エルメスを高額で買取してもらうには?エルメスを売りたい方必見です! | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
失敗しない質屋選び
失敗しない質屋選び

エルメスを高額で買取してもらうには?エルメスを売りたい方必見です!

最終更新日 2020年10月13日

長く使ったエルメスを手放して、買取に出そうと考える方がいらっしゃいますよね。
エルメスは、サイズの違いや年代の違い、素材の違いで買取価格が変わります。
エルメスを高額買取してもらうには、どうすればいいのでしょうか。エルメスを高く売るためのポイントをご紹介します。

□エルメスの買取金額の相場

買取金額の相場を知らない方は多くいらっしゃいますよね。
しかし、相場をいっておいた方が査定に出す決断がしやすくなりますよね。
ここでは、エルメスの買取金額の相場について詳しく紹介します。

エルメスのバッグの買取価格は定価の50~80%で、かなり高めになっています。
しかも、アイテムによっては定価以上の値段で買取されることもあるほど、中古市場では人気があります。
ちなみに、エルメスの代表的なアイテムである、バーキンの買取相場は以下のとおりです。

バーキン (トゴ 黒 30cm)130万円前後(定価132万円)
ボリード(トゴ ローズジャイプール 31cm)50万円前後(定価98万円)
ピコタンロック(トリヨンクレマンス ターコイズ PMサイズ)25万円前後(定価32万1000円)
エブリン3(トリヨンクレマンス 黒 PMサイズ)22万円前後(定価37万7000円)

このように、定価とあまり変わらない値がつきやすいのが、エルメスの特徴です。
買取価格は、その時期の買取相場とバッグの傷の状態などによって決まります。
ちなみにエルメスのバッグは、モデル、サイズ、革の素材、金具の色、バッグの色、保存状態、付属品の有無、製造年などを見て、総合的に判断して買取価格が決められます。
また、通常はバッグのサイズが大きいほど高値がつきやすいのでしょう。
しかし、バーキンは小さいサイズのほうが中古市場で人気があります。
そのため、高値になりやすい傾向があります。

ここで紹介した相場を参考にして買取で失敗しないようにしましょう。

□エルメスを買取してもらう際の注意点

エルメス買取の際の注意点を、以下にまとめてみました。

 

*サイズによる違い

エルメスのバッグは、同じアイテムでも大きさの違う商品がたくさんあります。
実はこのサイズの違いが、買取価格に大きく影響することがあります。
それは、アイテムによっては、サイズの違いで人気商品とそうでない商品に分かれるからです。

通常、小さいより大きいバッグの方が高値で買取してもらえるのですが、バーキンは6種類あるうちサイズの小さいほうが高値となります。
定価で買うと大きいサイズのほうが高いのですが、中古市場ではバーキンは小さいほうが人気あります。
中古市場で人気がないと売りづらく、在庫を抱えるおそれもあるため、大きいサイズの買取価格はどうしても低くなってしまうのです。

 

*製造年による違い

エルメスの革製品に刻まれた刻印を見れば、製造年がわかります。
この製造年によって買取価格が変わるのです。一般的に製造年の新しい商品ほど高値で取引されるので、買取に出すならなるべく新しいうちに出したほうが高値になるでしょう。

ただし、数十年前のビンテージ物であれば、逆に希少価値があるので高値になる可能性もあります。
ちなみに、製造年の刻印は必ず打刻してあるとは限らないため、あくまでも買取価格の1つの目安となるものです。

 

*素材による違い

エルメスには、レザーとカラーの組み合わせが数多くありますが、この組み合わせによっても買取価格が変わります。
同じ色に見えても微妙に違っていたり、素材が違うと同じバッグでも、買取価格が大きく変わったりすることがあります。
ちなみに、エルメスで人気のある素材はトゴ、トリヨンクレマンス、ヴォーエプソンなどです。
これらの素材で作られたバッグは、他の素材のバッグより30万円~50万円くらい買取価格が高くなることもあるので、素材の違いは重要です。

 

*カラーによる違い

エルメスの買取価格は、カラーによっても左右されます。
たとえば、同じ系統でもいくつもの種類があり、その中には買取額の高い赤もあれば、そうでない赤もあります。
ちなみに、新色が出ると、そのカラーが高値になることが多いようですが、しばらくたつと別のカラーが出て、今度はそちらが高値になります。

