1.009ctのダイヤモンドつきリングを高価買取~渋谷営業所~ | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
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1.009ctのダイヤモンドつきリングを高価買取~渋谷営業所~

最終更新日 2023年12月21日

東京五反田に本店がある須賀質店渋谷営業所にて、1.009ctのダイヤモンドつきリングを380,000円で買取ました。1カラット以上の大きなダイヤモンドが中石であり、スペックも良いお品物でしたので高額での買取です。

ダイヤ付きリング買取

須賀質店ではダイヤモンドの評価基準である「4C」を各査定員が判断して買取を行っております。どの店舗にも熟練の査定員が常駐しておりますのでお気軽にご相談下さい。

 

【 目次 】

☑ダイヤモンドの査定額比較

 

☑1.009ctのダイヤモンドつきリング買取についてのまとめ

 

ダイヤモンドの査定額比較

 

須賀質店では数多くのダイヤモンドを取扱ってきた実績があります。1カラット以上の大きなダイヤモンドも取扱い事例が大変豊富です。

 

直近では1.383ctのダイヤモンドを買取ましたが、買取額は幾らだったと思いますか?今回の1.009ctよりも大きなダイヤモンドですので、今回の買取額以上の400,000円?500,000円?かも知れませんね。

答えは、20,000円での買取でした。「今回と同じ1カラット以上の大きなダイヤモンドなのになんで?」と思われる方も多いと思います。査定額にこれほどまでの開きが生じた理由が「4C」となります。

 

4Cとは「Cut(カット)」「Carat(カラット)」「Color(カラー)」「Clarity(クラリティー)」の4項目の事で、頭文字が全てCから始まるため4Cと呼ばれています。

 

今回は既にカラットは分かっていますので、他の3項目について説明・比較していきたいと思います。

 

先ずカットについて説明・比較していきます。

 

今回380,000円で買取した1.009ctのダイヤモンドは「Very Good」の評価でした。一方20,000で買取した1.383ctのダイヤモンドは「Fair」の評価でした。

 

カットの評価ですが、最上位から

「Excellent」

↓↓↓

「Very Good」

↓↓↓

「Good」

↓↓↓

「Fair」

↓↓↓

「Poor」

の順番になります。

 

380,000円で買取した1.009ctのダイヤモンドの「Very Good」は2番目に良い評価、20,000で買取した1.383ctのダイヤモンドの「Fair」は4番目の評価(下から2番目)という事になります。

このカットが良いもの程綺麗に輝くダイヤモンドである為、取引価格も高額になります。私達須賀質店の査定員は、ダイヤモンドの査定時に10倍ルーペを用いますが、ルーペで確認する前の肉眼でもおおよそのカットの良し悪しは判断できます。

 

肉眼でも綺麗に輝いていると分かるダイヤモンドは、ルーペで確認すると「Excellent」や「Very Good」の評価であるものが殆どです。

 

逆に輝きがあまりないと思うダイヤモンドは、「Fair」や「Poor」である場合が多いです。輝きには後ほど説明する「クラリティー」という項目も影響しますし、汚れの有無も関係があります。

 

しかしダイヤモンドの査定において第一印象はとても重要で、パッと見で4Cの評価が高いダイヤモンドかどうかという事は判断できる場合が多いです。

因みに、カットの評価は58面体のラウンド・ブリリアント・カットのみで行われます。最も多く流通しているダイヤモンドの形ですが、カットの良し悪しではなく種類(形)のみ判断されるマーキス・ブリリアント・カットやハート・ブリリアント・カットなどもあります。

 

それでは次にカラーについて説明・比較していきます。

 

カラーは文字通りダイヤモンドの色を判断して評価を決めていく項目になります。

 

今回380,000円で買取した1.009ctのダイヤモンドは「Gカラー」の評価でした。一方20,000で買取した1.383ctのダイヤモンドは「Very Light Yellow(Nカラー以下)」の評価でした。

 

カラーの評価は無色透明なほど良いとされていて、黄色味や茶色味がかっていくほど評価は低くなります(一部ファンシーカラーと呼ばれる高額で取引されるカラーダイヤモンドもあります)。

 

ランクはアルファベット順に決まっています。最上位である評価は「D」から始まり、「E」「F」までが無色、「G」「H」「I」「J」までがほぼ無色という具合にアルファベット順に評価され「Z」までに分類されます。

