銀製品、銀の板を買取いたしました。 | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
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銀製品、銀の板を買取いたしました。

最終更新日 2021年6月22日

銀の塊 買取須賀質店五反田本店で、銀の板を買取いたしました。

 

銀の板とは何だ?と思われるかもしれませんが言葉通りのお品物で、15cm×20cm程の大きさをした板状の銀の塊をお持ちいただきました。

 

表面に“寿”や“祝”といった言葉が何名かのお名前と一緒に入っていた事から、お祝いの記念品として作られた物のようでした。

 

金、プラチナを代表とする貴金属製品は買取でお持ちいただく商品としてはオーソドックスな物ですが、銀の塊というのはあまり持ち込まれる事が無く、かなり珍しい商品であったと言えます。

 

30,000円で買い取らせていただきましたが、どのような商品で、どのような査定となったのかをご紹介していきます。

 

【目次】

①>銀について

②銀の板の買取についての詳細をご紹介

③銀の板の買取を通してのまとめ

 

 

銀について

 

銀とはどのような物なのか、貴金属の買取という観点から解説をしていきたいと思います。

 

銀は、金やプラチナと同じ貴金属に分類される金属です。貴金属というのは他にもいくつか種類がありますが、一般的に何らかの製品として出回っているのが銀、金、プラチナの三つがほとんどであるため、貴金属の買取というのはこの三つの金属を指す場合が多くなります。

 

こういった金属が人間の歴史に現れた初期の頃には、金よりも銀の方が価値が高かったそうです。自然界に存在している銀の多くは、精錬(不純物を取り除いて、純度の高い金属を取り出す工程)をする必要があり、その精錬技術が無かったため金よりも価値が高かったようです。金の上から銀のメッキを施している、そんな物が出土しているそうです。

 

現代では、精錬技術が発達しているため、産出量の多い銀は貴金属の中では安価な金属となっています。

 

金、プラチナと比べると、銀の相場は数十分の一程度で、そのため指輪やネックレスのような小さな製品では、素材としての値段というのがあまり無いので、取り扱い自体が難しい場合があります。

 

例えば、2gの銀の指輪で石が付いているような商品の場合、銀そのもの重さで言えば1g程になります。さらに、銀製品も金やプラチナと同様に100%の銀で作られているのでは無く、多くの商品で92.5%という品位の銀が使用されています。

 

そうなると、銀相場と照らし合わせると、買取金額としては数十円となってしまいます。このような価格帯である事が理由で、銀製品の買取は、それ自体が難しい事例が多くなってしまいます。

 

また、銀にも金やプラチナと同じようにインゴットと呼ばれる、売り買いに適した形状の製品はあるのですが、単価が安いため基本的には大きく重い物が主流で、金と違い簡単に持ち運びが出来ないため、一般的にはあまり流通していません。

 

銀の板の買取についての詳細をご紹介

 

銀製品 塊 買取改めて、買取をいたしました銀の板について、どのような査定であったのかをご紹介していきたいと思います。

 

今回の買取で、ネックレスや指輪のような小さな銀製品と違ったのは、ある程度の重さがあったという事です。

 

銀製品に関しては指輪やネックレスのような装飾品よりも、食器や置物のような商品である方が大きく重い物が多いため、買取出来る可能性が高くなります。

 

525gこれが銀の板の重さでした。

 

ただ、板の表面には526gという刻印が入っていて、実際の重さと1gの誤差がありました。たかが1gと思われるかもしれませんが、例えば金のインゴットの重さが表記と1gズレているのであれば、それは偽物の可能性が高く取り扱い対象外としていたと思います。

 

今までに、金のインゴットの取り扱いを何度となく行ってきましたが、刻印されているグラムと、実際に重さを量った際のグラムが0.1gでもズレている事はありませんでした。当然の事ではありますが、金のインゴットの製造というのはそれくらい正確に行われているという事です。

 

純銀では、インゴットでは無いにしても、刻印されているグラムと実際が違ってしまっている銀の塊とは、本当に銀で純度も画像にある通りに純銀なのでしょうか?銀の取り扱いには、このように金やプラチナ製品と比べた時の作りの悪さという難点もあるんです。

