エルメス ボックスカーフのケリー28を買取 | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
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エルメス ボックスカーフのケリー28を買取

最終更新日 2020年10月15日

エルメスのケリーを買取須賀質店渋谷営業所でエルメスのバッグを20万円で買い取りました。こちらのバッグはケリー28というモデルとなります。

 

 

馬具工房から発展した高級ブランドエルメスとケリーを須賀質店が解説します

 

 

エルメスはフランスのパリに本社を構える高級ブランドです。創業は馬具の製作を手掛ける工房でした。

 

1800年代は馬車が主力の時代で、1878にパリ万博に出品した鞍は金賞を獲得する等、当時から高い技術力を誇示していました。馬車から自動車へと移動手段が進化していく中で、エルメスもその高い技術力を活かして馬具からバッグや革小物へとラインナップの軸足を移していきます。そうした中でエルメスを代表する「バーキン」や「ボリード」といったアイテムや、今回買取した「ケリー」が生まれてきたことになります。

 

ケリーバッグは1936年にリリースされたアイテムです。誕生当時は「サックアクロア」という名称でしたが、モナコ王妃のグレース・ケリーが妊娠中のお腹をパパラッチからとっさに隠す際に使った写真で世間に広がり、一躍有名なバッグになりました。これがきっかけで1955年ごろからグレース・ケリーにちなんで「ケリー」という名前になりました。

 

デザインは台形のフォルムでワンハンドル、フラップ付きのバッグですが、ケリーには内縫い・外縫いの二種類から選べる点がポイントです。内縫いとは、文字通り生地を中に織り込んで縫製するので、柔らかい雰囲気となり女性らしさが出せるアイテムになります。

 

一方外縫いは、縫い目が外側から見えるように縫製する作り方です。内縫いとは反対で直線的なフォルムとなり、ビジネスシーンでも使いやすくなります。

ケリーの外縫いと内縫いについて

 

今回のエルメス ボックスカーフのケリー28買取金額

 

 

今回買取したケリー28は、傷や角のスレなど使用感がありましたが、買取り額20万円の高額査定となりました。エルメスのバッグは中古市場でも人気が高いことを考慮して高額査定です。

 

バッグ類は、使用に伴う傷がどの程度なのかによって査定額は大きく変わっています。傷がつきやすい個所は「バッグの角」「バッグの底、底鋲」「チャームやカデナがついたモデルは周辺のすれ傷」などがあります。

 

そのほかでは「持ち手部分の汚れ」「ショルダーストラップの劣化」「バッグ内側のペン痕」「使用に伴う型崩れ」などが多いです。

 

今回買取したボックスカーフなどのスムースレザーは傷が目立ちやすいので取扱いには注意が必要です。型押しレザーの場合は細かな傷が目立ち難いので、用途に応じてバッグを使い分けると綺麗な状態を長く保つ事が出来るでしょう。

 

使用感が無いほど高額査定になりますが、傷や型崩れなどが大きくても査定額を提示できることが多々あります。他店で断られてしまったお品物でも一度須賀質店にご相談下さい。

ボックスカーフの査定について

 

 

また今回は買取でのお取引となりましたが、この記事を書いている須賀質店では質預りのお取引も行っております。大切なお品物を手放すことなくお金を借りる事ができるシステムですので、一時的にお金が必要な場合などに是非ご検討ください。

 

 

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この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。質屋のシステムやビジネスモデルについて、初めてご利用する方にもわかりやすく解説することを心がけています。質屋でお金を借りることは、銀行や消費者金融からお金を借りる手法にはないメリットがあるのです。現役の質屋でしか語れない「質屋の便利な使い方」について、当Webサイトで解説しています。