須賀質店ではNカラー程度まではアルファベット順に判断を行いますが、それ以下のアルファベットにおいては今回の様にVery Light Yellowと評価しています。

 

余談ですが、メンズジュエリーで人気のあるブラックダイヤモンド。ブランドジュエリーやノンブランドジュエリー問わずに用いられていいますが、須賀質店がダイヤモンドとして買取る場合は0円の評価となります。

 

但し、有名なブランドジュエリーである場合、そのブランドに対する人気等を考慮して査定額が決まっていきます。逆にノンブランドジュエリーの場合はそうした査定ができませんので、貴金属等が使われていなければ査定額をつけることが難しくなります。

 

最後にクラリティーについて説明・比較していきます。

 

クラリティーは内包物や傷などの程度を判断する項目です。

 

今回380,000円で買取した1.009ctのダイヤモンドは「VS2」の評価でした。一方20,000で買取した1.383ctのダイヤモンドは「I2」の評価でした。

ダイヤモンドは内包物や傷が少ないほど綺麗に輝きますので、その量や大きさ・場所によって評価が変わってきます。最上評価は「FL」、続いて「IF」「VVS1」「VVS2」「VS1」「VS2」「SI1」「SI2」「I1」「I2」「I3」となります。

 

クラリティーの判断も10倍ルーペを用いて行います。1カラット以上の大きなダイヤモンドの場合、「I1」「I2」「I3」程度であれば内包物を肉眼で確認する事も容易です。

ルーペは査定の必需品

逆に、「VS2」以上の高評価については、10倍ルーペを用いても判断する事が難しいので、専門の鑑定機関で更に高度な機器を用いて判断する事になります。

 

ここまでの解説でお分かりの通り、380,000円で買取した1.009ctのダイヤモンドと20,000で買取した1.383ctのダイヤモンドはカラット数以外の評価に大きな乖離があります。

 

4Cの評価が高いダイヤモンドほど高額で取引され、評価が低くなるにつれて買取金額も低くなっていくわかり易い例ではないでしょうか。

 

4C以外では蛍光性なども確認するポイントであり、ブラックライトを当てて判断します。None(蛍光性がない)→Faint(蛍光性が若干ある)→Medium Blue(蛍光性があり青く光る)→Strong Blue(蛍光性が強い)→Very Strong Blue(蛍光性がかなり強い)と評価をします。

 

1.009ctのダイヤモンドつきリング買取についてのまとめ

 

今回の記事では1.009ctのダイヤモンドつきリング買取について解説してきました。ここまでお読みになった方は、お持ちのダイヤモンド売却を検討している状態でしょう。

買取価格や査定方法で少しでも気になる点がある方は、須賀質店に限らず買取店にお問い合わせになってみて下さい。4Cの判断を行っていないお店、鑑定書やソーティングシートが無ければ買取を行わないお店、ジュエリーは取り扱っているがダイヤモンドは査定対象外のお店など様々です。

 

鑑定書やソーティングシートの内容に準じて査定額をお電話にてお伝えする事もできますが、ダイヤモンドの査定は基本的にお品物を実際に拝見して行います。

 

鑑定機関によって内容にバラつきがある場合や、鑑定時期が古いと現在の鑑定基準と異なっている場合もあるからです。

 

この記事を書いている須賀質店では、鑑定書やソーティングシートなどの付属品がないダイヤモンドも喜んで買取させていただきます。ジュエリーとしてお使いになっている状態は勿論、ダイヤモンドのみのルース状態でも査定額に変わりはありません(貴金属素材のジュエリーはその分の査定額が上乗せされます)。

五反田本店、渋谷営業所、池袋営業所と都内に3店舗展開しておりますので、お気軽にご来店下さい。

 

アトKを含む貴金属の買取について←こちら

 

999.9インゴットの買取について←こちら

 

ネクタイピンの買取について←こちら

この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。質屋のシステムやビジネスモデルについて、初めてご利用する方にもわかりやすく解説することを心がけています。質屋でお金を借りることは、銀行や消費者金融からお金を借りる手法にはないメリットがあるのです。現役の質屋でしか語れない「質屋の便利な使い方」について、当Webサイトで解説しています。