり、内縫いは丸みを帯びたシルエットになるためカジュアル向き、外縫いはしっかりとした角のあるシルエットになるためフォーマル向きと言われています。今回お持ちいただいたのは内縫いのケリーです。
エルメス、ケリー32の買取
有名な話ですが、ケリーの名前はモナコ公妃のグレース・ケリーが持っていたに由来しています。その話が世界中で知られている程、有名で人気のあるバッグがエルメスのケリーなのです。
高級ブランドバッグと言えば?という質問に対して、多くの方がエルメスのバーキンやケリーを挙げるのではないでしょうか。
須賀質店でも、これまでに何度もケリーの買取を行ってきました。基本的には、人気のある高額商品であるため、買取金額も高くなるのですが、今回のお取引の関してはケリーの買取の中では安めな買取査定となってしまいました。
今回の買取査定が高価査定とならなかった理由は、状態が悪かったからです。
エルメスのバッグには製造年が何年頃なのかが分かる刻印が打ってあります。その刻印から2001年頃に製造された物である事が分かりました。20年近く前であり、それなりに年月が経ってはいますが、必ずしも経年が原因で劣化してしまうわけではありません。
同じ年代の製造であったとしても、今回の買取金額の倍以上のお値段が付く事があります。
バッグの買取というのは、それだけ状態に左右されてしまうのです。丁寧に使っている程売却する時には高値で売れるという事なので、バーキンやケリーといったバッグを高値で売却したいのであれば、まず何よりもキレイに使う事を心がけるのが一番でしょう。
今回お持ちいただいたケリーは、キズ、角のスレ、持ち手等の汚れ、劣化、大きな型崩れという状態であったため、状態が悪いという判断になりました。
とは言え、最初に述べた通りに、ケリーやバーキンは女性の憧れのバッグであり、それなりにボロボロになってしまっていたとしても、中古品市場ではしっかりと価値のある商品です。
ケリーとしてはあまり高額な査定とはいきませんでしたが、それでも、ボロボロのバッグの買取がこの金額となるのは、エルメスのケリーであるからこそです。
そして、ボロボロのバッグであったとしても、須賀質店では出来うる限りの高価査定を心がけております。須賀質店五反田本店で、200,000円で買取いたしました。
エルメス、ケリー32の買取を通して、質屋としてのまとめ
大切なものや愛着のあるもの、普段から使っているものでもいつか買い替える時や、いらなくなる時がくるかもしれません。そんな時に須賀質店いらしていただければお客様のお役に立てる事があると思います。
大正9年創業で、およそ100年続く須賀質店では、池袋、五反田、渋谷どの店舗にいらして頂いても熟練のスタッフが常駐しています。100年で積み重ねたデータと、最新の相場を駆使してお客様に満足していただける買取査定が出来るように日頃から研鑽を重ねていますので、是非一度、買取査定だけでもいらしてみてください。
また、電話のお問い合わせも受け付けておりますので、ご連絡をお待ちしております。
お品物を手放してしまう事に抵抗を感じるのであれば、買取だけではなく、手放さずに一時的に現金化する質入れという方法もございます。
お預かりしたお品物に応じた金額をご融資いたしますので、様々な状況に合わせて須賀質店にご相談ください。