 

銀 買取 純度ですが、須賀質店には今までに行ってきた豊富な取引による経験則があります。今までの取引で銀のインゴットを買い取った際に、表記のグラムと実際のグラムでズレていた事がありました。この時の経験から、このズレは商品の真贋という点には影響は無いと判断する事が出来ました。

 

さらに、純度にしても見た目や、刻印を信じる事が出来るかどうかと言う点に於いて、問題無しと判断したため、買取金額をお客様に提示する事が出来ました。

 

買取金額の30,000円につきましては、やはり銀の買取は金やプラチナと比べてしまうと扱い難い商品であったため、正直に言って金やプラチナの買取と同じような査定とは行きませんでした。そのためか、お取引は成立せずにお客様は一度お帰りになられています。

 

ところが、少し時間を置いてもう一度いらっしゃったのでお話をお聞きしたところ、他店に行ってみたようで、そこの提示額が須賀質店の半値程度であったそうです。再度買取のご依頼をいただき、30,000円での買取となりました。

 

以上が銀の板という、少し珍しい商品の買取の詳細となります。

 

どのような商品にも、その商品に付ける事の出来る金額、買取査定というものがあります。全ての商品が同じ査定になるわけでは無いので、例えば100万円する時計が複数あったとして、その買取金額は90万円になる事もあれば、50万円、10万円、そして200万円になる事もあります。

 

その時々によって判断基準は色々違うのですが、それぞれの商品に付ける事の出来るギリギリの金額をご提示するようにしておりますので、売りたい物があってお困りの方は是非須賀質店にご相談ください。

 

金のインゴットの買取事例←はこちら

プラチナ製品の買取事例←はこちら

金の買取相場←はこちら

 

 

銀の板の買取を通してのまとめ

 

銀の板の買取をご紹介させていただきました。他店よりも高額な査定をする事が出来たため、今回は買取となりました。

 

普段取り扱わない商品であったりすると、査定をし慣れた商品よりも査定額が安めに設定されてしまったりします。

 

ですが須賀質店の買取では、そんな時でも出来うる限りは高価査定となるように心がけておりますので、是非買取のご依頼は須賀質店までお申しつけください。

 

須賀質店は、大正9年に営業を開始した老舗の質屋です。長年の経験や知識があるからこそ、高価査定で買取を行えていると自負しております。

 

ご利用を希望していただける方のために、須賀質店の店舗についてもご紹介をさせていただきます。

 

まずは本店の五反田です。JR五反田駅の東口を出ていただきますと、右手に歩道橋がございます。歩道橋を左手側に渡っていただき、歩道まで下りていただければ、そこから10m程の場所に須賀質店はございます。五反田駅からは徒歩1分程で到着します。

 

続いて渋谷営業所です。JR渋谷駅のハチ公口を出て、道玄坂の左側を上がっていっていただければ、大手チェーンのうどん店、ステーキ店が順番にございます。ステーキ店と同じ新大宗ビルの三階にございます。こちらの店舗は渋谷駅から徒歩5分程で到着します。

 

最後に池袋営業所です。JR池袋駅の西口北(旧北口)に出ていただければ目の前に見えるビルの一つ、恩田ビルの七階にございます。こちらの店舗は駅の目の前にございますので、駅からは徒歩1分以内といったところです。

 

簡単に道順の説明をしましたが、詳しくはサイト内の別のページにございますので、そちらもご覧ください。

 

五反田店にご来店を希望される方←はこちら

渋谷店にご来店を希望される方←はこちら

池袋店にご来店を希望される方←はこちら

 

 

以上の三店舗がございます。

 

貴金属、ブランド品、高級時計等々の様々な商品の買取を行っておりますので、是非須賀質店にご来店ください。

 

この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。質屋のシステムやビジネスモデルについて、初めてご利用する方にもわかりやすく解説することを心がけています。質屋でお金を借りることは、銀行や消費者金融からお金を借りる手法にはないメリットがあるのです。現役の質屋でしか語れない「質屋の便利な使い方」について、当Webサイトで解説しています。