ブランド買取なら
須賀質店
POINT01
100年以上続く老舗
だからこそできる
高額査定
POINT02
豊富な
買取実績
POINT03
経験豊富な
鑑定士が持つ
査定スキル
金を売りたい方は、老舗の質屋で高価買取の須賀質店をご利用ください。須賀質店は、金やプラチナなどの貴金属の買取を得意としております。純金やインゴットだけでなく、22金や18金なども買取いたします!また、アクセサリーから工業用貴金属の買取も対応いたします。昨今の経済情勢の不安定さから、金相場は大幅に高騰しています。この価格高騰はいつまで続くかは予想ができないため、まさに今が売り時と言えます。
須賀質店では、業界最高値水準の買取価格レートを実現しています。「手持ちの貴金属の種類がわからない」「古いアクセサリーでも買い取ってもらえるのか知りたい」という方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
貴金属種類 | 買取金額(1g) |
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1gあたりの金 買取相場価格 |
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24 金インゴット(999.9) | ¥ 20,550 |
24 金(K24、999.9) | ¥ 20,640 |
22 金(K22、916) | ¥ 18,750 |
20 金(K20、835) | ¥ 17,130 |
18 金(K18、750) | ¥ 15,750 |
14 金(K14、585) | ¥ 11,700 |
10 金(K10、416) | ¥ 8,130 |
9 金(K9、375) | ¥ 7,230 |
1gあたりのプラチナ 買取相場価格 |
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プラチナ1000 インゴット(999.5) | ¥ 7,800 |
プラチナ1000(Pt1000、Pt999) | ¥ 7,560 |
プラチナ950(Pt950、Pm950) | ¥ 7,170 |
プラチナ900(Pt900、Pm900) | ¥ 6,900 |
プラチナ850(Pt850、Pm850) | ¥ 6,510 |
1gあたりの銀 買取相場価格 |
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シルバー1000(SV1000) | ¥ 210 |
シルバー925(SV925) | ¥ 180 |
ご注意
①査定することができない石などがついていた場合、上記の金価格で買取できない場合があります。
②ピアスなどの小さな商品で数量が多い場合は、上記金価格で買取できない場合があります。
③買取相場公表後であっても、金相場急変の場合は買取価格を変更する場合があります。
④刻印があっても、弊社判断で刻印通りの買取ができない場合があます。
⑤貴金属のみの宅配買取の場合は、手数料1,500円をご負担いただきますのでご了承ください。
S様(女性/千葉県鎌ケ谷市)
他のお店では断られてしまった物を買取してもらいました。大変満足する金額になりました。ありがとうございました。
E様(男性/東京都北区)
誠実に対応していただけます。何度か利用していますが、社員1人1人への教育がしっかりされていて安心して利用できます。
A様(女性/東京都大田区)
刻印がない為他のお店では断られてしまった。ブレスレットを買取してもらいました。思っていたよりも高くなりました。
変形、変色している金
刻印のない金
片方だけのピアス
壊れた金製品
金製の金具
金歯、金入れ歯
大量の金製品
どれが金かわからない
東京池袋、渋谷、五反田の各店舗に直接お越しください。
いずれの店舗も駅より至近で徒歩圏にあります。
弊社の無料宅配キットを利用して商品をお送りください。
店頭買取と同様の高額査定をいたします。
須賀質店は都内に3店舗を構えている質屋です。その中でなぜ須賀質店が選ばれているのか、なぜ須賀質店が金を高額で購入できるのか、その秘密について紹介していきます。
須賀質店は、大正9年に創業し100年以上にわたる歴史を持つ老舗質屋です。東京五反田を中心に純金の喜平ネックレスをはじめ、18金や14金のネックレスなどさまざまな金のネックレスの買取をしてきました。そのなかで、買取った金製品を少しでも高値で売却できる販路の開拓を行ってきました。豊富な買取実績による確かな鑑定と高価買取を強みとしています。
金ネックレスをはじめとした金・貴金属製品の買取額は、基本的に金の種類と重量によって決まります。しかし須賀質店ではそれ以外にも、アクセサリーのデザイン性やジュエリーブランド、宝石の種類など幅広い観点で付加価値をつけて査定します。また、日々金相場に関する情報を収集し、少しでも買取額に反映できるように努めています。他店の買取額に満足できない方は、須賀質店にご来店ください。
須賀質店では、査定料や取引をやめた際のキャンセル料、そして買取が決まった際の手数料がすべて無料です。宅配買取のみ宅配キット代金として、送金手数料1,500円をいただいていますが、それ以外の費用は発生しません。買取手数料がかかる買取店では、買取額に応じて一定の手数料がかかるため、「買取額が高いのに引かれる手数料も多かった」ということになってしまいます。買取店を選ぶ際には、手数料もチェックしてみてください。
千切れてしまった、絡まっている、変色している、こういった状態の悪い金のネックレスでも、須賀質店では買い取りが可能です。須賀質店では長い歴史の中で、国内だけでなく海外のバイヤーの販路も開拓しているため、状態の悪い金ネックレスでも買い取りすることができます。使用できずにご自宅に眠っているネックレスは、お気軽にお持ちいただければと思います。
