【事例】金性不明の指輪の買取 | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
失敗しない質屋選び
失敗しない質屋選び

【事例】金性不明の指輪の買取

最終更新日 2023年11月8日

ダイヤモンド付きの18金リングを買取

須賀質店五反田本店で、金性不明、ダイヤモンド付きの指輪を買取いたしました。金性不明と言うのは、金製品であれば入っているはずの、金の含有率を表す刻印が入っていなかった、または消えてしまっていたという事です。

 

金性とは

 

金性とは金の純度の事で、よく聞く18金というのも金性、金の純度を表した言葉です。金はその純度を24分立で表すことが多く、24分立では75%が18、つまり18金というのは75%が金であるという意味になります。純金である24金が、時計やジュエリー等の製品にあまり使われないのは、金が元々柔らかい金属であるため、純金では製品にあまり向かないからです。

 

金やプラチナの製品には、この金性を表す刻印が入っているのが普通です。18金であればK18または750という刻印が一般的で、プラチナであれば、Pt850やPt950といった、プラチナの含有率に応じた刻印が入っています。

 

そして、この金性の刻印がされていない金製品も少なくありません。例えば、古い物であれば金製品の刻印が厳密ではなったために、刻印が入っていない物があったり、実物の金性と刻印がずれている事もあります。また、日本で製造された物にはしっかりと刻印が入っている事が多いのですが、海外製の場合も同様に刻印が無い事や、違う事が多々あるのです。

 

刻印が無く金性不明の指輪の買取

 

今回お持ち頂いた指輪は、金性の刻印が消えてしまっているわけでは無く、元々入っていないように見えました。金性が入っていないという事は、基本的には金では無い場合がほとんどなのですが、お持ち頂いた指輪は間違いなく金でした。

 

では、どのようにして金を見分けているのでしょうか。

 

まずは、一つのポイントはダイヤモンドが付いていたという点です。付いている石がダイヤモンドであるという事も自分の目で見て判断しなければいけませんが、このように宝石がしっかりした物が使われている場合は、枠の金属も金やプラチナが使われている事が多くなります。今回の指輪の場合は、ダイヤモンドに関する刻印も入っていなかったため、それも含めて見抜かなければいけませんでした。

 

そして、普段から買取査定で金製品を見ているので、色や質感、重さ等の情報で金を見分ける事が出来るのです。

 

あまり大きな指輪ではなかったので、重さで買取価格の決まる金の買取としては高額にはなりませんでした。しかし、須賀質店のスタッフが金を見分ける事が出来るので出来た買取です。須賀質店五反田本店で、0.8gでダイヤモンド付きの金の指輪を2,000円で買取いたしました。

 

金性不明の指輪の買取とまとめ

 

貴金属であっても、それが何の金属で、どれほどの含有率なのかが分からなければ値段を付ける事は出来ません。貴金属である事が分からなければ、貴金属であっても買取対象外、査定としては0円になってしまします。

 

しかし、査定をする人物が貴金属かどうかを見極める事が出来るのかは、個人の能力次第になってしまいます。

 

今回の買取でもそうですが、須賀質店ではこういった刻印の入っていない商品であっても、出来る限りお値段を付けるようにしております。他店では断られても須賀質店であれば買取可能な物かもしれません。

 

売却したいネックレスや指輪はまとめて須賀質店にご依頼ください。金かどうかも含めて拝見させて頂きます。

 

金買取(取扱い品目一覧)←こちら

貴金属の買取事例←はこちら

貴金属の買取事例2←はこちら

この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。質屋のシステムやビジネスモデルについて、初めてご利用する方にもわかりやすく解説することを心がけています。質屋でお金を借りることは、銀行や消費者金融からお金を借りる手法にはないメリットがあるのです。現役の質屋でしか語れない「質屋の便利な使い方」について、当Webサイトで解説しています。