 

*付属品の有無による違い

エルメスを査定に出す際に、バッグを購入したときについていた、付属品をなるべく多くつけると買取価格が高くなります。
付属品とはBOX、保存袋、レインカバー、クロシェット(カギをしまっている紐)、カデナ(錠前)、カギなどです。
付属品は普段使わないものが多いので、購入した直後に保管しておかないと紛失してしまいます。
そのため、将来買取に出す際のことも考えて、付属品は購入した直後に別の箱などに移し替えて、しっかり保管しておきましょう。

□エルメスを高く売るためのポイント

エルメスのバッグに関してはサイズが小さいものの方が高い価格で査定されることが多いでしょう。
大きいバッグは多くの荷物が入るので実用性があるのですが、レザー素材のバッグは大きくなると重量もあるので、中古市場では敬遠される傾向にあります。
そのため、中古市場では小さめのバッグに人気が集まりやすく、買取価格も高くなります。

古いけどきれいなバッグと新しいけど傷のあるバッグでは、一般的に傷があっても新しいバッグのほうが高値で売れます。
もちろん傷の程度にもよるので、ケースバイケースとなりますが、エルメスのバッグは製造年が刻印されているので、中古市場では製造年の新しいバッグが好まれます。
ただし、古いバッグでもケリー、ボリード、バーキンなどの人気の高いアイテムなら、買取価格もそれなりに期待できるでしょう。
中古市場では、エルメスの定番商品であれば、高値がつく傾向があるからです。

エルメスのバッグで高く売れる素材は、クロコダイルやオーストリッチなど素材自体が希少なレザーです。
通常使われている素材の中では、トゴやヴォーエプソンなどの牛革が人気でしょう。
レザー素材のバッグは安定して高値で取引されるので、新品で購入する際に素材選びで迷ったら、レザーにすることをおすすめします。

ただし、バッグの査定はバッグの状態や付属品が揃っているかどうか、製造年や素材、人気のラインかどうかなどを見て総合的に判断されるので、金具がシルバーがからといって高値になるわけではないでしょう。

エルメスのスカーフはそれ自体が芸術品といっていいほどの価値があるため、カラーや柄によって買取価格が変わることはほとんどありません。
箱などの付属品が揃っていて、スカーフがきれいな状態であれば、それだけで買取価格が高くなります。
ちなみに、エルメスのスカーフを買取に出す前に、クリーニングに出すのはおすすめできません。

それは、エルメスのスカーフが色落ちしやすいからです。
あまり汚れていなければ、クリーニングに出して色落ちした分だけ、マイナスになってしまうのでやめたほうが無難です。

エルメスの商品は、汚れや傷があっても高値で売れるので、クリーニングやメンテナンスなどに出さずに、そのまま査定してもらいましょう。
バッグの傷を目立たなくしようとして、かえって傷をひどくしてしまうこともあるので、何もしないで査定に出すことをおすすめします。

ブランド品に関して悩みや不安がある方は一度専門業者の方に相談すると良いでしょう。
わからないことを解決して、すっきりした状態で買取に進みましょう。

□まとめ

エルメスバッグの買取価格は、定価の50~80パーセントくらいが相場です。
エルメスは中古市場でも人気なので、かなり高値で買取してもらえます。
新品で人気アイテムなら、定価以上の値段で買い取ってもらえることもあるほどです。
エルメスのバッグは、サイズの違いや製造年によって買取価格が変化するでしょう。

特にバッグのサイズは小さめのほうが、中古市場では人気があるようです。
付属品があると高く買い取ってもらえるので、なるべく購入時に付属品を保管するようにしましょう。
エルメスのバッグは、中古市場では安定して高値で取引してもらえるので、ある程度傷や汚れがあっても高い査定額が期待できます。
買取に関して悩みがある方は是非当社までご相談ください。

この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。質屋のシステムやビジネスモデルについて、初めてご利用する方にもわかりやすく解説することを心がけています。質屋でお金を借りることは、銀行や消費者金融からお金を借りる手法にはないメリットがあるのです。現役の質屋でしか語れない「質屋の便利な使い方」について、当Webサイトで解説しています。