須賀質店では、お客様と直接やり取りをする鑑定士の育成に力を入れています。お客様が大事にされてきたお品物を丁寧に鑑定することはもちろん、品物の価値を見抜き査定する必要があります。日々の金相場の情報収集をはじめ、業者向けオークションなどに参加し、知識と経験を養った鑑定士が、誠心誠意対応いたします。「初めて買取をしてもらうので不安」という方も安心してご来店いただければと思います。
本人確認書類とは⇒⇒ 運転免許証 住民基本台帳カード 個人番号カード 特別永住者証明書 ※1パスポート ※2健康保険証
※1パスポートは、住所の記載の無いものに関しては、別途現住所の確認が出来る書類が必要になります。
※2200万円を超えるお取引に関しては健康保険証の続きに、3月以内の公共料金領収書(請求書)、住民票、郵便物といったお名前と住所の確認が出来る書類が必要になります。
・20歳未満の方は買取対象外となります。
・在留カード、日本国内に住所の無い方のパスポートは本人確認書類としてご利用いただけません。
・上記以外の本人確認書類をご希望の方は、事前利用可能かお問い合わせをお願いいたします。
金のネックレスをはじめとした金・貴金属の買取は、専門店以外にもリサイクルショップやネット上でも売買ができます。しかし高価な金のネックレスを高く売りたいのであれば、買取実績が豊富にある店舗に依頼するのをおすすめします。実績が多い店舗ほど、高値で買取できる仕組みづくりができているからです。実績が豊富ということは信頼感もあるため、初めての方でも安心して利用できるでしょう。
金の相場は世界の経済状況や社会情勢によって変動しており、経済状況や社会情勢が不安定になるほど、高くなる傾向があります。現在は過去最高値を記録しており、高く売れる絶好のタイミングと言えます。この高値はいつまで続くかの予想は誰にもできません。仮想通貨の登場や情勢の変化によって相場が下がることも考えられます。売却を検討している方は、お早めの査定依頼がおすすめです。
須賀質店では、状態の悪い金ネックレスの買取も可能ですが、少しでも高く売りたいという方は、査定依頼をする前に汚れを落としておくようにしましょう。なぜなら、金ネックレスを査定する鑑定士も人間ですので、汚れのついた品物よりも状態がきれいな品物のほうが丁寧に使われていると感じるからです。僅かに思えますが、端数分上乗せするといったプラス査定が期待できるかもしれません。
金本位制とは、通貨の価値を金で裏づけ、紙幣がいつでも金と交換できるようにした制度です。金本位制は、インフレや為替変動への耐性があるというメリットがある一方、非常時に通貨供給が硬直化するというデメリットもあります。この記事では、金本位制の日本と海外の歴史や現代の影響などを紹介します。また、管理通貨制度との違いや、いつ廃止されたのか、復活した場合の金資産に与える影響についても解説しますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。 金本位制とは?金本位制とは、通貨の価値を金で裏付け、紙幣を一定比率で金と交換できるよう定めた通貨制度です。金準備に応じて通貨発行が制約され、為替安定とインフレ抑制を狙う仕組みとされ、近代の国際体制で広く用いられました。仕組み各国は、通貨と金の交換比率(平価)をあらかじめ定めます。中央銀行は、その比率を守るために金を事前に準備として保有し、紙幣を金と交換したいという請求にいつでも応じられるようにします。紙幣の発行量は、保有している金の量にあわせて自動的に制限されます。国際的には、各国の平価に基づいた固定相場制が機能するため、為替は比較的安定しました。貿易赤字の国では、金が流出して通貨量が減り、物価が下がる一方、黒字の国では金が流入して通貨量が増え物価が上がるため、収支は自然に調整されます。歴史【海外と日本の動き】金本位制は、19世紀後半にアメリカやヨーロッパで広がり、日本では1897年に本格採用されました。ここでは、海外と日本それぞれの金本位制の歴史について解説します。 金本位制の導入【海外】1816年のイギリスが金本位制を始めたことをきっかけに、多くの国で採用されるようになりました。19世紀末にはロンドンを中心に国際的な仕組みとして確立し、貿易や資金のやり取りが円滑に進むようになりました。【日本】明治政府はまず銀本位制を採用し、円の価値を担保しました。その後、日清戦争の賠償金を活用して1897年に金本位制を採用。1円=金0.75gと定め、円の信用が高まり国際的な取引がしやすくなりました。第一次大戦中の1917年に金の輸出を禁止し、1930年に再び解禁しました。世界恐慌による金本位制の崩壊【海外】1929年の世界恐慌で経済が悪化する中、各国は金を守るため緊縮策を取りました。1931年にドイツの銀行破綻を受けてイギリスが金本位制を停止し、ポルトガルや北欧諸国、アメリカも金との交換を停止していきます。フランスやオランダなども1936年には停止し、国際的な金本位制は完全に崩壊しました。【日本】1930年に旧来の交換比率のまま金の輸出を解禁しましたが、すでに世界恐慌が始まっており、金が海外へ大量に流出。景気が一層悪化したため、1931年12月に金の輸出を再び禁止し、金本位制から離脱しました。管理通貨制度への移行【海外】金本位制崩壊後、各国は金との交換をやめ、中央銀行が通貨量を管理する「管理通貨制度」に移りました。第二次大戦後はドルを基準通貨とするブレトンウッズ体制が成立し、一次復活しますが、1971年にアメリカがドルと金の交換の停止を宣言(ニクソン・ショック)。1973年に変動相場制へ移行しました。【日本】1931年の離脱後、管理通貨制度の下で信用政策と為替管理を強化してきました。戦後は1ドル=360円の固定相場となり、円安効果で輸出が伸びて経済復興が進みました。しかし1971年のニクソンショックによりブレトンウッズ体制が崩壊し、1973年に現在の変動相場制へ移行しました。金本位制の種類金貨本位制とは金貨本位制は、金貨が実際に流通し、金貨と紙幣を自由に交換できる、もっとも古典的な形態です。金貨がそのまま通貨として使われ、紙幣を持っていれば銀行でいつでも金貨に替えることができました。