iPad Pro MQEE2J/Aを買取 ~東京五反田の須賀質店~
須賀質店五反田本店で未使用のiPad Pro 64GB・シルバー色・MQEE2J型・△判定のお品物を買取ました。中古品として使用されている状態でしたが、大きなキズや画面割れ等が無いA級品扱いの36,000円で買取です。
近年スマートフォンやタブレット端末が爆発的に普及し、格安SIMの台頭で少しでも安く維持する方法の1つに中古端末があります。特にiPadやiPhoneなどApple製品は中古市場でも人気が高く、最新機種はかなりの高額で取引されています。
須賀質店でもお客様からのお問い合わせが多く、数年前から本格的に取扱いを開始・強化しております。スマートフォンよりはタブレット端末の方が日々の生活での必要性が低い為、質預かりでのお取引量は多いです。
一方買取取引においては、スマートフォンの買替時期に売却される方が多いからか、タブレット端末よりスマートフォンの方が取引量が多いです。タブレット端末は1度購入すると、スマートフォンより利用期間が長い事も要因の1つではないかと思います。
今回はタブレット端末で大人気のiPad買取についてわかり易く解説していきます。
iPadの買取事例と査定額の解説~高額査定を得やすい売却時期とは~
先ずは須賀質店での買取事例を紹介します(2020年12月買取事例)。
iPad Pro 12.9インチ | iPad Pro 11インチ | iPad Pro 10.5インチ | iPad Pro11インチ | iPad Pro11インチ |
MQEE2J | MXE62J | MQF22J | MU1V2J | MU0M2J |
64GB | 512GB | 64GB | 1TB | 64GB |
状態A | 状態A | 状態AB | 状態C | 状態B |
36,000円 | 70,000円 | 20,000円 | 10,000 | 20,000 |
2020年12月の買取取引数は5件でした。iPadはユーザーの用途によってサイズ、カラー、性能、容量等を選択する事ができる為、数多くの種類があります。
タブレット端末の中ではリセールが期待できますが、毎年新作が発売されるシリーズなので相場の下落スピードはかなり速い部類に入ります。
最新モデルと先代モデルでスペックを比較すると、「処理速度」や「ディスプレイの解像度」、「カメラ性能」、「駆動時間」などが大幅にスペックアップしていることも珍しくありません。
そうなると、中古品を買い求める方々も「少しでも機能性が優れている方が良い」と考える割合が多く、古い端末は状態が良くても売れ残ってしまうのです。
売れ残りを防ぐために、「性能は最新モデルに劣りますが、その分お買い得です」と中古品の価格訴求を行います。販売価格が下がるという事は、仕入れ価格(お客様から買取る金額)も下がりますので、買取相場が下がるという流れです。
中古市場の相場も発売から年月が経つほど下落していき、特に最新モデルが発売される時期には大きく相場が下がる傾向があります。
その為、新品や未使用品であっても発売から年月が経ってしまったお品物が高額買取となる可能性はかなり低くなってしまいます。場合によっては買取金額がつかない可能性も考えらます。
iPadやiPhoneなど新作の発売サイクルが早いお品物は、不要になったタイミングで素早く売却する事が高額査定への近道となります。
この記事を書いている須賀質店での失敗例として、お客様からiPad Airを買取させていただきました。当然、査定当日の相場に基づいて買取金額を提示し、状態も未使用品でしたのでかなりの高額査定となりました。
翌日買取ったお品物の売却準備を行ったところ、なんと相場が大きく下落していたのです・・・
須賀質店では買取金額もかなり頑張ってお付けしておりますので、残念ながらこのお品物は赤字となってしまったのですが、わずか1日で相場が下落する事もあり得る事を示す事例でした。
iPadの査定内容を解説
ここからはiPadの査定内容を解説していきます。まずは動作確認。電化製品ですのでここが一番重要で、動かなければどんなに最新モデルでも買取る事ができません。
電源が正常に入るか、プッシュボタンや音量調整ボタンに問題がないかを確認します。汚れによる固着であれば、店頭でブラッシングを行い改善する場合もありますが、万が一壊れてしまっている場合は大幅なマイナスとなります。
次にディスプレイの状態確認です。iPadはディスプレイが常に露出した状態ですので、キズや割れの症状が大変多いです。キズや割れがあると写真や動画の閲覧に支障が出て、直接タッチ操作をする際に怪我をしてしまうかも知れません。
対策としてディスプレイの保護シートを使っている方が多いですよね。キズを防ぐ点では非常に効果的ですが、床に落したり強くぶつけた際は、シートでも保護しきれずにディスプレイへダメージが伝わってしまう事が多々あります。
電源やボタン類と同様、場合によっては買取をお断りする可能性もある重要なポイントですので取扱いには十分ご注意下さい。
続いてカメラレンズの状態確認に移ります。ディスプレイより面積が小さいですが、確認ポイントはキズや割れの有無を同様に確認します。最新モデルでは本体からせり上がった状態のカメラレンズもあり、ぶつける可能性も高まってしまいます。
最近ではカメラレンズの保護カバーが売っていますから、取扱いが不安な場合はカバーを着用すると安心かも知れませんね。
最後にボディ全体の状態を確認します。裏面や側面にキズや凹みが無いかを確認します。角部分はキズや凹みの症状が多く、ぶつけやすい箇所ですので取扱い時は注意してください。
機能面において、ボディのキズや小さな凹みはボタン操作やディスプレイと比べて殆ど問題がないでしょう。しかし、単純に見た目の問題としてキズだらけのお品物は敬遠されますので、程度によっては査定額に影響を与えます。
また長年使い続けていると、バッテリーの劣化が避けられません。正常に充電できれば駆動時間が短くなってしまう事は許容されますが、バッテリーが劣化し膨張してしまう事もある様です。
査定時に確認した実例として、バッテリーが劣化による膨張をおこしてしまい、本体とディスプレイの間に隙間が空いた状態のお品物がありました。このような状態ですと、内部に埃や湿気が混入している可能性もありますし、何より安全に使用できる担保がありませんので取り扱う事ができません。このような症状にも十分ご注意下さい。
まとめ~iPad買取取引成立後に、お客様にお願いしている作業~
今回の記事では、iPad Pro MQEE2J/Aを買取について解説してきました。査定額にご納得いただけた場合は買取成立となりますが、お品物を買取る前に行っていただく作業が2つあります。
1つ目は画面ロックの解除です。指紋認証やFace ID、パスコードロックを設定されている方が多いと思いますが、買取後に操作できる様解除をお願いしております。
端末の初期化については、買取後に責任を持って弊社が行いますが、不安であれば事前に初期化を行ってお持ち込み下さい。
次に、【端末を探す】機能を解除しておく必要があります。この機能はiPadを紛失した際に位置情報を使用し探し出す機能です。
解除にはApple IDとパスワードが必要になりますので、ご来店前に予め確認をお願い致します。勿論、機能を解除した状態でお持ち込み頂いても大丈夫です。
最後に、各キャリアで購入されたWi-Fi+Cellularモデルの場合、一括支払済か、分割で滞りなくお支払い中の場合のみ買取る事ができます。分割払いのお支払いが滞っている状態は取扱い対象外となりますのでご注意下さい。
五反田本店、渋谷営業所、池袋営業所の各店舗で同様の査定を受ける事ができます。新型コロナウイルスの感染予防対策をして、お客様のご来店を心よりお待ち申し上げております。
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