金は磁石につくか?本物の24金・18金の特徴と確認ポイントを解説| 創業大正8年の須賀質店 | 高価買取なら創業大正8年の須賀質店
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金は磁石につくか?本物の24金・18金の特徴と確認ポイントを解説| 創業大正8年の須賀質店

最終更新日  2026年8月29日

「金のネックレスに磁石を近づけたら、くっついてしまった」そんな不安や疑問をお持ちではないでしょうか。結論からいえば、純金(24金)や18金といった本物の金は磁石につきません。ただし、「磁石についた=偽物」と決まるわけでもありません。

本記事では、金が磁石につかない理由から、磁石についた場合に考えられる原因や磁石テストの手順、磁石以外で真贋を判断する方法までを解説します。お手元の貴金属が本物かどうか気になっている方は、ぜひ最後までお読みください。

 

 

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金は磁石につくか?

結論からお伝えすると、本物の金は磁石につきません。純金はもちろん、18金などの合金も基本的に磁石には反応しません。ただし、それだけで偽物と決まったわけではありません。まずは、金が磁石につかない理由を、金属の性質から解説します。

 

金には磁石を遠ざける「反磁性体」という性質がある

金は「反磁性体(はんじせいたい)」と呼ばれる金属です。反磁性体とは、磁石を近づけたときに磁力をわずかに遠ざける(反発する)性質を持つ物質のことで、金のほかには銀や銅などもこれにあたります。

鉄やニッケルのように磁石に強く引き寄せられる「強磁性体」とは正反対の性質のため、本物の金に磁石を近づけても、くっつくことはありません。ただし反発する力はごくわずかなので、磁石を近づけたときに金が目に見えて動くことはほとんどありません。

 

純金(24金)も合金(18金など)も磁石にはつかない

純金(24金・K24)は、金の含有率が99.9%以上の、ほぼ金そのものの状態を指します。前述のとおり金は反磁性体のため、純金が磁石につくことはありません。

一方、18金(K18)は純度75%の金に、銀や銅などの「割金(わりがね)」を25%混ぜた合金です。割金として一般的に使われる銀や銅も磁石につかない金属のため、18金や14金といった合金も、基本的には磁石に反応しません。

つまり「金は磁石につくか?」という問いへの答えは、純金・合金を問わず「つかない」が原則です。逆に磁石についた場合は、金以外の磁性金属がどこかに使われている可能性を考える必要があります。

 

関連リンク:18金と24金の違いを8つの観点から徹底解説!最新価格や偽物の見分け方も

 

「磁石につかない=本物」ではない点に注意

一方で、「磁石につかなかったから本物」と安心するのも早計です。偽物の金製品には、真鍮(しんちゅう)や銅、鉛、タングステンなど、磁石につかない金属が使われていることも多くあります。特にタングステンは比重が金に非常に近く、精巧な偽物に悪用されるケースもあります。

磁石テストでわかるのは「磁石についたら、金以外の磁性金属が使われている可能性が高い」ということまでです。あくまで簡易チェックのひとつと考え、後述する他の確認方法と組み合わせて判断しましょう。

 

金製品が磁石についた場合のチェックポイント

「金製品が磁石についてしまった」という場合でも、すぐに偽物と決めつける必要はありません。実は、本物の金製品でも、部品や割金が磁石に反応するケースがあるためです。ここでは、磁石についた場合に確認したい4つのチェックポイントを解説します。

 

金メッキ(ゴールドプレート)が施されていないか?

金メッキ(ゴールドプレート)とは、真鍮やニッケルなどの金属の表面に、金の薄い膜をコーティングしたものです。表面は本物の金でも、内部の下地に鉄やニッケルといった磁性金属が使われていれば、磁石に反応します。

金メッキ製品には「GP」「K18GP」といった刻印が入っていることが多いため、磁石についた場合は、まず刻印を確認してみましょう。なお、金メッキ製品は偽物というわけではなく、メッキと明示して販売されています。

 

 

金張り(ゴールドフィルド)が施されていないか?

金張り(ゴールドフィルド)は、金の板を熱と圧力で下地金属に圧着したもので、金メッキよりも金の層が厚いのが特徴です。しかし、内部が別の金属である点はメッキと同じで、下地に磁性金属が使われていれば磁石に反応します。

金張り製品には「GF」「1/20 K18GF」などの刻印が入っているのが一般的です。見た目では本物の金と区別がつきにくいため、刻印と磁石の反応をあわせて確認しましょう。

 

ニッケルやパラジウムなどの割金が反応していないか?

18金やホワイトゴールドなどの合金には、強度や色味を調整するための割金が使われています。割金の多くは銀や銅ですが、白い輝きを持つホワイトゴールドには、ニッケルやパラジウムが割金として使われます。

このうちニッケルは磁石に強く引き寄せられる強磁性体のため、ニッケル割りのホワイトゴールドは、本物であってもわずかに磁石に反応することがあります。一方、パラジウム割りのホワイトゴールドはほとんど反応しません。

つまり、お手元のホワイトゴールドが磁石にわずかに反応したとしても、偽物とは限りません。割金の種類による自然な反応である可能性も十分にあるため、刻印やほかの方法もあわせて確認することが大切です。

 

アクセサリーの留め具が反応していないか?