19世紀から20世紀初頭にかけて欧米各国で広く採用され、通貨の価値が実物の金で直接裏づけられるため信用度が高く、国際貿易でも安心して取引できるメリットがありました。ただし、金貨の鋳造や流通管理にコストがかかり、金の保有量が通貨供給を制約するというデメリットもありました。 金地金本位制とは金地金本位制は、金貨の流通をやめ大口の金塊(インゴット)のみ、紙幣を交換できる仕組みです。第一次世界大戦後、金の流出を抑えたい国で多く採用されました。一般の人々が少額の紙幣を金に替えることは難しく、一定額以上でなければ交換に応じないため、実質的には大企業や富裕層、政府機関だけが利用できる制度でした。これにより金の国外流出を抑えつつ、形式上は金本位制を維持できましたが、一般国民には恩恵が少なく、金本位制の理念からは後退した制度とされています。金為替本位制とは金為替本位制は、自国通貨を金ではなく金本位制を採用する他国の通貨(基軸通貨)と交換できる仕組みです。金の保有が少ない国が採用し、ドルやポンドなどの主要通貨を準備して自国通貨を発行しました。金を直接保有する必要がないため、導入しやすい反面、基軸通貨国の経済状況に左右されやすい弱点がありました。 金本位制のメリット為替レートの安定各国が通貨と金の交換比率を固定していたため、国際的な為替レートが安定しました。例えば1ポンド=金○グラム、1ドル=金○グラムと決まっていれば、ポンドとドルの交換比率も自然に定まります。為替相場が大きく変動しないため、海外との取引で将来の為替リスクを心配する必要が少なく、企業は安心して輸出入の計画を立てられました。 インフレの抑制紙幣の発行量が金の保有量に制約されるため、政府は無制限に通貨を発行することができません。金という実物資産が通貨を裏づけているため、通貨の価値が下がりにくく、物価の急激な上昇が抑えられインフレ抑制につながりました。この仕組みが通貨への信頼を支え、経済の予測可能性を高める効果がありました。貿易の活発化為替が安定し通貨の信用が高まったことで、国際貿易が大きく発展しました。各国の通貨が金を通じて結びついていたため、遠い国との取引でも通貨の価値を心配する必要が少なく、商人や企業は積極的に海外市場へ進出できました。決済も金で行えるため、貿易相手国の通貨を信用できない場合でも取引が成立しやすく、19世紀から20世紀初頭にかけて世界経済が大きく成長する基盤となりました。金本位制のデメリット経済の状況に対応できない金本位制では紙幣の発行量が金の保有量に縛られるため、不況時に通貨を増やして景気を刺激することができませんでした。政府が経済対策で公共事業を増やしたくても、金が足りなければ資金を調達できず、失業や倒産が増えても有効な手を打てません。柔軟な金融政策が取れないため、景気の波に合わせた調整ができず、経済が硬直化しやすいのが最大のデメリットです。 景気後退の長期化リスク不況で物価が下がると、人々は「もっと安くなる」と期待して買い控えるため、さらに需要が減って物価が下がり続けるデフレスパイラルに陥りやすくなります。金本位制では通貨供給を増やして需要を刺激できないため、一度デフレが始まると抜け出すのが非常に困難でした。世界恐慌では多くの国がこの罠にはまり、長期間にわたって深刻な不況が続く原因となりました。貿易赤字による金流出貿易で赤字が続くと、不足分を金で支払うため金が国外へ流出します。金が減ると通貨の発行量も減らさなければならず、国内の資金が不足して企業活動が停滞し、さらに景気が悪化する悪循環に陥りました。金を守るために金利を上げると投資や消費が冷え込み、国民生活が圧迫されるという問題もありました。金本位制と現在の通貨制度の違い管理通貨制度現在の主要国が採用する管理通貨制度は、金との交換を保証せず、中央銀行が経済状況に応じて通貨の発行量や金利を調整する仕組みです。紙幣は金ではなく中央銀行の資産や国の信用を根拠に発行されます。金本位制と違い、不況時には通貨を増やして景気を刺激したり、インフレ時には通貨を絞って物価上昇を抑えたりと、柔軟な政策対応が可能です。ただし政府が過度に通貨を発行するとインフレのリスクがあるため、中央銀行の独立性と適切な運営が重要になります。 BRICS共通通貨BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカなど)諸国は、ドル中心の国際通貨体制から脱却するため、共通通貨の創設を検討しています。加盟国間の貿易決済で自国通貨や共通通貨を使うことで、為替リスクやドル依存を減らす狙いがあります。実現すれば金本位制の要素を部分的に復活させる可能性がありますが、加盟国の経済規模や政治体制が大きく異なるため、実現には多くの課題が残されています。 価値が衰えない金多くの国が金本位制を廃止し、現在は管理通貨制度に移行していますが、金の価値は衰えることなく上昇を続けています。世界的な金融不安や地政学リスクが高まるたびに、金は「安全資産」として買われ、価格は長期的に右肩上がりの傾向を示してきました。上記のグラフは、金価格の毎年の平均価格推移です。2018年と比べて約3.4倍になっていることがわかります。2025年10月現在も金価格は高騰を続け、1グラム2万3千円を超える水準に達しています。 まとめ金本位制は通貨を金で裏づける制度で、為替安定や物価抑制のメリットがありましたが、不況時に柔軟な対応ができず世界恐慌で崩壊しました。現在は管理通貨制度に移行し、中央銀行が経済に応じて通貨を調整しています。制度は廃止されても金の価値は上昇を続け、安全資産として世界中で重視されています。金を持つ方にとって、歴史を知ることは資産価値を見極める重要な手がかりとなるでしょう。
