ロレックスの維持費が高いとお考えの方は必見!できるだけ維持費を安くする方法とは? | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
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ロレックスの維持費が高いとお考えの方は必見!できるだけ維持費を安くする方法とは?

最終更新日 2024年2月6日

ロレックスといえば、誰もが知っている高級時計の最高級ブランドでしょう。ロレックスは、購入時の販売価格も高価ですが、実は維持費も結構高額なことをご存知ですか。ロレックスは購入したいけれど、できるだけ維持費は抑えたいと誰もが考えますよね。なぜロレックスは維持費が高いのか、維持費を安くする方法はあるのか。こちらのページでは、ロレックスの維持費について解説します。

 

 

ロレックスの維持費を解説

ロレックスは資産価値が高い

ロレックスは高級時計ブランド時計として人気があり、資産価値が高く中古になったとしても値崩れしないことでも知られています。ロレックスが人気なのは、高級ブランドだからというだけではありません。ロレックスは丈夫で壊れにくい時計でもあります。

 

 

時計の機能や実用性に優れ、一生物と言われるほど長持ちのする時計なのです。もし壊れた場合は、正規代理店に修理を依頼すれば、製造中止となったモデルでも長期にわたってパーツが保管されているので、十分修理が可能でしょう。

 

 

ロレックスの維持にはメンテナンスが必要

しかし型番が4桁のロレックスでヴィンテージ物と呼ばれるロレックスの中には、すでにロレックスの正規代理店でも部品の保管がなければ、修理を断られる例があります。古いロレックスは定期的にメンテナンスを受けるなどして、部品交換が必要な修理を避ける工夫をしなければいけません。

 

 

特に以下に紹介しているデイトナ、ミルガウス、サブマリーナ、エクスプローラに使われている機械は、製造終了から時間がたっているので、部品のストックがない場合があります。こうした機種をお持ちの方は、十分に注意して定期的にメンテナンスを行う必要がありますね。

 

 

モデル名 型番 使用ムーヴメント 製造時期
デイトナ ref.6263 ref.6265 cal.727 1963年~1988年
ミルガウス ref.1019  cal.1580 1960年~2006年
サブマリーナ ref.5512 cal.1560 1959年~1963年
エクスプローラⅠ ref.1016 cal.1560 1963年~1972年
サブマリーナ ref.5513 cal.1530 1964年~1965年

 

そして、ロレックスが一生物と言われるのは言葉だけでなく、定期的なメンテナンスを繰り返していれば本当に一生使える時計だからです。またロレックスは、飽きのこないシンプルなデザインも高く評価されています。高級時計にありがちな華美な装飾もなく、それでいて気品溢れるデザインといえますよね。

 

 

また多くの高級時計ブランドと違って、ロレックスは新しいモデルをほとんど出しません。最近発表された新しいモデルは、2021年に発表されたスカイドゥエラーですが、スカイドゥエラー発表前の新モデルは、1992年発表のヨットマスターまでさかのぼらなければなりません。

 

 

ロレックススカイドゥエラー326934

こうした例を見れば、ロレックスという時計メーカーは同じモデルをマイナーチェンジしながら、常に時計を進化させるのが会社の方針なのかもしれませんね。このようにモデルが変わらないからこそ、コアなファンがずっと支持し続けながら、歴代の進化し続けているモデルを収集しているのかもしれません。

 

 

ロレックスの維持費を安くするコツ

ロレックスは丈夫で壊れにくい時計ですが、定期的なメンテナンスは必要で、数年ごとにオーバーホールにも出さなくてはなりません。オーバーホールとは時計のパーツを一度ばらばらに分解して、それぞれの状態をチェックした後、組み直す作業のことです。しかし、正規代理店にオーバーホールを依頼するとかなり高額になるので、時計修理専門店に出したほうが安くなります。

 

 

質屋の現場で多数のロレックスを扱った経験から申し上げれば、オーバーホールは3~5年に1度くらい行ったほうがよいと考えています。時計が故障しなくてもオーバーホールは必要なので、ロレックスを持つには最初の購入費以外に、オーバーホールを行うメンテナンス費用がかかることも知っておきましょう。では、ロレックスをオーバーホールに出すとどれくらいかかるのか気になりますよね。正規店に出した場合基本料金が45,000円~85,000円程度かかります。

 

 

ロレックス正規店のオーバーホール料金は高い

金額に幅があるのは、モデルによってオーバーホールの料金に差があるからです。ロレックスに限った話ではありませんが、ストップウォッチ機能などが搭載されている時計は、部品の点数が多く、それだけ技術者の手間と時間がかかるのでオーバーホル料金が高くなってくるのです。

 

 

このほか、オーバーホールの最中に異常が見つかったり部品の交換が必要だったりすると、その分の料金が加算されます。部品交換をともなったオーバーホールは、10万円以上の金額になることもあるので、それだけかかることは事前に知っておいたほうがいいでしょう。

 

 

時計の部品が多い

 

ただでさえロレックスは高い時計で、しかも購入後も定期的にメンテナンス料金がかかるとなると、長く使うのは少し大変ですよね。では、オーバーホール料金を節約する方法はないのでしょうか。実は正規代理店ではなく、時計修理専門店に出せばかなり安い料金で対応してもらえるでしょう。

 

 

もちろん、時計修理店ならどこでもいいわけではなく、ロレックスの時計修理に実績のある修理店を見つけておく必要があります。そのかわり、優秀な時計修理店にオーバーホールを依頼すれば、正規代理店より数万円程度安い料金で済みますからかなり節約できるでしょう。

 

 