ネックレスやブレスレットの留め具(クラスプ)には、開閉のためのバネが内蔵されています。このバネには強度が求められるため、ステンレスや鉄などの磁性金属が使われていることが少なくありません。そのため、チェーン部分は本物の18金なのに、留め具だけが磁石に反応するというケースはよくあります。

磁石テストを行う際は、製品全体をまとめて調べるのではなく、チェーン部分・トップ部分・留め具部分と、部位ごとに分けて反応を確認するのがポイントです。留め具だけが反応する場合は、本体は本物の金である可能性が十分にあります。

 

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金が本物かどうか磁石で確認する手順

磁石テストは、金製品を傷つけることなく、自宅で試せる最も手軽な確認方法です。ここでは、実際の手順と判断基準を紹介します。用意するものは、磁力の強い磁石です。ネオジム磁石がおすすめで、100円ショップやホームセンターで購入できます。

手順は、まず金製品を机など平らな場所に置き、磁石を製品にゆっくり近づけて、引き寄せられるかどうかを部位ごとに確認するだけです。

結果は次のように判断します。強く引き寄せられる場合は、内部に鉄やニッケルなどの磁性金属が使われている可能性が高く、金メッキ製品や偽物の可能性があります。わずかに反応する場合は、割金や留め具が反応しているだけの可能性があるため、どの部位が反応しているかを確認しましょう。

このように、磁石テストは手軽にできる反面、単独で真贋を判定できるものではありません。結果はひとつの目安として、次に紹介する方法と組み合わせて判断しましょう。

 

金の真贋を磁石以外で判断する方法

磁石テストだけでは、金の真贋を確実に判断することはできません。ここでは、磁石以外で本物かどうかを確認する4つの方法を紹介します。複数の方法を組み合わせることで、判断の精度を高められます。

 

金製品の刻印を確認する

金製品には多くの場合、純度を示す刻印(ホールマーク)が打たれています。代表的な刻印は、純金(純度99.9%以上)を示す「K24」「999」、18金(純度75%)を示す「K18」「750」、14金(純度58.5%)を示す「K14」「585」などです。

「K18GP」(金メッキ)や「K18GF」(金張り)の刻印があれば、内部は別の金属です。また、「18K」のようにKが後ろに刻まれた「アトK」と呼ばれる刻印は海外製品に多く、実際の純度が表示より低い場合もあるため注意が必要です。

日本の造幣局による検定マーク(日の丸のホールマーク)があれば信頼性は高いといえますが、刻印自体が偽造されているケースもあるため、刻印だけで本物と断定するのは避けましょう。

 

変色がないか確認する

金は化学的に非常に安定した金属で、空気中で酸化や腐食がほとんど起こらず、変色しにくいのが特徴です。製品に緑や黒っぽい変色(緑青やくすみ)が見られる場合は、銅などを多く含む偽物であったり、メッキが剥がれて下地の金属が露出していたりする可能性があります。

ただし、18金などの合金は割金の影響で経年により多少色味が変化することもあるため、変色だけで偽物と断定はできません。他の確認方法とあわせて判断しましょう。

 

金属の比重を確認する

金は非常に重い金属で、比重(同じ体積の水と比べた重さ)は約19.3もあります。18金でも約15前後あり、偽物によく使われる真鍮(比重約8.5)などとは重さが大きく異なります。比重計があれば、水を使って製品の比重を測定し、純度の目安を確認できます。手に持ったときに見た目のわりに軽く感じる場合は、偽物の可能性を疑いましょう。

ただし、金とほぼ同じ比重を持つタングステン(約19.3)を使った精巧な偽物も存在するため、比重の測定だけで真贋を完全に見抜くことは難しい点も覚えておきましょう。

 

関連リンク:金の比重とは?密度や純度を見極める計算方法を解説!

 

金買取業者に査定を依頼する

最も確実なのは、金買取の専門業者に査定を依頼することです。専門の買取店には経験豊富な鑑定士が在籍しており、比重計や試金石、X線分析装置などの専門機器を用いて、金の純度や真贋を正確に判断してくれます。

「偽物かもしれない品を持ち込むのは気が引ける」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、真贋の確認は買取店にとって日常的な業務のため、遠慮する必要はまったくありません。多くの店舗では査定を無料で行っているので、自分で確認して判断がつかない場合は、プロに任せるのが安心です。本物であれば、その場で現在の買取価格もわかるため、売却を検討している方にもおすすめです。

 

関連リンク:金を売るならどこがおすすめ?買取業者の選び方や高く売るコツ、手数料や税金について解説

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まとめ

本物の金は反磁性体のため、磁石にはつきません。ただし例外もあるため、磁石テストは手軽な確認方法と考え、他の方法と合わせて判断しましょう。

それでも判断に迷ったら、プロの査定を利用するのが確実です。創業大正8年の須賀質店では、経験豊富な鑑定士が金・貴金属・ブランド品の査定を無料で行っております。

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この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
代表鑑定士。会社員経験後、実家で質業の経験を積み、平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。金・腕時計・高級ブランド品の買取を中心に幅広く取り扱い、買取の実績は累計88,000件以上。全国のオークション市場に出入りし、最新の商品相場と流行商品の情報を収集しながら、高価買取を実現するためのノウハウをわかりやすく解説、説明してしています。