試金石とは、金やプラチナの貴金属を見分けるための黒い石のことです。「試金石ってどう使うの?」「自分の金製品が本物か調べたい」と思う方は多いかと思います。本記事では、試金石を使った金の見分け方から、貴金属判定の現場で役立つ実践的なコツまで、わかりやすく解説していきます。100年以上の歴史を持つ、須賀質店が実務で培った経験に基づくポイントもご紹介しますので、参考にしていただければ幸いです。 試金石とは試金石とは、金やプラチナなどの貴金属の品位を測定するために古くから用いられてきた黒色の硬質な石です。主に、粘板岩の那智黒石が使われます。理由としては、表面が滑らかで目が細かいため、貴金属をこすりつけたときに微細な粉末がしっかり付着するからです。宝飾店や質屋では、試金石に金属を擦り残った条痕の色や硝酸への反応を観察することで、真贋や純度を短時間で判別します。専門的な分析機器がなくても現場で即座に一次判定ができるため、今でも実務で重宝される道具です。また、ビジネスシーンでは「試金石」という言葉が比喩的に使われ、製品の市場性や企画の実現可能性を測る基準という意味で「〜の試金石となる」といった表現が定着しています。 試金石による貴金属の判別方法試金石による判別は、5つの手順で進めます。石の準備から硝酸による最終判定まで、順を追って実施することで正確な品位測定が可能です。①試金石の準備試金石は、使用前に表面を清潔な布で拭き、前回の付着物や汚れを完全に除去します。硝酸などの試薬、拭き取り用の布、比較用の標準金サンプルを手元に揃えます。その際、安全性と正確性を担保するため、必ず換気の良い場所で作業するようにしましょう。②調べたい金属を試金石にこすりつける調べたい貴金属の端部分を試金石の平面に軽く押し当て、一定方向に数センチの線を引くように滑らせます。力を入れすぎず、表面に金属の微粒子がうっすら付着する程度にこすることがポイントです。複数回繰り返すと条痕がはっきり見えるようになり、次の工程での判別精度が高まります。③試金石に付着した金の量と色を確認こすりつけた後、試金石の表面に残った条痕の色と光沢を目視で観察します。純金に近いほど鮮やかな黄金色で濃く残り、合金や低品位の場合は薄く白っぽい色調になります。この段階で大まかな品位を予測でき、熟練者であれば色味だけでもある程度の純度を推測できます。④削った場所に硝酸をかける付着した金属の条痕にスポイトで硝酸を一滴垂らし、化学反応を観察します。純金は硝酸に溶けないため線がそのまま残る一方、銀や銅などの不純物は泡を出して溶解し消失する性質があります。一般的に14金(58.3%)以上の品位であれば金の条痕は残りますが、それ以下の場合は酸によって消失することが多いです。 ⑤金属の種類や純度を判断硝酸処理後に残った条痕の状態を標準サンプルと比較し、最終的な品位を判定します。完全に残っていれば純金や高品位の証、部分的に溶けていれば18金や14金相当、完全に消失していればメッキや低品位合金と見なせるでしょう。試金石とは、この一連の流れで迅速に真贋を見極められる実用的な手法であり、現在も質店や買取店の現場で広く活用されているのです。試金石を使った判別方法の注意点価値を損ねるリスクがある試金石とは貴金属の表面を直接こすりつけるため、アンティークジュエリーや彫刻の施された工芸品では目立つ傷が残り、美術的・歴史的価値を損なう恐れがあります。そのため、刻印や装飾部分を避け、裏側や内側の目立たない箇所で試すこと、作業後は速やかに中和・洗浄することが重要です。希少品や高額品の場合は、試金石とは異なる非破壊検査を優先すべきです。正確に判別できない場合がある表面にメッキや酸化皮膜が施されている製品では、試金石による判定が内部の実際の品位を反映せず、誤った結論に至る可能性があります。また、複雑な合金や多層構造の製品は、硝酸の反応が一様でなく、熟練者でも判別が難しいことがあります。試金石とはあくまで簡易的な判定法であり、最終的な品位証明や高額取引では、より精密な機器による検査が推奨されます。 貴金属の判定・買取なら須賀質店須賀質店は大正9年創業、100年以上の実績を持つ老舗質屋として、金・プラチナをはじめとする貴金属の査定と高価買取を行っています。試金石とは基本的な判定法ですが、当店では専門機器と熟練鑑定士の目利きを組み合わせ、メッキ品や複雑な合金も精密に見極めます。傷をつけない品位測定に対応しており、お客様の大切な品物の価値を最大限に評価いたします。金製品の売却を検討している方は、お気軽にお問い合わせください。関連リンク:https://www.sugashichiya.com/ まとめ試金石とは、金の真贋・品位判別のために石にこすりつける、伝統的な見分け方です。準備から硝酸処理まで5段階で実施し、短時間で結果が得られる実用性が魅力ですが、価値を損ねるリスクや誤判別などの注意点も存在します。初心者が自宅で試す際は目立たない箇所で慎重に行い、高額品や希少品は専門店での精密検査を推奨します。須賀質店では試金石とは異なる最新機器も活用し、お客様の大切な貴金属を正確に査定いたします。
ピンクゴールドとは、金に銅や銀を加えた合金で、赤みを帯びた柔らかい色合いが特徴です。肌なじみが良く、上品で可愛らしい印象から幅広い世代に人気があります。一方で、変色やくすみが起こりやすいなどの注意点もあります。本記事では、ピンクゴールドの定義や歴史、イエローゴールドやホワイトゴールドとの違い、価値を保つお手入れ方法、高価買取のコツまで、わかりやすく解説します。 ピンクゴールドとは?定義・特徴・用途ピンクゴールドは、純金に銅や銀、パラジウムを加えて作られる合金で、特に銅の割合が色合いを左右します。銅が多いほど赤みが強く、少ないと淡いピンク色になります。一般的には金が約75%を占める「K18ピンクゴールド」が主流で、結婚指輪や婚約指輪に広く用いられています。より赤みの強い「K10ピンクゴールド」などもあり、個性的な輝きを楽しむことができます。表記は「K18PG」「18Kピンクゴールド」などが多く、刻印から金の割合を確認できます。用途はブライダルリングをはじめ、ピアス・ネックレス・ブレスレットなど多岐にわたり、腕時計にも使われます。あたたかみのある色合いは日本人の肌に馴染みやすく、近年はイエローやホワイトゴールドと組み合わせたデザインも人気です。硬さがあり傷に強い一方で、銅を含むため酸化による変色やくすみには注意が必要です。大切にケアすれば長く愛用できる素材として、注目されています。 