ロレックスの維持費も安くできる

ただし、あまりに料金が安い修理店に出すのは要注意です。こうした時計修理店では、正規品以外の安いメーカーのパーツを使うことがあるからです。正規品以外のパーツを使ったロレックスには、もう本来のロレックスの価値はないので十分気をつけましょう。

 

 

維持費を削減するのは危険

ロレックスは定期的なオーバーホールが必要と聞くと、「故障したわけでもないのにお金を取られたくない」と考える人もいるかもしれません。しかし、オーバーホールを怠るのは危険です。定期的にオーバーホールをするからこそ、ロレックスはその価値を維持し続けることができるのです。

 

 

オーバーホールを断る

オーバーホールをしなくてもすぐに異常が出ることはありませんが、そのうちどこかが故障したり不具合が起きたりします。その結果、オーバーホールよりも料金のかかる修理が必要になったり、時計そのものの寿命を縮めたりすることにもなりかねません。定期的にメンテナンスをして、お金のかかる修理をすることや時計の寿命が縮むようなことは避けましょう。

 

 

ロレックスは一生物と言われますが、何もしなくて一生使えるわけではありません。定期的にメンテナンスをすることで、異常や致命的な故障につながる前兆を事前に発見するからこそ、一生使い続ける時計になれるのです。ロレックスに限らず、高級時計を維持するには定期的なオーバーホールは欠かせないので、高級時計を持つなら必要な経費と考えましょう。

 

 

ロレックスの価値のために

ロレックスを買取に出すメリット

ロレックスはブランド力が強いため、中古市場でも高値で取引されます。そのため、ロレックスは買取に出しても、他の中古時計に比べて高い査定額がつきやすいでしょう。そのため、ロレックスを買ったものの、オーバーホールにお金がかかって困るという方は、維持費を節約するために買取に出すという選択もあります。

 

 

通常、高級ブランド時計以外の時計を買取に出すと、購入時の価格の10分の1程度の査定額になることが多いのですが、ロレックスはそんなことはありません。100万円以下のロレックスの場合、定価の5~7割くらいで買い取ってもらえることが多く、中にはそれ以上の高額買取査定額がつくこともあります。そのため、ロレックスのオーバーホールにお金がかかりすぎると思ったら、買取に出すことも考えてみてはいかがでしょうか。

 

ロレックスを買取りに出す

ロレックスは中古品でも正規店で修理してもらうことが可能で、しかも世界的な規模で流通市場が確立されているので、取引相場が下がりにくいために高価買取査定額がつきやすいのです。ちなみに、買取に出されるロレックスのうち、大部分が100万円以下のモデルに集中しています。この価格帯のモデルは中古市場でも人気なので、高く買い取りしてもらえるわけですが、100万円を超えるモデルは選ぶユーザーの人数も減ってくるので、逆に買取相場価格の掛け目が下がるでしょう。

 

 

たとえば定価300万円のロレックスの場合、買取額は定価の3~5割程度になってしまうのです。また、ロレックスはヴィンテージ物よりも、現在流行しているモデルのほうが中古市場では人気があります。先にご案内したデイトナ6263型、デイトナ6265型、ミルガウス1019型等の古いロレックスは、ムーブメントや各部品が販売当初のものが使われているかどうかチェックが難しく、高価買取価格を引き出すのが難しい時計です。そのため、新しいモデルのほうが高値で買い取ってもらえます。

 

 

ロレックスデイトナ

ロレックスは中古市場で安定した人気があるものの、時期によって好まれるデザインに多少の違いがあるでしょう。最近の傾向は、シルバーよりもゴールドが人気で、文字盤が大きめのモデルが高値取引されています。つまり、どちらかというと派手なデザインの、スポーツモデルタイプに人気が集まっているということです。

 

 

このため、定価100万円以下でスポーツタイプのロレックスを持っている人は、買取に出すなら今がチャンスかもしれません。希少価値のあるモデルは高値がつきやすいのはもちろんですが、普通のモデルでも傷が少なければ納得のいく値段で買い取ってもらえるのがロレックスです。

 

 

ちなみに、実際の買取価格は、買取に出したタイミングによっても変わります。ちょうどそのモデルに人気が集まっていたり、あるモデルの在庫が少なかったりすると思わぬ高値になることもあります。

 

 

思わぬ高価買取が実現

ロレックスを買取に出すと、このような不確定要素も絡んで買取額が決まるため、査定に出してみて提示された金額に納得がいかなかったら、しばらくたってから買取に出してみると意外に高値になることもあるでしょう。

 

 

ロレックスの維持費を安くする方法とは? まとめ

高級時計ブランドのロレックスは、価格もさることながら定期的なオーバーホールが必要なため、維持費もかかります。維持費を安くするには、ロレックスの修理に熟練した時計修理専門店に依頼すると良いでしょう。また、維持費がかかり過ぎると思ったら、ロレックスを買取に出す方法もあります。

 

 

このサイトの運営会社である須賀質店では、ロレックスをはじめとした高級腕時計の修理、メンテナンスの実績のある、信頼できる技術者と複数提携をしていて、壊れたロレックス、動かないロレックス、時間が合わないロレックスなども積極的に高価買取を実施しています。

 

 

ロレックスの維持費が高くて買取をお考えの方は、ぜひ須賀質店に買取の相談をしてみてください。維持費が高いために、しばらくオーバーホールしていなくて不調になっているロレックスでも問題なく買取りさせていただきます。

この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。質屋のシステムやビジネスモデルについて、初めてご利用する方にもわかりやすく解説することを心がけています。質屋でお金を借りることは、銀行や消費者金融からお金を借りる手法にはないメリットがあるのです。現役の質屋でしか語れない「質屋の便利な使い方」について、当Webサイトで解説しています。