関連記事:貴金属の刻印一覧表刻印の役割や種類別の意味を分かりやすく解説ピンクゴールドの人気が広まった背景ピンクゴールドは、19世紀ロシアで「ロシアンゴールド」と呼ばれ、皇帝宮殿や豪華装飾に使われたのが始まりです。ピーター・カール・ファベルジェらの宝飾家がその美しさを芸術的に高めたことで、後に「ローズゴールド」「ピンクゴールド」として世界に広まりました。近年はファッションやSNSの影響で人気が拡大しています。似合う年齢層が広く、若者から中高年まで幅広い層に受け入れられているのも人気の理由の一つです。トレンドとしては、カラーゴールドのミックスや細見のデザインなどで多用されるようになっています。また、スピリチュアルや感性面で「愛情」「ロマンス」「温かい絆」の象徴として扱われることも多く、贈り物としての価値も高いです。こうした背景から、変色のしやすさや錆びるといった弱点はあるものの、多くの人の心を魅了しています。 イエローゴールド、ホワイトゴールドとの比較ピンクゴールドは、イエローゴールドやホワイトゴールドと並ぶ代表的なカラーゴールドの一つで、それぞれに違った魅力があります。イエローゴールドは金本来の明るく華やかな色合いが特徴で、伝統や格式を重んじる層に支持されています。ホワイトゴールドは銀やパラジウムを加え、さらにロジウムで仕上げることで白く輝き、プラチナに近いスタイリッシュな印象を与えます。これに対してピンクゴールドは、銅を多く含むため赤みが加わり、柔らかく温かい色合いとなるのが特徴です。「イエローゴールドどっちが人気か」という問いでは、落ち着いたゴールドを求める層にはイエローゴールドが根強く、暖かさや柔らかさを演出したい層にはピンクゴールドが人気を伸ばしています。なお、同じK18であれば含まれる金の量は同じであり、「どっちが高いか」という観点では、現在あまり差はありません。最終的には好みやデザイン性を重視して選ばれる素材といえるでしょう。関連記事:ホワイトゴールドとは?その魅力やプラチナとの違い・お手入れ方法についてもご紹介ピンクゴールドの魅力ピンクゴールドは、見た目の美しさだけでなく、実用性やファッション性にも優れた人気の素材です。ここでは、ジュエリーとしての魅力を3つの視点から紹介します。肌なじみが良く、幅広い年代に似合うピンクゴールドは赤みを帯びた柔らかい色合いが特徴で、日本人の肌との相性が非常に良いとされています。黄味の強いイエローゴールドに比べて主張が強すぎず、自然な印象で肌に溶け込みやすいため、年齢を問わず使いやすい点が魅力です。20代の若年層には可愛らしさ、30代以降には落ち着きや上品さを演出してくれる万能なカラーといえます。デザイン次第でフェミニンにもシックにもなるため、普段使いからフォーマルシーンまで幅広く活躍します。上品でやわらかな印象を演出できるピンクゴールドはその名の通り、金の輝きに温かみのあるピンク色が加わることで、全体として非常にやわらかく上品な印象を与えます。ゴールド特有のギラつきが抑えられるため、華美になりすぎず、控えめでありながら高級感を漂わせるのが特徴です。特に指輪やネックレスなど、肌に触れる部分に用いることで全体の雰囲気が優しくまとまります。オフィススタイルやフォーマルな場でも浮かず、好印象を与えるジュエリーとして選ばれています。 傷がつきにくい耐久性を備えているピンクゴールドは、銅を多く含む合金であることから、硬度が高く傷がつきにくいという特徴があります。とくにK18より金の割合が低いK10ピンクゴールドは、さらに硬く、変形や擦り傷に強いため、デイリーユースに適しています。細身のデザインや繊細な装飾でも、日常生活の動きに耐えやすく、長く美しい状態を保ちやすいのも魅力です。アクセサリーを頻繁に身につけたい方や、長期間使えるジュエリーを探している方にも、ピンクゴールドはおすすめです。ピンクゴールドの欠点ピンクゴールドは美しさや耐久性に優れた素材ですが、使用や保管の仕方によっては注意が必要な点もあります。ここでは、ピンクゴールドの代表的な欠点と、それに対する対処法を具体的に紹介します。変色してしまう恐れがあるピンクゴールドは銅を多く含む合金であるため、空気中の酸素や汗、皮脂などと反応して変色や錆びる現象が起きやすい性質があります。特に汗をかきやすい夏場や、温泉・プール・海水などの利用後は、銅の酸化が進みやすく、赤黒っぽい変色や光沢の喪失が見られることがあります。対処法としては、使用後に柔らかい布で拭き取ることが挙げられます。肌に触れた部分の汗や汚れをそのままにしておくと、酸化が進行しやすくなるため、基本的なお手入れは欠かせません。また長期間使用しない場合は、空気に触れにくいジップ袋などで保管すると、酸化を抑えられます。市販の金属用クリーナーを使って手入れする方法もありますが、研磨成分が強いものは逆に表面を傷めることがあるため、ジュエリー専用のクロスや中性洗剤を使用するのが安心です。 修理・再加工ができない可能性がある美しい色味が魅力のピンクゴールドですが、その色合いを出すために含まれる銅が固いため、修理や再加工が難しいとされています。指輪のサイズ直しや変形の修復を依頼する際、ピンク色が変色したり、割金のバランスが崩れて元の色味が再現できなくなったりするケースがあります。また、修理に使うロウ材(接合用の金属)がピンクゴールドと完全に同じ色にならないことが多く、修理箇所が目立ってしまうこともあります。こうした専門的な加工には高度な技術が求められるため、対応できる職人や工房が限られており、修理を断られるケースも少なくありません。そのため、ピンクゴールドのジュエリーを購入する際は、サイズをしっかり確認し、長く使えるデザインを選ぶことが重要です。万が一、修理が必要になった場合は、専門的な知識と実績を持つ信頼できる店舗に相談することをおすすめします。金属アレルギー反応が出やすいピンクゴールドは、その美しい色合いを出すために、銅や銀、時にはパラジウムといった金属を配合した合金です。これらの金属は、人によっては金属アレルギーを引き起こす原因となることがあります。特に、汗や水分が付着した状態が続くと、金属イオンが溶け出しやすくなり、かゆみや赤み、湿疹などのアレルギー症状が出やすくなります。銅やニッケル、パラジウムはアレルギー反応が出やすい金属として知られているため、敏感肌の方やアレルギー体質の方は注意が必要です。アレルギーのリスクを減らすためには、長時間のつけっぱなしを避け、入浴や運動の際には外すのが基本です。汗をかいた場合はこまめに拭き取るようにしましょう。また、購入時には使われている割り金の種類を確認し、「ニッケルフリー」などアレルギーに配慮した製品を選ぶことも重要です。ピンクゴールドの価値を保つ正しいお手入れ方法ピンクゴールドは優しい色合いが魅力ですが、銅を多く含むため変色やくすみが起きやすい素材です。美しさを保つには、日常的な正しいケアが欠かせません。まず基本は、使用後すぐに柔らかい布で拭き取ること。皮脂や汗が酸化の原因となるため、つけっぱなしは避け、特に夏場や運動後はこまめなケアを習慣づけましょう。次に注意したいのが、水分や化学薬品との接触。入浴、洗剤を使う家事、温泉、プールでは必ずジュエリーを外してください。銅の酸化による赤茶色や黒ずみの変色を防げます。保管時は、空気や湿気を避ける工夫が重要です。ジップ付きの密閉袋や、仕切りのあるジュエリーボックスに個別に収納しましょう。他のジュエリーと接触すると傷の原因になります。くすみが気になる場合は、中性洗剤を薄めたぬるま湯で軽く洗い、柔らかいブラシで磨いてから水で流し、完全に乾かしてください。市販のクリーナーを使う場合は、ピンクゴールド対応製品を選びましょう。 ピンクゴールドの買取相場はいくら?ピンクゴールドの買取価格は、含まれている金の純度と重量によって決まります。たとえばK18ピンクゴールドは、K18の買取相場と同等になります。ただし実際の査定では、ブランドの有無、ジュエリーの状態、デザイン性なども価格に影響します。有名ブランド品やダイヤモンドなどがついている場合は、素材価格以上の価値がつくこともあります。一方、金の含有率が低いK10やK14は、K18よりも買取相場は下がります。また、金メッキ(GP)や金張り(GF)の製品は、金としての価値がほとんどないため、買取対象とならない場合もあります。須賀質店での1gあたりのピンクゴールドの最新の相場については、こちらのページをご参照ください。ピンクゴールドを高価買取してもらうコツピンクゴールドの資産価値を最大限に引き出し、高価買取を実現するためには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。ここでは、査定額アップに繋がる3つのコツを解説します。査定前の準備買取に出す前に、製品を軽くクリーニングし、状態を整えておくことが重要です。付着した皮脂や汗を柔らかい布で丁寧に拭き取っておきましょう。また、購入時に付属していた箱、保証書、鑑定書、鑑別書などは、製品の真正性や品質を証明する重要な資料となります。これらを揃えて提示することで、査定額の向上に繋がります。 専門性の高い買取業者を選ぶ買取業者によって査定基準や得意な分野が異なるため、複数の業者に査定を依頼し比較検討することをおすすめします。特に、金や宝飾品の買取実績が豊富で、最新の市場相場を正確に把握している専門店を選ぶことが重要です。無料査定や相談を受け付けている業者で、事前に査定について確認するのも良いでしょう。最適な売却時期を見極める金の価格は日々の市場動向によって変動します。国際的な金融情勢や為替レートの影響を大きく受けるため、金の相場が高い時期に売却することで、より高価な買取が期待できます。主要な買取店のウェブサイトや経済ニュースなどを定期的に確認し、金の価格動向を把握することが、最適な売却タイミングを判断する上で不可欠です。ピンクゴールドのジュエリーの買取なら「須賀質店」へ創業100年を超える歴史を持つ須賀質店は、お客様の大切なピンクゴールド製品を丁寧に査定し、適正価格で買い取ります。国内外の最新相場を常に把握し、金の含有率や重量だけでなく、デザイン性やブランド価値も正しく評価する専門知識が強みです。他店で納得のいく査定額が出なかった場合も、ご相談ください。長年の経験と確かな鑑定力で、お客様のジュエリーの価値を最大限に引き出します。メールやLINEでは、画像を送るだけで無料査定ができますので、まずはお気軽にお問い合わせください。お問い合わせはこちら まとめピンクゴールドは、銅を多く含むため変色しやすい性質がありますが、日頃のお手入れで美しい輝きを保てます。買取においては、複数の専門業者に査定を依頼し、金の相場を把握しておくことが、大切なジュエリーを納得のいく価格で売却する鍵となります。須賀質店では、ピンクゴールドをはじめ、さまざまな金・ゴールド製品の買取実績がございますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
K10とは、金の含有率が約42%と扱いやすいジュエリー素材です。K18との違いには、価格・強度・色合い・アレルギー耐性などさまざまな観点があります。たとえばK10は硬度が高く変形しにくい一方で、お風呂での使用には注意が必要です。また、「GP」や「GF」といった刻印には意味があり、買取時にも影響します。この記事では、「K10とは何か」「K18との違い」「魅力やデメリット、お手入れ方法、買取相場」まで、大正9年創業の須賀質店が詳しくご紹介します。 K10とは?K10は、金の含有量が約42%の合金です。純度が高いK18(約75%)に比べて安価で、手軽に手に取れる価格帯が魅力です。また、K10は金の純度が低い分、他の金属(割金)が多く含まれているため、K18よりも強度が高く、傷つきにくいのが大きな特徴です。そのため、華奢で繊細なデザインのジュエリーにも安心して使え、デイリーユースに最適とされています。金製品の刻印の意味「K10」は金の純度を示しますが、中には「K10GP」や「K10GF」といった異なる刻印が見られることもあります。これらは金の加工方法や品質を表しており、その違いを理解しておくことが大切です。 K10GP:「Gold Plated」の略で、金メッキを意味します。ごく薄い金の層をコーティングしたもので、摩擦に弱く剥がれやすいため、耐久性は低いです。 K10GF:「Gold Filled」の略で、金張りを意味します。熱と圧力で金の層を圧着させるため、メッキよりも厚みがあり剥がれにくく、高い耐久性を持つのが特徴です。さらに、海外製品に多い「10K」と表記された、いわゆる「あとK」にも注意が必要です。これは、日本のJIS規格(日本産業規格)で定められた「K10」のように金の純度が42%以上であることを保証しているわけではなく、純度が下回ることが多くあります。そのため、「あとK」の売却時は、10金よりも低い価格になることもあります。関連リンク:貴金属の刻印一覧表刻印の役割や種類別の意味を分かりやすく解説【解説】質屋が紹介する「あとK」と呼ばれる金の買取についてK10とK18の違いについてK10とK18の違いは、金の純度だけでなく価格・強度・アレルギー性・色味にも現れます。それぞれにメリット・デメリットがあるため、目的や好みに合わせて選ぶことが大切です。金の含有量の違い前提として、「K(Karat)」は金の純度を24分率で示す単位で、宝石の重量を表す「Carat」とは異なります。K10は金が約42%、残りは割金で構成されます。含有量が低い分、硬度が増して傷に強く、細かな加工や耐久性を求める日常使いのジュエリーに適しています。対してK18は金を約75%含み、割金の割合が少ないため、金本来の輝きや高級感を存分に楽しめます。K14は約58%で、耐久性と美観のバランスが取れた素材として人気です。K24は金のみで構成される純金ですが、柔らかく傷がつきやすいため、装飾品よりも地金資産や美術工芸品に適しています。このように、金の含有量が高いから良いとは一概には言えません。用途や好みに応じて選択することが大切です。 価格・価値の違い金の含有率が価格や価値に直接影響するため、K18とK10はそれぞれ異なる特徴を持ちます。金の含有率が約75%と高いK18は、高価で資産価値も高い点が大きな特徴です。それに対してK10は、金の含有率が約42%と低く、手頃な価格で気軽に楽しめます。これらの特性から、特別な記念品や長期的な資産性を求める場合はK18が適しており、日常のファッションや手軽さを重視する場合はK10が選ばれるのが一般的です。強度の違いK10は割金が多く硬度が高く変形しにくいため、華奢なリングや繊細なデザインに向いています。一方、K18は柔らかいためやや変形しやすいですが、純度が高いため変色しにくいというメリットもあります。お風呂での着用については、いずれも避けたほうが長持ちしますが、とくにK18は柔らかいためキズや歪みに注意が必要です。長時間のつけっぱなしは控えるようにしましょう。18金が錆びる理由とは?劣化を防ぐお手入れ方法を解説アレルギー反応の違い金属アレルギーは、金以外の「割り金」(銀、銅、ニッケル、パラジウムなど)が原因で起こることがほとんどです。金の割合が約75%と高いK18は、割り金が少ないため比較的アレルギー反応が出にくい傾向があります。一方、割り金の割合が多いK10は、金属アレルギーを引き起こす可能性が高まります。どちらも汗や化粧品が触れると変色したり、肌トラブルの原因になったりするため、就寝時や入浴時には外すことをおすすめします。 色合いの違いK10とK18は金の含有率が異なり、同じカラーでも色合いに明確な違いが出ます。これは銀・銅・パラジウムなどの割金の比率が高くなることで、色味が変化するためです。イエローゴールド(YG)では、K18は金の純度が高く、濃くて深みのある黄金色が特徴です。一方、K10はやや淡く、クリームがかった柔らかい印象のイエローになります。肌なじみが良く、カジュアルからフォーマルまで幅広く使えるのが魅力です。ピンクゴールド(PG)では、K10の方が銅の割合が多く、赤みが強い鮮やかなピンクになり、かわいらしい印象で若年層にも人気です。K18は落ち着いたローズ系の色味になり、上品で大人っぽい印象を与えます。ホワイトゴールド(WG)はロジウムメッキで白く仕上げられていますが、使用とともにメッキが摩耗し、K10では黄ばみが目立ちやすくなります。美しさを保つには、定期的な再メッキやクリーニングが必要です。 K10の魅力K10は価格の手頃さだけでなく、日常使いに適した強度やファッション性など、多くのメリットを備えています。ここでは、K10ジュエリーが選ばれる主な理由を3つに分けて紹介します。価格が手頃でコストパフォーマンスに優れるK10の最大の魅力は、金の含有率を抑えることで実現する価格の安さです。K18やK24と比べて金の価格が大きく下がるため、初めてのゴールドジュエリーとしても選びやすく、複数のアイテムを揃えたい方にも適しています。また、手頃な価格でありながら、見た目にはしっかりとした高級感を保てる点もポイントです。K10でも表面には美しい光沢があり、カラー展開も豊富に揃っているため、コーディネートの幅も広がります。 硬度が高く、変形やキズに強いK10は割金の割合が高いため、純度の高い金よりも硬く、耐久性に優れています。とくに、リングやブレスレットのように頻繁に接触があるジュエリーでは、K18よりも変形しにくく、キズもつきにくいため扱いやすい素材です。強度の高さは、細く繊細なデザインを安心して楽しめるという利点にもつながります。日常的にジュエリーを身につけたい人にとって、K10は気兼ねなく使える実用的な素材と言えるでしょう。肌なじみの良い色合いと豊富なデザインK10は割金のバランスによって、柔らかく自然な色味が生まれます。イエローゴールドなら淡く上品なクリーム色、ピンクゴールドは可愛らしさが際立ち、ホワイトゴールドはややマットで落ち着いた印象に仕上がります。このように主張しすぎない色合いは肌なじみがよく、普段の服装にさりげなく溶け込むのも大きな魅力と言えるでしょう。また、ファッション性の高いデザインが多く、トレンドを取り入れた商品も豊富にあります。 K10のデメリットK10には多くのメリットがある一方で、注意すべきデメリットも存在します。ここからは、使用前に知っておきたいK10の弱点と、その対処法について詳しく解説します。金属アレルギーのリスクがあるK10は割金の割合が高いため、ニッケルや銅、パラジウムなど、アレルギー反応を引き起こしやすい金属が含まれている場合があります。肌が敏感な方は、長時間の着用で赤みやかゆみが出るリスクがあります。アレルギーが心配な場合は、ニッケルフリーやアレルギー対応と明記された商品を選ぶのが安心です。また、つけっぱなしにせず、肌に異変を感じたらすぐに外すことも重要です。症状が軽いうちに対処すれば、継続的にジュエリーを楽しむことができます。変色やくすみが起きやすいK10は金の純度が低く、割金の割合が高いため、汗・皮脂・化粧品・空気中の成分などと反応して、変色やくすみが発生しやすい傾向があります。日常的に美しさを保つには、使用後に柔らかい布で軽く拭き取ることが有効です。また、湿気の少ない場所に保管し、香水やハンドクリームを使用する際には、ジュエリーを外すことが推奨されます。変色が進んだ場合でも、クリーニングや研磨で元の輝きを取り戻すことが可能です。 買取価格が安くなりやすいK10は金の含有量が約42%と低いため、買取価格はK18やK24に比べて大幅に安くなる傾向があります。デザインやブランドによっては、ある程度の価値がつくこともありますが、素材価値だけを見ると資産性はそれほど高くありません。不要になったK10ジュエリーを売却する際は、素材表記や重量をしっかり確認し、信頼できる買取業者を選ぶことが重要です。状態が良い場合や、人気のデザインなら査定額が上がる可能性もあります。K10の正しいお手入れ方法K10ジュエリーは日常使いに向いた素材ですが、割金が多いため空気や汗、皮脂、化粧品などと反応して変色やくすみが起きやすい性質があります。使用後は、柔らかいクロスやジュエリー用の布で軽く拭き、汗や汚れを落としましょう。とくに肌に触れた部分には皮脂が付着していることが多いため、丁寧にケアすることが大切です。また、塩素や硫黄成分が含まれる水質は、K10の割金部分に反応し、変色や腐食の原因になります。入浴、プール、温泉、家事の際にはなるべく外すようにしましょう。さらに保管時には、ジップ付きの密閉袋やジュエリーボックスに入れ、空気に触れにくい状態にしましょう。複数のジュエリーをまとめて保管すると接触によってキズがつくため、個別に保管するのがおすすめです。汚れが目立つ場合は、中性洗剤をぬるま湯で薄め、柔らかいブラシで優しく洗うと良いでしょう。仕上げに水洗いして、しっかり水分を拭き取れば完了です。 K10の買取相場K10は金の純度が約42%であるため、K18やK24と比べて素材としての価値は低く、買取価格もその分抑えられる傾向にあります。しかし、相場は日々変動しており、金市場の動向によっては高値になることもあります。須賀質店の本日の買取価格は、ノーブランドのシンプルなK10製品は、重量による素材評価が中心になります。一方で、有名ブランドや状態の良いデザイン性の高い商品であれば、素材以上の価格がつくこともあります。また、「K10GP(メッキ)」や「K10GF(金張り)」は素材としての金の量が少ないため、買取価格は極めて低い傾向にあります。買取に出す前には、刻印の確認と、事前査定を活用するのがおすすめです。金を売る時の注意6選!失敗しないための手順や買取不可の品まで徹底解説K10の買取なら「須賀質店」へK10ジュエリーの買取を検討しているなら、大正9年創業の信頼と実績を持つ須賀質店にお任せください。当店では、金の相場に精通した鑑定士が在籍し、K10製品でも1点ずつ丁寧に査定いたします。ノーブランドのアイテムから有名ブランド品まで幅広く対応しており、デザイン性やコンディションも加味した価格をご提示します。店頭・宅配・出張買取など、ご都合に合わせた方法が選べるのも特徴です。無料査定フォームをご用意していますので、まずはお気軽にご相談ください。 無料査定・お問い合わせはこちらまとめK10は、価格の手頃さやデザイン性、日常使いに適した強度など、多くの魅力を備えた素材です。変色や金属アレルギー、買取価格の低さといった注意点もありますが、正しいお手入れを行えば、長く楽しむことができます。購入時には刻印や素材表示をしっかり確認し、自分のライフスタイルに合った選び方をすることが大切です。須賀質店では、K10の買取も行っていますので不要になった金製品がある方は、お気軽にお問い合わせください。
.須賀質店はいくつか店舗がありますが、どこが一番高く売れますか?
金ネックレスの買取額はどうやって決まるのですか?
刻印のない金ネックレスや海外で買ったアクセサリーでも買取できますか?
とりあえずいくらになるのか知りたいのですが、査定依頼したら売却しなければいけないのですか?
金ネックレスが少しでも高く売れるように自分でもできることはありますか?
須賀質店は、大正9年に東京五反田で創業して、現在まで100年以上続く老舗質屋です。
これまでお客様のために、徹底した低金利を追求し業界トップクラスの水準にまで金利を引き下げてきました。
また、業界最高値の査定金額を提示するために、ブランドバッグ、高級腕時計、ブランドジュエリーなどをはじめ、金やプラチナの査定金額に至るまで、日々商品の相場価格を研究しています。明るくクリーンな店舗をご用意いたしましたので、質屋を初めてご利用になるお客さまでも、安心してご来店ください。
社名 | 須賀質店株式会社 |
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代表者 | 須賀兼一 |
本社所在地 | 〒141-0022 東京都品川区東五反田1-14-11 須賀ビル 2階 |
創業 | 大正9年 |
会社設立 | 平成19年4月 |
資本金 | 5,000,000円 |
決算期 | 3月末日 |
従業員数 | 5名(アルバイト1名含む) |
事業内容 | 質屋業務、古物取扱業務 |
取引銀行 | 横浜銀行五反田駅前支店、 東日本銀行大崎支店 |
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